緊急事態宣言〜その時の現場の様子

昨日、夕方に安倍総理が緊急事態宣言を出した訳ですが、その時学校では何が起きていたのかを書いていきます。

前回の休校要請とは違い、今回は事前に予告というか話題になっていましたので

数日前から現場でも

7日に出るぞ

と話題になっていました。

そして迎えた7日は

朝の職員集会で

本日、緊急事態宣言が出ることがほぼ確実になっています。明日の入学式、始業式はやる予定ですがその後は休校になる可能性が高いです。

という連絡がありました。

そうです。

ほとんどの学校は本日8日が

新年度のスタートなのです。

新しいクラス、学校が始まるわけです。

初日に顔合わせて休校になるのか〜
なんか複雑だなあ…

と思っていました。朝の段階では。

凄いのは各都道府県、市町村の行政です。

前回の突然の休校要請では

完全に後手に回ってしまったので

今回は緊急事態宣言が出る前に

既に対応を決めている所がほとんどでした。

いやー本当に、管理職の方々や関係機関の方々は大変だと思います。

まあ、そんな朝の連絡がありましたが

我々は次の日に向けて

教室や体育館の準備に追われていました。

この作業は本当に時間掛けます。

1年のスタートを飾るこの1日を最高の形で迎えたい、そんな思いが各教室から職員の顔から伝わりました。

そして、時刻は14時。

ここで準備中の職員が全て集められました。

そこで8日の式後は休校になることが伝えられました。

緊急事態宣言が出る前でしたが、それを告げられました。

しょうがないな!

と思い、また準備に戻りました。

こういう作業をしている時って時間の流れがとにかく早い!

気付けば時刻は18時です。

ここでまた職員が集められました。

何やら首脳陣たちは動揺を隠せない様子。

そこで告げられたのは

明日(8日)の入学式、始業式は中止

ということでした。

どうやら市の教育委員会から通達だったようです。

この一報に、職員室はため息に包まれました。

がっくり肩を落とす人、なんだかよく分からなくなって笑い出す人

状況は分かっていたけど、みなショックは隠せませんでした。

そこから旧クラスに連絡網を流し

回り切ったところで

じゃあ仕方ないね

とみなさん帰っていきました。

とにかくバタバタした1日でした。

現在の国内の感染状況を見ても

この措置は仕方ないし、一刻も早く終息を願うばかりですが

だとしても言いたいのは

なぜもっと早く言わないんだ??

ということです。

別に批判とかではありません。

色々考えての決断なのは充分分かっています。

だとしても8日は各学校が入学式や始業式をする

ということは分かっていたはずです。

なぜ、直前だったのか…

こればかりは疑問に思ってしまいます。

と、まあ不満を口にしても何も始まりませんから

まずは1人1人が今以上に高い意識を持って

感染拡大を防ぎ、終息の時を待ちましょう。


#緊急事態宣言
#現場で起きたこと
#学校

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