「褒める」という行為のハードルを下げると
相手や自分を「褒める」
頻繁にしていますか?
たまにしていますか?
それとも全くしていませんか?
今回は
参加した研修で印象に残った
「褒める」ということについて書いていきます。
タイトルにもある通り
「褒める」という行為に対して
高いハードルがあるため
素直に称賛できない人って多いと思います。
しかし
「褒める」ことにより
相手や自分の自己肯定感が高められ
結果的に良好な人間関係が築けるのです。
そのために
「褒める」ことには3つの段階があることを知りましょう。
1 できたことを褒める(レベル:低)
これは誰しもがする一般的な褒めです。
良い点数ですごいね
優勝してすごいね
合格してすごいね
↑のように結果を称賛するものです。
誰もがしがちですが
褒め方レベルでいうと一番下です。
そして、できたことしか褒めないと
その対象は結果しか重視しなくなってしまいますので注意が必要です。
2 がんばりを褒める(レベル:中)
これは結果ではなく、過程や取り組みを称賛します。
たくさん勉強して偉いね
大きい声で応援してて偉いね
↑のような感じです。
この場合、結果ではないため普段から対象を観察し、その変化に気づかなければなりません。
初対面の人や関係の浅い人に対して行うのはなかなか難しいかもしれませんね。
3 当たり前を褒める(レベル:高)
最後は、褒めのハードルを思いっきり下げて当たり前のことを称賛します。
自分で起きて偉いね
学校きて偉いね
遠くまで出勤してて偉いね
↑のように、当たり前に行なっていることすら実は物凄い偉いことなんだと認識する必要があります。
目標が高い人や、厳しい人は
ばかばかしい
と感じたかもしれませんが
当たり前を褒めることが一番大切であり、難しいのです。
これをすることで
相手だけでなく自分に対しても
寛容になれます。
幼い頃を思い出してください。
二足で歩けただけで親戚中が大喜びしてくれた
言葉を発しただけで両親が大喜びしてくれた
ちょっとお手伝いをしただけで褒められた
少しのことでも褒めてもらえましたよね?
しかし、歳を重ねるにつれてどうでしょう。
良い結果を出したとしても逆に厳しい言葉を言われる。
なんてこともありますよね。
そのせいで
みんな「褒める」ことのハードルが上がりすぎです。
当たり前のことを褒めることができれば
ストレスの多いこの時代に
ノンストレスに近い状態で生活できるのです。