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アメリカで骨折

数週間前に、家族が骨折しました。私自身も家族も、今まで骨折したことはないし、おまけに今アメリカ在住なので、日本とは何か違いがあるかな?と思い、記録として書いてみたいと思います(長いです)。

経緯
骨折当日(日曜日):
友人と出かけたカナダにて右足をぶつける。本人が運転して帰宅。

2日目
予約がいらない整形外科に電話し、ナースに会う。X-ray(レントゲン)取って骨折確定するが、CTも必要と言われる。自分で運転しないように、と言われる。

3日目:CTを撮るために、別の大きな病院へ。

4日目
CT の結果を聞きに、元の病院へ。今回は医師に会い、折れ方がよくないので金属を入れる手術が必要と言われ、1週間後に決まるが、時間は前日まで分からないそう。事前に数種類の薬が処方されるが、強い痛み止めのみを、自分の薬局で、私がピックアップして帰る。当日手術で、自宅療養。入院無し。

10日目
手術時間の連絡がないため、こちらから電話。手術開始時間は分かったけれども、その他詳細は当日に聞いてくれ、と言われる。全身麻酔のため、夜以降絶食。2時間前までは砂糖やミルクの入ってない飲み物16ozまではOK。

11日目
手術時間より早く到着。本人は、待合室で待たなくていいというので帰宅。
受付の説明によると、1時間半後に手術室へ、手術は1時間15分の予定で、手術後に執刀医から電話がかかるそう。その後目が覚めたらピックアップ(大体30分)。ほぼそのスケジュールの通りに進行し(進行状況がテキストメッセージで入る)、担当医から手術は成功した旨、電話を受ける。迎えに出ようかと聞いたら、もう一度ナースから電話が入るのを待つように指示される。
出事前に電話がかかってきてから30分以内の距離に待機してほしい、と言われていたので、ナースの電話を受けてから出発。20分ほどで到着したが、本人はまだリカバリールームでクッキーと飲み物をもらっていた。
注意点を書いた紙を渡され、Low Dose Aspirin(81㎎)を6週間飲むように、と言われる。痛み止めとしてではなく、血栓防止なので、こちらは必須。それ以外にも、体を動かさないから便秘になるので、下剤も飲むように指示される。下剤の話は聞いていたけど、必須の方は初めて聞いたので、そういうことは事前に教えてもらいたいなあ、と思いつつ、患者を乗せて、また薬局へ。
当日は、塗った麻酔?も12時間ほど効いているそうなので、意外と元気そう。痛みも少なく、仕事もしていたのだけど、日付が変わるころから痛み出し、処方された痛み止めを飲んでいたようだ。足を上げていると比較的痛くないようだけど、その姿勢を保つのに別の場所が痛いようで、中々難しい。
その後、3日ぐらいは常に痛み止めをのんでいて、1週間ぐらいは断続的に痛みがあったようだけど、それなりに慣れてきた様子。

22日目(今ここ):
術後チェック?の予約が入っていたが、医師が病気の為、明日に移動。

こんな感じできているのですが、今後の(分かっている)予定では、術後6週間はキャスト、その後4週間はプラスティックのガンダムっぽい奴で固定の予定。そして、その後はリハビリが入るので、普通に歩けるのはいつか、また山に戻れるのはいつか、そのあたりは未知。聞いた話ではあるけど、マウンテンバイクでアキレス腱を切った方が、またバイクに乗れるようになるまで1年かかったそうだ。

今、移動に関しては、家の中では松葉杖(病院支給)、家の外ではニースクーター。ニースクーターは、私が近所のエリアグループに呼び掛けて、譲ってもらったもの。奇麗なものを快く譲ってもらえて、本当に助かった。もちろん手っ取り早くリースもできるし、後から聞いた話では、無料で貸し出ししてくれる団体もあるとか。
ニースクーターのおかげで、家の周りを散歩したり、週末には舗装されたトレイルをめぐったりすることが楽にできて、本人の為にはとても良かったと思う。
そして、右足骨折の為、車の運転は難しいのだけど、家の周りで左足運転を練習しています。でも、基本的には私が運転して連れて行く感じ。時々会社に行かねばならないときは、近所の同僚が連れて行ってくれることも。子供の送迎もあるので、その日の予定を確認しつつ、毎日やっている感じ。。。

先は長いので、思いつめずがんばっていこう(自分にいいきかせ)。日本やほかの国だと、こんなふうだったよ、とか、色々、コメントいただけると、励みになります。


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