宿題をやる意味とは
最近話題になっています。
イチローさんの授業の動画です。
子供達の質問にイチローさんが答えていくのですが
その中で
なんで宿題ってやるの?
みたいな質問が出たのです。
イチローさんは思わず
うーーん
と唸り、迷いながらも
やりたくないことをやらないと生きていけない
大人になったらやりたくこともやらなくてはならいないから
その訓練
というような回答をしていました。
野球界のレジェンドであるイチローさんの回答ですが
正直言って私は納得しませんでした。
宿題はやりたくないことをやるための訓練ではありません。
宿題の意図は様々ですが
授業の予習や復習
家庭学習の定着
学習時間の確保
などの理由があります。
そして大事なのはなぜやるのかってことです。
残念ながらほとんどの宿題は
学校や塾から出される
いわば受け身の宿題です。
子供たちにはやる、やらないのは選択肢はなく
やらなければ何かしら都合が悪くなります。
本来ならば自主学習という形にして
子供達が自ら課題を見つけてそれに取り組むのが理想です。
だとしてもです。
宿題を出す側の大人は、その意図をはっきりと子供たちに伝えるべきです。
そして、理想を言えば
イチローさんにはこう答えて欲しかったです。
僕にとっての宿題は毎日の野球の練習だった。
僕はそれをやりたくないと思ったことは一度もなかった。毎日の努力を積み重ねたおかげで誰も到達できないところに行くことができた。確かに宿題は嫌かもしれない。けれど、その困難に前向きに取り組める人、逃げない人は絶対に力をつけることができる。勉強は何も学校の課題だけではない。自分の好きなことに打ち込んだり、調べたりするのも立派な勉強なんだ。
こんな感じで(笑)
まあとにかく言いたいのは
宿題は大人になるための訓練ではない
ということです。
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