英検1級の単語を覚える超効率的なツールを作ったので公開します!
英検1級の英単語を覚えるのは、非常に難しいと感じていませんか?
実際、出題される単語は一般的な英語力では太刀打ちできないほど難解で、効率よく学習するための手法やツールが不足しています。私自身もその課題に直面し、いろいろな方法を試してきましたが、どれも満足のいくものではありませんでした。
そこで今回、自分のために効率的に英検1級の単語を覚えるためのツール(WEBアプリ)を作成しました。そして、そのツールがあまりにも効果的だったので、他の学習者のためにも公開することにしました!この記事では、そのツールの特徴や使い方について紹介します。
英検1級 英単語WEBアプリの特徴
私が作ったWEBアプリには5つの特徴があります。
「パス単 英検1級」+「過去10回分の過去問」の英単語を網羅した単語帳
ビジュアルで覚えるための英単語画像
AIによる音声解説
視覚・聴覚を同時に使って覚える動画素材
すべての英単語に「1000文字解説文」
これらを一つずつ解説します。
特徴1. パス単+過去10回分の過去問を網羅した単語帳
まず最初に、英検1級学習者の中で定番となっている「英検1級 出る順 パス単(書籍)」の内容を徹底的に分析しました。現時点で最新の2021年版があるものの、これでは過去約10回分のテストに対応していません。そこで私は、「パス単」の英単語をほぼ網羅した上で、直近の過去10回分の英検1級の過去問を分析し、英検1級相当と思われる英単語をすべてピックアップしました。
特に、リーディングセクション1の単語問題は難解な単語が頻出しますが、これらもすべて網羅して単語帳に収録しました。
例えば、2024年第1回検定一次試験のセクション1の最初の問題の選択肢がこの4つです。
garnish
cramp
disciple
glitch
このうち、パス単(2021年版)にはcrampしかのっていないんです。私が作った単語帳にはすべての選択肢すべての英単語を含めました。(過去10回分)
結果として、「パス単をほぼ網羅」+「過去問10回分の英単語をほぼ網羅」して約3500語をカバーしました。
※ちなみに、パス単は2700単語だったと思います。
特徴2. 英単語をビジュアルで覚えるための画像
単語帳といえば、単語・意味・例文が載っているだけのものが一般的ですよね。でも、私のWEBアプリでは違います。各英単語の意味を表現する画像を生成AIで作成しました。
テキストを見て読んで覚えるより、画像を見て覚える方が圧倒的に記憶に定着します。これのおかげで、英単語を見たときに画像が頭に出てくるようになりました。
例えば、"inscrutable"(不可解な)という単語に対して、こういう例文を作りました。Her inscrutable smile left me wondering what she was thinking.(彼女の不可解な微笑みは私を考えさせました。)
この画像はこちらです。
不可解さが出ていますw。inscrutable感全開ですw
他のにもcaptive (捕虜)の例はこちら
deluge (大洪水)はこちら。
いかがでしょうか。画像があると一気に覚えやすくなりますよね。
特徴3. AIによる音声解説
さらに、単語帳には単語の音声解説も含めました。ただし、単なる英単語や例文の読み上げではありません。生成AIを活用して、その単語の利用シーンや背景を楽しい感じで解説した音声を作成しました。
実際に試してみたところ、この解説を聞いた後の記憶の定着率が劇的に向上することがわかりました!
音声解説のサンプルはこちらです。(induceという英単語の解説音声)
AI音声なので一部聞き取りにくい箇所がありますが、学習の質には大きな影響はありません。というか効果絶大です。
特徴4. 視覚と聴覚を同時に使って覚える動画素材
私のアプリでは、さらに学習を加速させるために、上記で説明した画像や音声解説を組み合わせて動画素材も準備しました。これにより、視覚と聴覚を同時に使って学習が可能です。英単語の意味や例文、画像、音声解説を組み合わせた動画を見ながら、学習を進めることができます。現在3500単語すべてに対応できるよう作成中で、順次アップデート予定です。
サンプルはこちらです。基本50単語まとめて動画にしていますが、こちらは3つの英単語だけに切り取ったサンプルです。
AI音声はゆっくりなので2倍速で50単語一気に再生して使っています。
すると、短期間でかなり頭に残ります。念の為その後、再度再生するか英単語帳をざっと見て理解度チェックするだけでも、かなり暗記効率が高まることがわかりました。
特徴5. すべての英単語に「1000文字解説」
通常の単語帳では、各単語に対して短い説明文が1〜2行程度しかない場合が多いですが、私のWEBアプリでは各英単語に対して1000文字の詳細な解説を用意しました。単語の背景やニュアンス、使用例など、深く掘り下げた内容を読むことで、単語に対する理解がさらに深まります。
例えば、「lash out at」という英単語の1000文字解説はこちらです。
意味や例文だけでなく、利用する場面、類語、ニュアンスなどかなり詳細な解説文を作りました。
さらなる発展としてパーソナライズした機能
ここまで書いたことはすでに実現済みですが、さらに各英単語の理解度ステータスを記録したり、間隔をおいて反復できるようにしたり、苦手な単語に絞ってテストできるような個人にパーソナライズした機能も作っています。(趣味でやっていることもあり、結構なお金がかかっていますw)
個人的にそれを使って学習中ですが、今後そちらも公開するかもしれません。
まとめ
私が作ったアプリは、英検1級の学習を効率化し、より楽しく進められるように工夫を凝らしています。視覚的な画像や音声解説、動画素材、そして1000文字にわたる詳細な解説を組み合わせることで、今までにないほど単語の記憶と理解が深まると確信しています。
このアプリは、あくまで自分自身の英検1級合格を目指して作ったものですが、その効果が非常に高かったため、他の学習者にもぜひ使ってほしいと思い公開しました。
英検1級合格を目指している方、もし興味があれば使ってみてください。
WEBアプリはこちらです。
https://www.susuenglish.com/eiken1
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