HIM9/3000 ギフト家計簿は感謝の記録
ギフト家計簿は私の造語で既成の手帳をアレンジしてます
数年前からお金を記録する時間よりも、周りの方にしていただいたこと、それに対して自分がして返したことを記録する時間に使いたいな、と思うようになりました。後から振り返ってもとても心温まる自画自賛の家計簿です。小さいことでも「私」が嬉しかった「ギフト」を書き留めています。
ギフト家計簿は6つの項目があります
1 月次の予定表
2 資産運用記録・特別収支
3 健康の記録
4 旬の料理や外食メニューの記録
5 してもらったこと
6 して返したこと
1 月次の予定表
今まで、月次週次日次とみっちり予定を書く性格でしたし、スケジュールは埋まっている=人生の充実と思っていました。
しかし、スピリチュアルの並木良和さんという方が監修した手帳を使ったときに月次だけで管理する手帳を使いました。
一日に予定が4つしか書けないので、結果自分の毎日もスッキリすることに成功しました。それ以外のスピリチュアルのワークは読むだけで、ほとんど実践しなかったなまけ坊主でしたが、この手帳のおかげで予定がない=人生暇ではない、自分と向き合う時間があると認知を変えることに成功しました!手帳は変わってももう月次にあふれる予定は入れない人生になりそうです。並木良和さんに感謝!!
2 資産運用記録・特別収支
これまで数々のスケジュール帳を買って使ってきましたが、スケジュールと家計簿が一つになっていること、加えて「投資収入」が収入の欄にあった手帳はただひとつ「百マス計算」で有名な隂山英男先生の手帳だけでした。本当にこれを見つけた時は嬉しかった!
私は相当キャッシュレスを進めているので、毎週袋分けしている現金の予算は一万円、あとはカードのサイトに行けば支出の明細はわかるので、カード引落額と現金袋の合算を月末27日~31日にするのみです。
夫の給与、私のパート収入、投資の収入、そしてギフト収入を記録しています。
5 してもらったこと、6して返したことはお金で表せない「見えない価値」
発想は、元々は宗教の「見調べ」から心理療法へ変化し現在に至る「内観療法」から来ています。「内観療法」は日本発祥の心理療法で
1 してもらったこと
2 して返したこと
3 迷惑をかけたこと
をひたすら黙って考えます。
大学時代臨床心理学を専攻していた私は、アルバイトをして稼いだお金で可能な限り心理療法を体験していきました。
この内観療法も体験しました。7泊8日お寺でご飯と風呂以外は一人ひたすらこのことを内観します。食事を持ってきてくれた人が一日に一度頭に浮かんだことを傾聴くださるだけで一切他の人には会いません。
後半に差し掛かり、苦手だと思っていた父親の大きな愛に気づき、本当に思い込みで失礼な思いを持っていたことや迷惑はかけていてもして返したことはほとんどないことに気づき涙しました。
帰りのバスでは、風景、空気すべてに感謝の念がわきました。
が、すぐその感謝は消え、再び自己中心的な感情に戻っていきます。それを防ぐために毎日内観することを勧められました。「日常内観」といいます。
当然遊びたい大学生ですから、寺に閉じ込められない限り続けられることはできませんでした。
しかし、無意識に影響を受けていたのは間違いなく、卒業論文は自己開示、思いやり尺度作成でしたので、内観の文献もたくさん引用させていただきました。
アラフィフとなり、今やりたかった日常内観をアレンジしたギフト家計簿を自分で構築しています
今日も油揚げをもらったり、きんつばをいただいたりお福分けを現物をいただいたほかにも、隣のワンちゃんが可愛い顔をしてこちらを見てくれたり、息子が普通に大人のように頼りになったり、お金を払っても私が見たかった平和な風景を書き留めています。
問題は私が何をして返したか、、、、本当にこれは難しいです。本人に返せなくても寄付をしたり、他の人に丁寧に話をしたり、できることをしていまます。
ギフト家計簿は見返しても笑顔になれる素敵な家計簿です
ギフト家計簿は、していただいた記憶としてかえして笑顔をいただいた記憶がよみがえる家計簿で、体調管理、旬の料理を振り返る手帳にもなっています。
【おまけ】
母親の無農薬のジャガイモをお福分けした後の余波がまた戻ってきました。神戸のきんつば、、、嬉しい。家族と友人とこれもお福分けしたいと思います♫ギフトっていいな~♪