良好な人間関係の築き方

最近授業で取り扱っている内容で

良好な人間関係の築き方について

考えさせられることがあったので書きます。

人間関係を築くのが苦手という方は

是非お読みください。

良好な人間関係を築くために必要なのは

批評し合うことです。

批評とは、自分なりの価値判断で根拠を明確にして物事を評価することです。

つまり、良好な人間関係を築くためには

お互いに、自分なりの価値判断で根拠を明確にして物事を評価し合うこと

が大切です。

例えば、一緒にご飯を食べた時

おいしいね

うん、おいしい

という会話は批評し合うとは言えず

これは、素材の味が生きてておいしいね

そうだね、味付けも薄めだから好みだな

というのが批評し合うといえます。

批評し合うことは意見が合わない場合でも有効です。

この料理、味が薄くてなんか物足りないんだよね

そうかな?その分、飽きずに食べれていいと思うけどな

というような具合です。

まあようするに

相手の意見を100%肯定する必要はないよってことです。

肯定しなくても良いから受け入れるのです。

あなたは正しいよ

という必要はありません。

それがあなたの意見なんだね

と受け入れればいいのです。

最近では、肯定することや褒めることが

正しいという理論が多いのですが

それが全てなのではなく

そもそも、相手の意見を認めてあげることが重要なのです。

認めてあげた上で

賛同するなり、修正してあげるなり

会話の発展があります。

そして、この批評し合うという作業を繰り返すことで

互いの本音をストレスなくぶつけ合うことができるようになります。

時には相手の欠点を伝えてあげることもできるでしょう。

相手もそれを受け入れてくれて、自分の欠点も指摘してくれる

そんな関係は

とても良好である

と言えるのではないでしょうか。

では、批評し合うことを避け続けるとどうなるのかというと

互いに相手の考えに上辺だけ合わせる薄っぺらな関係になってしまいます。

怖いのです。

本音を言って嫌われるのが

だから言えません。

そのため、相手の機嫌を取るだけになってしまいます。

これは目上の人や、上司との関係でも言えるのではないでしょうか。

あなたがYESマンであれば、賛同者として認められるかもしれませんが

本質的には自分の味方であるコマの一つ

に過ぎないかもしれません。

それは自分にとって不都合ですよね。

であれば

言われたことに対して

自分はこう考えますね

と主張することが大切でしょう。

それができれば

相手にとって

自分を肯定してくれる人間

から

意見をくれる人間

へとレベルが上がります。

本当の意味で信頼されているのは

後者ですよね。

さて、まとめですが

良好な人間関係を築くためには

批評し合うこと

互いに自分の価値判断で根拠を明確にして物事を評価し合うこと

互いの考えを認め合うこと

それさえできれば

人間関係で苦しむことも減るでしょう。

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