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人修羅のデザインモチーフについて調べてみた


概要


■真3キャラデザ全般について
金子一馬「全体的に色っぽい、というか艶っぽくしたかった」(電撃ドットコムインタビュー 『真・女神転生III-NOCTURNE』)

■人修羅のデザインについて
〇タトゥー
・全身のタトゥーのようなものはシャーマンをイメージして施された。
(悪魔や神様は、元をたどれば自然のメタファー。
そこから、悪魔=自然を操るひとつ超えた存在、なにかしら異界との接点を持つ一種のシャーマンの発想)
※シャーマン=霊と直接的に交わる能力をもって治療・予言・悪魔払いなどをする人。日本では「みこ」「いたこ」「ゆた」などがその例(電撃ドットコムインタビュー 『真・女神転生III-NOCTURNE』)

・タトゥー(文身)のモチーフはストゥーパ
「実はデザインの一部はストゥーパをモチーフにした」
「ストゥーパの宝珠らしきものが腹部、背中、肩、掌に見られる。ストゥーパには「宝珠」「半月」「三角」「円」「四角」の5要素で成り立ち、同時に宇宙も意味している。主人公の身体そのものも、ひとつの宇宙として見て取れるだろう」
「このうち「宝珠」「半月」「三角」の3つをモチーフにしたデザインが主人公の腕部、腹部、脚部に確認できる。ほかのふたつの要素は衣服で隠れているのかもしれない」(真・女神転生グリモア)

→ストゥーパとは?

高城石材 > 第4回 卒塔婆に関する豆知識より引用。リンクはページ下部より

「卒塔婆はもともと、古代インドの言葉でストゥーパという言葉を音訳したものです。ストゥーパとは、仏塔とも訳され、お釈迦さまの遺骨を納めた塔のことをいいます。お釈迦さまが入滅すると、遺骨が8つに分けられ、8つの国に遺骨を安置するための塔が建てられたのです。後には、お釈迦さまだけではなく、高僧が亡くなってもストゥーパを建てるようになりました。」(高城石材 > 第4回 卒塔婆に関する豆知識)

・タトゥーの色は歌舞伎や中国の京劇の隈取モチーフ(のよう)
色ごとに意味があり
黒=神仏や鬼畜の化身(歌舞伎)、謹厳実直で勇猛果敢な性格(京劇)
緑=凶暴で邪悪な性格
(真・女神転生グリモア)

・電子回路モチーフ?
どこかで人修羅のタトゥーは電子回路というような情報を見た気がしたけどソース不明
「デジタルな感じにしたくて、主人公をパソコン人間みたいなデザインにしてたんですよ」のコメントから?(金子一馬画集付属 言文録Ⅲ)

作品には無関係だけど、肌に電子回路をプリントできる技術↓
これで直接悪魔召喚プログラムをプリントしたら人修羅っぽそ~
https://gigazine.net/news/20201023-print-electronic-circuit-directly-skin/

〇後頭部に付いている突起物について
・脳の器官の一部で、それがマガタマによって覚醒する、という設定。
(髪色と同じ黒ではなく、色味にこだわりが。予約特典のフィギュアでは、製造している中国まで行って指示するほど)(電撃ドットコムインタビュー 『真・女神転生III-NOCTURNE』)

「どこかの進化の分岐点において捨て去ってしまった器官が主人公の首のヒレみたいなものやマガタマであるという設定にした」(真・女神転生III-NOCTURNE Special DVD ~創造の軌跡~の金子一馬インタビュー?)

・マガタマは悪魔の力を結晶化したもの(真・女神転生グリモア)

・名称は「装着痕」?
ソース不明。これから本とか漁りますが、ご存じでしたら教えてください~~




その他
・ゲームオーバー演出は、実際に臨死体験をした人に話を聞くと、必ずトンネル表現が出てくるんですよね。そして最後、光の玉に向かって行くていう…。


いろいろな情報をくれたフォロワーさんたち、ありがとう!

ソース:
電撃ドットコムインタビュー 『真・女神転生III-NOCTURNE』
https://dengekionline.com/soft/recommend/megaten3/
魚拓
https://megalodon.jp/2023-0527-0913-43/https://dengekionline.com:443/soft/recommend/megaten3/

高城石材 > 第4回 卒塔婆に関する豆知識
http://www.takajo.jp/mamechishiki/第4回 卒塔婆に関する豆知識/

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