Hubbleの広報PR ーシリーズB資金調達 1stクローズを終えて
こんにちは。Hubble広報PRの池田です。
先日、当社はシリーズB 1stクローズの資金調達を発表しました。
また、資金調達のニュースは日経新聞でも取り上げていただきました。
今回、調達PRの一環として、経営メンバー+人事、広報のnoteリレー投稿を行なっており、全10回のうちの第9回目となりました。無事に全メンバーの公開の目処が立ち、「ついに自分の順番が回ってきた…!」と緊張しながらこの記事を書いています。
広報PRは裏方だと思っているので、錚々たるメンバーの中こうして自分が自分の言葉で記事を書くことは恐れ多いのですが、折角の機会を頂いたので、今回の調達リリースで行ったことや感じたこと、私から見たHubbleについて書きたいと思います。
このnoteでは、
Hubbleの広報PRに興味のある方
これからシリーズBの調達を迎えるスタートアップ広報PRの皆様
また広報PRでなくともHubbleという会社について興味のある方
へ向けたメッセージをお届けできればと思っています。
大した内容ではないかもしれないし、今回の調達においては広報PRとしてまだまだ反省すべき点はあるのですが、読んでくれている方にとって少しでも有益な情報になれば嬉しいです。
はじめに
本題に入る前に、少しだけ自己紹介です。
私は2022年の3月に1人目広報PRとしてHubbleに入社しました。その時HubbleはちょうどシリーズAの調達を控えているタイミングで、入社最初のミッションが調達リリースのPRでした。(いま思い返してもすごいプレッシャーだった…。笑)そんなことをまとめている記事もあるので、よければご覧ください。)
それから約2年半が経ち、今回シリーズBの調達がありました。
シリーズB調達のPRでやったこと
まず、数ヶ月前からシリーズBの調達を行うことを事前に把握しておき、自身のKPIにも入れていました。
今回の調達では「事業へのインパクト」と「採用」を目的に据え、調達〜着金〜発表までが見えてきた段階で、本格的に戦略立案やスケジュール、発表までの計画等を立て始めました。行ったことは主に以下です。
目標設定
具体的なスケジュール決め、企画/戦略立案、実行
各部署、社外との連携
メディアへのアプローチ戦略、実行 などなど
またここに書いているもの以外に細かなタスクも山ほどあり、挙げればキリがありません。
実際のアウトプットとしては、プレスリリースや経営メンバー他によるnote記事施策、VCとの対談企画、メディアへのアプローチなどを行いました。
結果として、プレスリリースも無事に公開することができ、note施策も無事終わりに近づき、日経新聞でも取り上げていただけるなど、目標としていたものは達成できたと感じています。
こうしたことをほぼ1人で行い、ディレクションし、自分の裁量で、判断で、社内外のステークホルダーと調整しながらプロジェクトを動かしていくことはシリーズAの時と同様に相当なプレッシャーでしたし、むしろステークホルダーが増えたことでより難しくなったなと思う場面もありました。
調達に際しては諸先輩方の素晴らしいnoteが沢山出ていますし、広報PRの方であれば大方察しがつくと思うので、今回は割愛し、このnoteでは私が意識していたことなどを書き残したいと思います。
あらためて感じたこと
思い返すと、スタートアップに入社して早2年半、広報PR(特に1人広報・PR)においてはコミュニケーション力は大前提必須、加えて折衝力や発信力も大事だと学びました。もちろん言うまでもなく協調性も大事です。これらはどんな施策を進める上でも絶対必要だと感じます。
そしてこれはその場限りでは説得力がなく、日々の積み重ねがあってこそ。
また、広報PRのアウトプットは会社としての発信となるので、必然的に経営陣やマネージャーなどとの会話が多くなります。そうした方々とコニュニケーションを図る上で、必ずしも具体になっていない場面も多くある中「この人は何を伝えようとしているのか?(もっと言うと、これを受けてどんなアウトプットを期待しているのか?)」までを察し、想像し、時には議論しながらきちんと自分に落として形にして実行する力。当たり前のことかもしれませんが、ただ言われたことをやるだけでなく(もちろん与えられたミッションを最後まで遂行することは必須ですが)、こうしたこともとても大事だと思っています。
そうした上で、施策を進めるためには時には思い切りや多少の強引さ、粘り強く諦めない精神も必要で、意思決定も自分でしなければならない環境下で責任感を持って自分がオーナーシップを持って進めていく。
もちろんこれが間違っていないか?と常に不安だし、何か大きな抜け漏れがないか、などの心配も常に付き纏います。
でもそれも含めてドライブしていくことを楽しむ。(あと根性!)
そんなことを意識していた気がします。
また会社も何かあればそれも全部ひっくるめて寛容的に理解を示してくれるし(もちろんミスは許されないけど)、良いものは良いとむしろ背中を押してくれる。
そんな素晴らしい環境で、本施策も進めることができたと感じます。
(本当は「この施策の時はこんなことがあってこの方に相当助けていただいたし、この件では〇〇さんの意見が大変参考になったし、ここの調整が大変だったけど、めちゃくちゃ感謝しかない」みたいな話まで語りたいのですが、それをすると長くなりそうなので、ぜひ対面でお話しさせてください。笑)
Hubbleという会社
ここで、今回の調達に際して感じた思いから、私が働くHubbleという会社についても少し触れたいと思います。
これを語る上で欠かせないのは、当社のPurpose&Valuesで掲げている「人間性の好循環」。これに尽きるな、と心から感じています…!
みなさん日々の業務があり多忙な中、相談をすれば親身になって答えてくれるばかりか、真剣に取り組んでくださる。
これは同じくPurpose&Valuesにも掲げられている「自律に基づくチームワーク」にも通ずるところがあると思っています。
それに直接的に業務の関わりがなくとも様子を聞いてくれる人もいて、理解を示してくれるばかりか労ってくれる。
Hubbleは本当に良い人が多いです。
私はこのキャリアを通じて、「広報PRは一人ではできない。みなさんに協力いただいてこそ成り立つ」という想いでやってきましたし、入社当時からそういう発信をしてきたつもりです。
実際、周りの皆の力がなければ本当に何もできないし、上手くいかない。
けど、Hubbleは経営陣をはじめ社員の皆さんもめちゃくちゃ理解があるし、協力してくれる。そんな会社です。思い返しても本当に感謝しかありません。
(余談ですが、家で夫に会社の話をすると、いつも「Hubbleは本当に良い会社だね」と言ってもらえます。自慢です。)
私は今回このようにフォーカスいただく機会をもらいましたが、他部署の方々も日々沢山の業務を行なっている中で素晴らしい成果を上げられています。当社の公式noteで社員インタビューを公開しているので、そちらもぜひ読んでほしいです!
また、当社の人柄の良さ、その飾らない人間性はプロダクトにも表れていると感じます。
私はメディアとのリレーションだけでなく、各種イベントやユーザー会、展示会に行ったり、ウェビナーの司会なども行なっていて、お客様と直接お話する機会も多くあります。広報PRという職種柄からかもしれませんが、プロダクトや会社の話をするとこちらが元気をもらえるような反応をいただくことが圧倒的に多いです。
そしてユーザーのみなさまも本当に素敵な人が多い!ユーザー会のあの雰囲気、大好きです。
まだユーザー会に来たことがない方は、是非一度お越しください。
とりとめのない文章になってしまいましたが、私が日々メンバーや会社に感じていること、そしてHubbleの魅力が少しでも伝わっていれば嬉しいです。
まとめ
今回の調達では反省点もたくさんあります。結果的にプレスリリースも無事発表でき、日経新聞にも取り上げていただき、YOUTRUSTでも特集を組んでいただき、SNSでもたくさん拡散していただいたし、note施策も無事に終わりそう。でもまだまだやれることはあったはず。そんな思いもあります。
今回の資金調達はシリーズB 1stクローズとなり、今後2ndクローズやC、Dと続いていきます。
調達はスタートアップにとって最も重要な分岐点の一つであり、トレンドが変わらない限り、それは広報PRにとっても同じです。会社が成長し、事業が伸びていく中で、広報PRも回を重ねるごとに成長していかなければと強く思います。
最後に
HubbleはシリーズBの1stクローズを終え、主な資金をプロダクト投資に用います。当社を取り巻く環境は日々刻々と変化し、苦しい思いをしていたりすると、自分が今どこに向かって走っているのか分からなくなったりすることもあると思います。けど、広報PRとして、Hubbleというプロダクトは皆さんの契約業務を変えると信じている。ワクワクするようなアップデートも控えています。
プロダクトを信じ、会社や仲間を信じ、これからも成長を続けていったその先には明るい未来が待っていると確信しています。
今回の調達に際しては、既に経営メンバーが熱い思いを語っていますので、是非読んでほしいです。(私からは内容について大まかな希望しか出していなかったのですが、皆さんそれぞれの立場からそれぞれの視点で熱い想いを書いてくださっていて、胸熱です。)
そして最後になりましたが、この場を借りて協力してくださった社内外の方々へ感謝とお礼を伝えさせてください。
経営陣をはじめ、社内メンバーはもちろん、親身に相談に乗ってくださったり心優しく企画に協力いただいた社外の方々、そしていつも相談に乗って下さり、諦めかけた時でも常に冷静に一緒に次の一手を考えてくれた上長の酒井さん、皆さまの力添えなくして今回の調達PRはありませんでした。本当に本当にありがとうございました!!
現在、Hubbleでは2人目の広報PRを募集しています。
この記事が背中を押すかは分かりませんが、「話を聞いてみたい!」と思った方、ぜひお気軽にまずはカジュアル面談でお話ししましょう!!