1.問題意識
美術やデザインの素養が入学前になかったとしても、いつからでも学べる(門戸が開かれている)美術大学がある。武蔵野美術大学の造形構想研究科もそのうちの一つである。本記事では、当該、研究科についてまとめることとする。
2.調査
(1)どんな研究科か
HPによると、美術大学として培ってきた、創造的思考力と批判的思考力を持って、「プロジェクト実践型のカリキュラム」により、社会問題の解決や新しい仕組みづくりにおけるリクエイティブリーダーシップを身に着け、企業の経営管理者や起業家などを育成する研究科のようです。また、これまで、美術・デザインの専門教育を受けていない学生にも配慮した、集中講義があるようです。
カリキュラム特性 : プロジェクト実践型のカリキュラム
(美術・デザインの集中講義あり)
対象者 : 経営管理者・起業家
(2)教育理念
教育理念 : 人間的自由に達するための美術・デザイン追求
(総合的な人間形成)
(3)教育目標(修士課程の記載)
教育目標 : 広く社会問題の解決や新たな人類価値の創出を行いうる柔軟な発想や構想力を有し、かつそれを高度に実践できる実行力、推進力、牽引力を備えた人材の養成
(4)入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)
受け入れ方針 : サービスデザインやデザインビジネス分野において、リーダーシップを発揮して新たな社会的価値や事業構想を具現化するための基礎的な能力・経験を持つ人
(5)学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
学位授与方針 : ①所定の単位(合計30単位)を修了、②修士論文または修了制作の審査
授与学位:修士(造形構想)
(6)どんなカリキュラムか
(7)シラバスの具体的なカリキュラム内容を調べる
(8)学習計画
私が、仮に入学した際に履修したいと思った、授業は、下記になります。
1.造形構想基盤演習Ⅰ
2.造形構造基盤演習Ⅱ
3.造形構想基盤演習Ⅲ
4.クリエイティブリーダーシップ特論Ⅰ
5.造形構想研究指導Ⅰ
6.Creative ResearchⅠ
7.Creative ResearchⅡ
8.Creative ResearchⅢ
9.産学プロジェクト実践研究Ⅰ
10.産学プロジェクト実践研究Ⅱ
11.地域デザイン論Ⅰ
12.地域デザイン論Ⅱ
13.サービスデザイン論Ⅰ
14.サービスデザイン論Ⅱ
15.サービスデザイン論Ⅲ
16.日本美術史研究
17.デザイン史研究
18.スタートアップ特論
3.結果
本記事では、武蔵野美術大学の造形構想研究科について調べました。調査結果は、以下の通りです。
・カリキュラム特性
プロジェクト実践型のカリキュラム(美術・デザインの集中講義あり)
・対象者
経営管理者・起業家
・教育理念
人間的自由に達するための美術・デザイン追求(総合的な人間形成)
・教育目標
広く社会問題の解決や新たな人類価値の創出を行いうる柔軟な発想や構想力を有し、かつそれを高度に実践できる実行力、推進力、牽引力を備えた人材の養成
・受け入れ方針
サービスデザインやデザインビジネス分野において、リーダーシップを発揮して新たな社会的価値や事業構想を具現化するための基礎的な能力・経験を持つ人
・学位授与方針
①所定の単位(合計30単位)を修了、②修士論文または修了制作の審査
・授与学位
修士(造形構想)
4.新たな問題意識
調査を行って、私が入学した場合の履修カリキュラムの作成を行いました。あらたな問題意識として生まれたのは、具体的なカリキュラム内容です。シラバス検索を行って確認ができますが、次回は、これを調査したいと感じました。