【WIXOSS(ウィクロス)】「ちより 第三章」すすいばーじょん
世界が何時でもこんにちは。 すすいです。
お久しぶりです。新しい記事を書きたいな、と思っていたら、気付けば新弾が発売されていました。
本当は前回(というか初回)の更新後1週間ぐらいでウリスかイオナあたりで書こうと思っていたのですが、まぁそれはそのうちに。
最近ホロカモチベ高くて、ちょっとそっちに時間割いちゃってるんですよね。
というかホロカのイベントが秋葉で13日にあって、12日がウィクロス新弾の発売日で、「あれ?じゃあこれ行き得じゃない?」ってなって遠征した帰り(14日)に書き始めてます。だとしたら書くの遅。
まぁ競技性の高くないカジュアルなイベントでさえ結果は惨たるものであったのですが、初めての大型イベントに参加できた意義はありました。
楽しかったです。
余談が長ぇ!
なので今回は、書こう書こうと思っていたウリスやイオナについてではなく、わたしが新弾で組んだルリグのうち、「ちより 第三章」について書かせていただきたいと思います。
あまり調べてないのでわかりませんが、エナ焼き型ではないですし、恐らくメジャーな型でもないので、あら探しをしてご自身の構築力や審美眼を高める叩き台のつもりで読んでいただけると幸いです。
わたしなりにある程度しっくりは来てますが、完成形だとも思っていません。
これから調整するのが楽しみです。
ちなみにちよりとは関係ないですが、「満月の使徒 小湊るう子」で「凶魔姫 ハデス」を2面立てて理ってから「惨之遊姫 フンスイショー」するデッキも楽しいですね。
「紅天姫 ヒラナ//メモリア」から降臨できるのも偉い。
まぁそれが競技環境においてどれほど強いのかはわかりませんが。
■デッキコンセプト
「ちより 第三章」について ざっくり簡単に紹介しますと、シグニゾーンに設置した「マジックボックス」を使って色々しながら、ここぞという場面でクラフトシグニの「ママ勇者」を場に出して戦うルリグです。雑!
赤のカラーに違わず、新弾で追加されたトリックのシグニたちはほとんど攻撃的なテキストを持ちます。
起動効果で設置した「マジックボックス」をアタック時に開封し、LBの有無でバニッシュしたり、ガードに課税したり、ランサー付いたり、3エナチャージしたり、アタックを無効にしてダメージ要求したり。
いろいろできる分、「マジックボックス」はもちろん、手札の管理も重要になってきます。
メインデッキのエナの要求値は低いですが、特にレベル1帯では「マジックボックス」の設置にハンドを要求されるので、ハンデス対面になると結構きついです。
とはいえ序盤さえ乗り越えてしまえば、「ちより」のメイン開始時効果で何とでもなる部分があるので、レベル3以降の再現性というか、火力の安定性はかなり高いです。
ていうかこんな雑に地上3点要求できていいの?って感じ。
黒ルリグだと結構苦労する対面多いんだけどなぁ・・・・・・。
■デッキレシピ
というわけで、まずはわたしが組んでみた「ちより 第三章」のデッキレシピを晒します。
●ルリグデッキ+クラフト
ちより 序章
ちより 第一章
ちより 第二章
ちより 第三章
ドロー・エンハンス
取捨炎択
勇気爆熱
全力疾走
追憶浸火
アビス・ノスタルジア
転生したらレベル1のママ勇者だったけど無双してみた
●メインデッキ(LBなし)
レベル1(10枚)
小罠 ファイヤートーチ × 4
小罠 アワセカガミ × 4
コードメイズ フラワーアーチ × 2
コードメイズ ユキ//メモリア ×1
レベル2(4枚)
中罠 ヒノワクグリ × 4
レベル3(5枚)
幻竜歌姫 オロチ × 1
大罠 バーニングチョリソー × 4
●メインデッキ(LBあり)
レベル1(7枚)
小罠 カサマワシ × 3
サーバント # × 4
レベル2(7枚)
中罠 トラピーズ × 4
中罠 アシククリ × 3
レベル3(6枚)
凶魔 アンナ・ミラージュ × 1
羅輝石 ヴォルカノ × 2
大罠 パントマイム × 3
言うほど変態的ではないですね。ごめんなさい。
とはいえ、「マジックボックス」が完全に新規ギミックで、設置&開封できるカードも限られるため、ほとんどのスロットが半固定だからね、仕方ないね。
やることは大半の「ちより」デッキの例に漏れず、「マジックボックス」を設置して、「バーニングチョリソー」並べて毎ターン最大の要求を目指すだけです。簡単だね!
メタ系のカードをほとんど採用していませんが、パートナーシグニである「チョリソー」のカードパワーでゴリ押せばなんとかなると楽観的に考えています。
コンセプトは、レベル3に上がり次第毎ターン「チョリソー」を展開し、「パントマイム」で「チョリソー」やクラフトシグニの「ママ勇者」を守りながら安易に点数要求して勝ち切る、というものです。
まぁそりゃそうよ。改めて言うまでもないわよね。
とはいえ「チョリマイム」盤面の展開に尖らせている(?)ので、構築自体は若干メジャーなものから逸れているのではないかと思っています。
新弾発売直後でメジャーな構築というのもよくわかっていませんが。
では、とりあえず採用したカードたちの紹介をさせていただきます。
■採用カード紹介
●ルリグ
ちよりのレベル3ルリグ。
メイン開始時に発揮される自動効果で設置済みの「マジックボックス」を開封してシグニ化(トリックシグニ限定)し、さらにデッキトップ3枚から任意の1枚までを「マジックボックス」として設置できます。
この自動効果のおかげで、ハンドが枯れても面を埋めることが容易、かつ最低1面は「マジックボックス」の恩恵を受けられるので、控えめに言ってかなり重宝してます。
厄介なトリックシグニたちのアタック時テキストを嫌ってアタック止められれば「マジックボックス」が残って自ターンのリソースを温存できますし、そのうえで相手が点数要求するためにこちらの面を空ければそこにトリックシグニを立たせられるので、相手からすれば嫌ですよね。
そしてゲーム1で転生できる「ママ勇者」がこちら↓
●ママ勇者
テキストが4つもあるのに弱いこと1つも書いてないずるいクラフトシグニ。
クラフトなので1度場を離れれば再降臨は不可能。
転生ループものではなかったみたいですね。
まぁ転生ループ可能だったら繭の部屋入り不可避な気もするので、これはこれでよかったのだと思います。
繭の部屋行きも回避できるなんて偉すぎですね。
結構勘違いされている方が多いみたいですが、「ママ勇者」はレベル1の時点でパワーが10000あります。
なので、転生した段階で赤2エナ使えば10000以下と15000以下バニッシュが可能。
「全力疾走」も重ねれば15000以下と20000以下をバニッシュ可能!強いね!
一応公式FAQにも記載されていますが、3つ目のテキストは強制効果なので注意が必要。
まぁ相手のターン終了時に更地、なんて場面もそんなになさそうですが、「ちより」デッキにおいては貴重なメインで面をあけられるカードです。
●パートナーチョリソー
「ちより」のパートナーシグニ。
アタック時、同じシグニゾーンにある「マジックボックス」を開封して、
①LBがあれば対戦相手のシグニ1体をバニッシュ
②LBがなければそのアタックを無効にして、相手が5エナ払わなければダメージを与える
というテキスト。
どちらにしても点数要求できるので、とりあえず「マジックボックス」の上に最優先で乗せたいシグニです。
さらに言えば、アタックを無効にするアーツやアタック時自身バニッシュ付与、アタック時自身パワーマイナスするタイプの防御アーツであれば、LBなしの「マジックボックス」の上に乗せておけば貫通できます。
これでパワー15000ってマ?って感じですが、最初に立てちゃうとお休みしちゃうので注意。
ちなみに「ちより」の「マジックボックス」開封召喚では出現時能力は発動しません。
偉すぎて鼻水が出ますね(辛い物食べると鼻水が出ることにかかってて旨い(「うまい」もかかっててうまい))。
ていうか「チョリ」ソーなんですねぇ。
原作あんま知らないんで、なんでチョリソーなのかと不思議に思っていたんです。
自力で気づいたわたしも偉いですね。いぇい。
●アーツ
シンプルにリソースを増やせるエンハンス枠。
基本的には序盤で事故ったりしてなければ、「アワセカガミ」で鯖や「チョリソー」、「パントマイム」が見えた時に使いたいので、余裕があれば温存します。
ただ、「ちより」デッキは絶対的に「チョリソー」を場に出したいので、「シーク・エンハンス」や「リステージ・エンハンス」もいいですね。
「シーク」だとリソースは1しか増えませんが、鯖に触れるのも含めてその場で欲しいカードを拾ってくれる確率が高いですし、「リステージ」ならトラッシュの「チョリソー」や「パントマイム」に触れて、しかも往復3000パンプが入るので、ちょっと悩んでます。
ただ、わたしがハンドアド厨なのと、序盤の事故やハンデス対面をケアできる意味もあって、一旦「ドロー・エンハンス」にしています。
10000以下バニッシュとデッキトップ5枚から1枚「マジックボックス」を設置し、トリックシグニ1枚を手札に加えられる手堅いアーツ。
瞬間的にはリソースが1しか増えていないように見えますが、「マジックボックス」の設置にも基本的には手札かエナを割かなければならない&「ちより」の開封効果でシグニ化できるので、ちゃんとリソースは増えてます。
対面によっては温存しすぎると面空けられずリコレクトも達成できない!なんてことになりかねないので、手札つよつよでこのアーツに頼らなくても地上点数最大要求できるぜ!って場面でもレベル3に上がる前には使っておきたいですね。
評価は分かれますがリミット+1アーツも出ましたし、特に「ちより」はレベル3の自動効果で設置できる&アタック止められて「マジックボックス」が残ることも多いので、ゲームが進むほど腐りやすい気がしています。
「ちより」版リミット+1アーツ。
最初レベル1でも使えると勘違いしていて、「え、これ後1で地上3点要求すんの強くなーい?」と思っていたらルリグレベル2以上の指定がされていて絶望の底を這いずったどうもわたしです。
最初は採用を見送っていたのですが、どうしても「チョリソー」2面(もしくは「チョリソー」とレベル3「ママ勇者」)+「パントマイム」の面を作りたくなって採用。
実際1点防御にもなるので弱くはないです。
相手のルリグアタック前にLBで手札増えて効果腐ったら勇気が溢れてくるですし・・・・・・。
ちなみに付与される起動効果の使用はあまり考えていません。
使うとしたら事故った時ですかねぇ。
多分「ちより」デッキではメジャーじゃないアーツ枠その1。
このデッキは「チョリマイム」盤面を形成してなんぼですので、エナに流れた「チョリソー」と「パントマイム」を引っ張ります。
基本的には「勇気爆熱」とセットで使い、モードの②を選択して「チョリソー」複数面や、一緒に並べる「パントマイム」、「ママ勇者」のラインを底上げして対面に嫌な顔をしてもらうカードです。
もちろん、「勇気爆熱」と分けて使っても強いです。
「ママ勇者」の初期値を底上げできるので、対緑子や、「大装 ツルマル」採用型のデッキを使用する相手のつよつよ盤面をメインから粉砕できる可能性も秘めています。
3面オール20000以上も夢ではないので、半分防御札の感覚で採用しています。
あと、赤以外のカードが11枚採用なので、地味に色事故をケアできるのが偉いですね。
レベル2の段階で「アシククリ」で1回エナチャ3できていれば、モードの②と③を選択できる余裕もあります。
「アシククリ」でエナチャできなくても、このカードで補充できればエナ焼きor絞り対面でないかぎりエナに困ることもなく、エナフェイズをスキップしてハンドのリソースをそのまま攻撃に生かすことができます。
こちらはまぁ妥当と言えば妥当なリコレクト防御札。
基本的には3~4ターン目にはすべてのメインアーツを吐いている状態なので、2面防御札としてしっかり構えられるはず。
ただ、赤の多面防御アーツであれば他にも「炎盾両面」や「熱願炎諦」もありますよね。
ではなぜ、「追憶浸火」なのか。
このアーツは1行目のテキストがバニッシュという性質上、対面の盤面が全面ゴリラでないかぎり、1面を空けることができます。。
「ちより」はロングゲームにもある程度対応できるポテンシャルを秘めていると思いますが、やはりデッキタイプとしては短期決戦型に入ると考えています。少なくともこのデッキはそう。
つまり何が言いたいかっていうと、
こちらのプレアタックフェイズでの使用も視野に入れています。
「全力疾走」が半分防御札であるならば、こちらは半分要求札。
もちろんこちらのプレアタック時に使用しなければならない場面を迎えてる時点であまり強いムーブとは言えません。
そもそもそれなら前のターンに防御札として使っとけよって話です。
あえて防御札として切らずにライフめくってLB見てから、最後の足りない1点を補うことでリーサルを狙える可能性があるので、赤の多面防御アーツとしてこちらを採用しています。
3エナで12000以下バニッシュはコスパ悪いですが、それでゲームを決めに行ける場面があるならば、強い択になります。
メインアーツの1枚を、1面空けるタイプの防御アーツに変える場合は「不敗炎話」が丸いかもしれませんね。
多分「ちより」デッキではメジャーじゃないアーツ枠その2。
まぁでも黒が無理なく入るので、「全力疾走」よりは採用を見かけるかもしれません。
「全力疾走」でゴリゴリにパワーあげた盤面で返しに面空かないこともあるので小回りが利きづらい+最近アタック開始時に面空けてこない対面も見られるので単純な防御札として見ると微妙と言えば微妙なんですが、それでも採用しているのは「チョリソー」や「パントマイム」を蘇生できるからです。
え?「マイアズマ」でいい?それはそう。
「チョリソー」を15000の壁として立てれば、こちらのターンで「ちより」のメイン開始時効果から確実に1点の要求が担保されます。
「ドロー・エンハンス」や「全力疾走」の項でも書きましたが、「ちより」デッキは毎ターン如何にして「チョリソー」を立てられるかがカギなので採用しました。
「パントマイム」を蘇生すれば、アタック時トリガーを吸えるので、状況はかなり限られますが2面防御にもなりえます。
そしてこれも、実質的には半分要求札ですね。
「追憶浸火」と同じくこちらのプレアタックで使用し、「チョリソー」を蘇生することも視野に入っています。
というかこのムーブのおかげで勝つことができた試合もあります。
問題は色だけですね。必要な場面で黒エナをいかに構えられるかが課題です。
鯖込みで9枚しかない+「アワセカガミ」は起動を使用するとトラッシュに行ってしまうので、エナの管理は若干シビアです。
●「マジックボックス」設置シグニ
手札やエナのリソースを消費して「マジックボックス」を設置する補助役。
シグニでは現状3種類しかいないので、ほとんどどれもが採用安定な気がします。
「カサマワシ」や「トラピーズ」で鯖、「ヴォルカノ」、「アンミラ」が捲れて実質選択肢がないって状況だけはほんとしんどい。
「カサマワシ」と「アワセカガミ」はどちらも実質ハンド1枚の消費で「マジックボックス」を設置できるレベル1のトリックシグニです。
「カサマワシ」は手札からトリックシグニを捨てて「マジックボックス」を設置します。
「勇気爆熱」使った返しのターンでうっかり「パントマイム」のLBで埋めたりすると大変なことになりえます。
とはいえ手札がなければ単純3ドローに化けますし、鯖を引ければしっかり防御LBになります。
「アワセカガミ」は自身がトラッシュに行くので後2で設置しながら2パン(2点要求)したい時はハンドにレベル1が3枚必要になってしまいます。
また、出現時能力でデッキトップを確認して任意でトラッシュに送れはしますが、設置もデッキトップ固定なのも注意が必要(ちなみに起動効果でトップを見た後の設置は任意なので、鯖見えたら一生考えましょう)。
とはいえ個人的に黒トリックなのが偉すぎて、4枚採用確定枠。
というか「マジックボックス」関連カードが限られる現プールでは、他の「マジックボックス」カードも大体3~4投安定な気もしています。
ただ、案外設置に困ることもないので、他に採用したいカードがあれば枠を減らす択もなくはなさそうです。
とりあえず現状は「カサマワシ」と「アシククリ」のみ3枚に減らしています。
LB枠がきついんですよ、ほんと。
こちらはエナからトリックシグニをトラッシュに送ることで「マジックボックス」を設置できます。
「不敗炎話」を採用していない関係で、エナよりもハンドの要求が多いためこちらのほうが個人的には重宝しています。
色を選ばないのは偉いですが、「カサマワシ」同様、要求されているのがトリックシグニだという点には注意が必要です。
「トラピーズ」に限りませんが、シグニで「マジックボックス」を設置するのは起動効果なので、起動課税の「コードハート リメンバ//メモリア」が流行らないことを祈っています。
●「マジックボックス」開封シグニ
アタック時に自分の下にある「マジックボックス」を開封して、LBの有無によって効果が変わるシグニたち。
「ファイヤートーチ」のみ上に乗ってるだけでも効果が発揮され、開封時テキストもLBの有無を参照しません。
相手からすればアタックされるまでどっちが埋まっているかわからないのは結構めんどくさいと思います。
ブラフのかけ甲斐はありますが、三味線の多用は当然マナー違反ですので注意してください。
バニッシュによる面空けもアタック時なので、プレアタックでエナを与えないのも個人的には嬉しいところ。
「チョリソー」は先に書いてるので省略します。
「ファイヤートーチ」はレベル1、かつ開封しなくても2000以下ならバニッシュできるコスパ最高のシグニ。
開封すれば嘘でもバニララインまで焼けるのが偉くて、LBはないですが後攻ならマリガン時キープ筆頭のカードです。
「ヒノワクグリ」はレベル2で8000以下バニッシュか、自身のアタックを無効にしてガードに3エナ課税できるので、対面からしたらかなり厄介なシグニ。
ただ、LBなしの開封が条件+相手が鯖持ってないと意味ないので、ちょっとタイミングは難しいです。
LBなし「マジックボックス」筆頭が「チョリソー」なので、レベル2で開封要求されるのは正直重たいですが、8000以下バニッシュを嫌ってアーツ吐いてくれれば儲けものですね。
「アシククリ」はレベル2、「マジックボックス」開封で5000以下ランサー獲得orエナチャージ3。
・・・・・・エナチャージ3!?
こちらもLBなし開封が条件+直接点数要求に絡めないのが玉に瑕ですが、1面要求できなければそれを大義名分に3エナチャージを狙います。
あと個人的には緑なのが偉く、LBも1エナ要求されるとはいえアップ・ダウン問わず7000以上バニッシュなので優秀ですね。
5000以下の前に立てとけば、結果的に点数要求が絡まない面を止めることになりかねないので相手は勝手に悩んでくれます。
まぁでも「不敗炎話」の存在がある以上、相手からすれば止め得なのかもしれません。
入ってないんですけどね、「不敗炎話」。
●その他シグニ
「マジックボックス」を参照しない白トリックシグニ。
「全力疾走」と合わせて出せれば「チョリソー」を17000の壁の中に入れることができます。
最初はこの枠、「大盗罠 ルパンヌ」だったのですが、わたし的に「ルパンヌ」を立てたい場面があまり見つからなかったのと、「チョリソー」や「ママ勇者」を守りたいこの笑顔って感じだったので採用。
単体では要求できないので、「ママ勇者」や「ヴォルカノ」、場合によっては「チョリソー」などでサポートしてあげる必要はありますが、対象吸い取りとシャドウ付与は魅力的すぎますね。
「勇気爆熱」+「全力疾走」の果てに「チョリソー」、レベル3「ママ勇者」、「パントマイム」を並べると20000、25000、17000(このゆびとまれ)+ルリグダメージ無効でなんだかとっても最強に見えます。
これだ、これがやりたかったんだ・・・・・・!
「パントマイム」はLBの関係で4積すると「パントマイム」で「パントマイム」を埋めるパントマイムになりかねないのが悩ましいところ。
まぁそれはそれで最低限1ドローできるし、「チョリソー」や「パントマイム」自身を引き込める可能性があるし、ドローするだけで埋めなくても別にいいしで、4投も全然視野、というか本当は4投したい・・・・・・。
4投して「インフィニット・フォース」採用も個人的にはありですね?
「トラピーズ」に付与して正面あけてガード課税+1点は面白そう。
・・・・・・ありだな。
貴重なメイン除去シグニ。
一応シグニですが、このデッキにおいてはほとんど12000以下バニッシュスペルとして運用します。
「ヴォルカノ」が盤面に居座らなければいけない場面は、正直あまり強くないです。
メイン除去にそこまで頼る必要を感じなければ、この1枚は「パントマイム」でもいいかもしれないですね。
とはいえLBも優秀ですし、リコレクト達成で赤2エナなんでもバニッシュは偉いです。
・・・・・・シャドウ?「エクシア」?ちょっと勘弁してもらっていいですか?
こちらもメイン除去要因。
「ヴォルカノ」と違ってライズ元を用意しなければいけませんが、無色1エナ、かつそのまま居座ってもらってもパワー13000あるので返しの要求に負荷をかけることができそうです。
あと黒なのも偉い。LBでトラッシュの「チョリソー」や「パントマイム」に触れるもの偉い。
かなり限られる状況になりますが、こちらのLBも「パントマイム」蘇生で2面防御にもなりえます。
出現時が発動するので、「ヴォルカノ」蘇生のほうがわかりやすいですかね。
役割を終えた「マジックボックス」設置シグニなどに乗せて、点数要求+盤面強化が図れる優秀なシグニです。
唯一の純粋エナ焼き枠。
公式の動画で紹介されていたレシピに入っていてなるほどなぁ、と思い採用。
初期案では3枚くらい積んでたんですが、枠の都合でピンになっています。
とはいえ道中エナを焼くことがほとんどないので、「オロチ」でエナを1~2枚焼いても焼け石に水感があったりなかったり。
エナ焼きに特化しても面白そうですが、上手く噛み合う構築が浮かばなかったので、お守り感覚で刺しています。
ここは後述のシグニや、それこそ「カーニバル//メモリア」と入れ替えていいのかもしれません。
でもこういう枠ってなくしたらなくしたで欲しいと思う場面に出くわすんですよねぇ・・・・・・。
なんでこの子採用しとるん?みたいな枠。
役割としては緑エナの供給と序盤の盤面維持ですが、注目したいのは出現時能力。
「対戦相手の場にあるすべてのシグニを好きなように配置し直す」
一見「エニグマ/メイデン イオナ」でしか有効に作用しなさそうですが、
「マジックボックス」開封シグニの特徴として、点数要求に絡むorリソース補充orエナ要求をするため、アタックが非常に止められやすいです。
「マジックボックス」が場に残ると、「マジックボックス」の移動はできず重ね張りもできない(古いほうがトラッシュに行ってしまう)ので、位置関係が悪い時に融通が利かせられない場面をどうにかしたいな、と思っていました。
例えば、正面がら空きの「チョリソー」を始めとする「マジックボックス」開封シグニのアタックを止められると要求値が2点減る瞬間があります。
できれば「マジックボックス」開封シグニは、正面にシグニがいる状態でアタックに入りたい。
そんな希望を叶えてくれるのが「フラワーアーチ」でした。
この子のおかげでわたしも幸せになれました。
初期案では「コードメイズ ユキ//メモリア」しか採用していなかったのですが、「ユキ//メモリア」は1体を空いてる枠に移動させるだけなので、メインで除去できなかった場合は相手の盤面に干渉できません。
効果を無効化させられるのは優秀ですが、色+序盤から役割を持てる関係でこちらを「ユキ//メモリア」より多く採用しています。
「エクシア」も貫通できるよ!やったね!
ただ、「マジックボックス」の上に居座った「チョリソー」を動かせたほうが強いかもしれないとお悩み中。
そもそもそのあたりをどうこうする必要性もないのかもしれないですが。
結構いろんなデッキに出張してるのを見かける汎用能力消し要因。
そんなに不思議じゃないよね?
とはいえこのデッキでは、むしろ②の効果を目当てで採用しています。
前述の「フラワーアーチ」の項でも言いましたが、単体移動なのと色の関係で枚数絞りました。
それでも能力消しは優秀なので、枠を捻出できれば増やしたいところ。
■「羅星姫 カーニバル//メモリア」について
今更ですが、賢明なセレクター諸兄はこう思われたことでしょう。
「チョリソー並べたいって言っておきながら、なんでカニメモ入ってないの?」
もちろん採用は考えました。
盤面にいる「チョリソー」をコピーすれば、実質5枚目以降の「チョリソー」です。
デッキのエースを疑似的に4投より多く採用できるカードが弱いはずもない。
赤だし、色も噛み合っています。
わたしは「カーニバル//メモリア」を所持していませんが、所持していない&値段が高いから、というのは採用しない理由にはしたくないし、実際それが不採用に至った理由でもありません。
正直今でも悩んでいる枠ですが、個人的には起動を使ったときに下に置かれているカードが焼かれてしまうのが痛いと考えています。
「マジックボックス」の設置には困らないと書きましたが、プレイを重ねてみると「マジックボックス」が設置できずつらい、みたいな場面も多々あります。
付け加えるなら、返しのパワーが10000。
この要素はそれなりの影響力があると思います。
とはいえ、こうして書いてみると、デメリットは実はそんなに大きくなくて、それを補って余りあるメリットもあるな、というある意味当たり前の事実に改めて気づかされますね。
書き始め当初は別になくてもよくない?って感じだったんですけど。
今のところは「チョリソー」立たなくて困ったことがないのですが、試行回数も少ないですし、そのうちやっぱり「カニメモ」じゃない?ってなりそう。
ていうか「チョリマイム」目指すならなおのこと「カニメモ」じゃね?
気づいたら入ってるかもしれません、「カニメモ」。
〇10/23 追記
「カーニバル//メモリア」の項で「マジックボックス」が消える、みたいなことを書いていますが、「消えないのでは?」とのご指摘がありました。
念のためこちらでも確認したところ、Xの「ウィクロス運営事務局」アカウントにて「【マジックボックス】は「シグニに付いているカード」や「下に置かれているカード」でもありませんので、《羅星姫 カーニバル//メモリア》の【起】を使用したとしても場に残ります。」というポストが投稿されていました。
この度は、こちらの確認不足で誤情報を流してしまい、申し訳ありませんでした。
というわけで、入れます。「カニメモ」。
■採用を迷ったor迷っているカードたち
ここからは、「カーニバル//メモリア」以外に採用を迷ったor迷っているカードをいくつか紹介します。
4ルックして鯖見えたら実質1点防御、なくても純粋にハンド増だし、「クリアーマインド」などでルリグ凍結されても知らん顔して起き上がれるので優秀。
なのですが、如何せんハンデスが環境として流行っていて、回収した鯖を叩き落されて涙が溢れる羽目になりそうなので今回は見送ってます。
でも「勇気爆熱」と枠を食い合うんじゃなくて2枚とも採用して「チョリマイム」盤面を複数ターン継続するのも楽しそう。
え、嘘、どうしよう。やろっかな・・・・・・。
バニッシュされると自分をライフクロスに埋められるトリッキーなトリックシグニ(トリックだけに)。
ライフクロスが存在しないと使えない+点要求に能動的に絡めないので使いどころが難しかったです。
思考停止気味に立てておくだけでも相手からすれば厄介そうですが、個人的にはそれよりも「パントマイム」を立てて「チョリソー」や「ママ勇者」の維持を狙ったほうが強そうだと思ったので、今回は「パントマイム」に居場所を盗まれてしまいました。
LBが優秀なので、併用も検討していますが・・・・・・。
枠がなさすぎる。
頼む、LB枠を盗んで来てくれ。
トリックではないですがトリッキーな自動効果を2つ持ち、主に序盤の守りに貢献できそうで、終盤も「チョリソー」や「パントマイム」の復帰に一役買ってくれそうな緑シグニ。
さすがにエナが重いのと、活躍できる場面が限られそうで今回は見送りました。
エナが余るなら、「フラワーアーチ」と枠を入れ替えてもいいかなぁとも思っています。
役割は違いますが、「チョリソー」や「パントマイム」を優先的に除去したとしてもこの子が残っていれば戻ってくる可能性があるっていう状況を作れるのは結構えげつない気がしてます。
あれ?えげつなくない?やっぱこっちなのかなぁ。
つって現状この子確保すんの忘れてて今1枚も持ってないんですけどね!
せっかく秋葉まで行ったのに、なにやってんだ・・・・・・。
運要素が絡みますが、単独+リソース消費無しで面を空けられるかもしれない黒トリックシグニ。
「全力疾走」が入らないにぇ、ってなったら「フラワーアーチ」の枠がこちらになりそう。
地味に「アワセカガミ」との噛み合いもよく、現状レベル2の採用枚数も11枚と比較的多めなので、序盤の要求可能性を高めるならこの子を採用したいです。
でもね、やっぱりわたし、この子も確保してないんですよ。
まーじでなにやってんだ・・・・・・。
むしろわたしがやさしくしてほしいです。お願いします。やさしくしてください(全力懇願)。
トリックじゃないけど赤で要求に絡めるレベル2アタッカー。
正面が空いてる必要がありますが、「取捨炎択」などで空けてあげればお手軽に点数要求を増やせるので初期案では採用していました。
ただ、点数要求に困る場面があまりなさそうだったので、今回は「フラワーアーチ」に枠を譲る形に。
他でいうと、「羅輝石 ドラゴアゲート」や「羅原 Pb」、「マジックボックス」を設置できるスペル「悪戯の仕込」、ライズ枠として「コードアクセル ダンプカー」、みんな大好き「大幻蟲 ベル・クリケット」、敗北回避アーツの「不敗炎話」、突然の「アークライト・オーラ」、似たような枠で「インフィニット・フォース」、とりあえず雑に「聖天姫 エクシア」「セイクリッド・フォース」「ダーク・マイアズマ」などの採用を検討しましたが、一旦はこの形で落ち着きそうです。
現状
「フラワーアーチ」→「クマボク」or「小罠 グズ子//メモリア」
「ヴォルカノ」1枚→「パントマイム」
「ヴォルカノ」1枚→「ベルクリ」
「オロチ」→「カーニバル//メモリア」
あたりが調整の筆頭ですが、なにかいい感じのを見つければ変わるかもしれませんね。
どんなデッキも思考を止めてはいけない。
カードゲーマーとして肝に銘じておきたいところです。
■How to use
それではざっくりと回し方について記載したいと思います。
とはいえこの辺りに関しては、わたしよりも強くてうまい有識者の方もそのうち記事にあげたりするのでしょうから、というか上がっていますから、そちらを見ていただいたほうが学びになると思います。
あくまでもここに記載するのはにわかセレクターの持論であり方針でしかありません。
まぁここからなにか得るものがあれば嬉しいですが。
ちなみに「マジックボックス」の管理についてですが、最初に思っていた時ほど難しくはありません。・・・・・・甘いか?
ただ、ここをしっかりと練れば、より強力に「ちより」デッキを回せるようになることは間違いないです。
わたしは現状、設置効果使用時に「チョリソー」か「パントマイム」が見えたら優先的に埋める、という程度です。
設置と同一ターンに開封するなら、LBの有無で選択することが選択基準になります。
テキストの関係上、割とデッキが早めに回転するので、そのあたりも考慮できればなおいいですね。
・・・・・・勉強します。
また、対面によって意識することなどについては、そもそもわたしがそこまで試行回数を重ねていないので、あるいはその域に達していないので割愛させていただきます。
せっかくこういう記事を書くのなら、そういうところまで書ければいいのですが。
・・・・・・勉強します。
●1ターン目
先攻なら、正直初手で立てたいシグニがいないのでドローゴーでいいような気もしています。
「ファイヤートーチ」は2ターン目の点数要求に絡みやすいので、「ファイヤートーチ」を立てなくてはいけないのであれば、わたしはシグニを出さずにエンドする選択をすることが多いです。
「カサマワシ」or「アワセカガミ」+「フラワーアーチ」を立てられるなら立てるという感じです。
この辺は意見が分かれるところだと思うので、お好みですね。
後攻であれば、「エンハンス」か「取捨炎択」を使ってでも1面空けて点数を獲りにいきたいところです。
「ファイヤートーチ」で除去できる面があれば、「カサマワシ」or「アワセカガミ」で「マジックボックス」を設置してシグニで2点を要求します。
この時は「ファイヤートーチ」の温存は考えません。
とにかく獲れる点があるなら獲りに行きます。
●2ターン目
もちろん2ターン目も最大の点数要求を目指したいところですが、「アシククリ」でエナチャージができそうなら5000以下の正面に立ててニチャニチャします。
色が事故ってグロウできなくなりそうなら「全力疾走」か「勇気爆熱」を吐くことも視野ですが、基本的には温存方針。
個人的理想は、ここで「取捨炎択」で1面空けつつ、「マジックボックス」を合計2つ設置し、LBありの上に「カサマワシ」、LBなしの上に「アシククリ」です。
ここで相手にアーツを吐かせられれば儲けもの。
調子に乗ってガンガン攻めちゃいましょう。
ちなみに受けに関しては、防御アーツをリコレクト多面止め2枚しか採用してないので、シグニとルリグ合計4点要求だろうが、死なない限りは悩むふりして「別に死なないからいっか。なんかめくれるやろ」って言いながら全部受けます。
なお、過度な三味線は(ry
●3ターン目
他のルリグでもそうですが、ここからが本領発揮です。
最初から一生言っていますが、何はなくともとにかく「チョリマイム」盤面の形成を目指します。
先攻なら「ママ勇者」は温存したいです。
ライフクロスや手札に余裕があれば「勇気爆熱」、「全力疾走」も保留にしてもいいかもしれません。
とはいえ圧はかけておきたいですし、リコレクトも早めに達成して置く方が動きやすいので、手札や対面など状況にもよりますが、レベル3に上って即使用する場面が多いです。
防御アーツがリコレクト多面止め2枚しか採用してないですしね。
自分で言うのもなんだけど、ルリグデッキの構築歪み過ぎですね。
大人しく「カニメモ」入れれば丸くなるのはわかっていますよ?(入れても多分丸くしないけど)。
とりあえずレベル3になったら「チョリマイム」並べて殴る。
これにつきます。
■まとめ
というわけで、「ちより 第三章」すすいばーじょんの紹介でしたが、いかがだったでしょうか。
自分でもまだまだ煮詰めたりないところが多いのは自覚してますし、他のセレクターさんから見たらトンチンカンなことをほざいてるかもしれません。
ですが、とりあえず今のわたしの実力、知識量ではこれが限界です。
今一番モチベが高いデッキなので、これからどんどん回して試行回数を増やして突き詰めて行きたいですね。
いつの間にかしれっとエナ焼き型やダッシュ型になってたりして。
まだ「ちより」デッキを組んでない方、構築に悩んでいる方の一助になれば幸いですが、参考になるのか?これ。
まぁでも回してて面白いデッキなのは間違いないです。
それでは、今回はこの辺で。
駄文&長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!
なんか真面目だな?