![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13837599/rectangle_large_type_2_0d3e998b228eaad917b3e03ff403ae31.jpeg?width=1200)
SNSを活用して利益を生み出す方法を学んでみた。〜その壱〜
こんにちは。SUSTINA🍒メグミです。今回は、「SNSマーケティング」についてご紹介します。そこで参考にしたのが、上で紹介しているこの1冊。シンプルでわかりやすく、SNSの使い方を解説しています。
株式会社コムニコの代表取締役社長であり、一般社団法人SNSエキスパート協会理事であり、株式会社ラバブルマーケティンググループ代表取締役社長の林雅之さんが執筆された書籍です。
さて、どうして私が建設業界の方々に対して「SNSマーケティング」をご紹介しようと思ったのかというと、「無料」「取り入れやすい」かつ「利益に繋げられる」からです。皆様にとって少しでもご参考になればと思い、noteを執筆するに至りました。
ここで重要になってくるのは、「本当にSNSが利益に繋がるの?」というところですね。
まずは一件、建設業界でのSNS活用事例をご紹介したいと思います!
朝から昼までで乾燥時間を含め、ここまでの作業が完了します。
— 有限会社 アタック塗研 (@Attack1969) July 9, 2019
昼休み休憩を利用し、90分ほど乾かしてから上塗りをします。
水性弾性エポキシ樹脂の強みです!
作業性を効率良くする事により、この大層だった施工が1人が1日で終わるので、コストも安くなります。
更に溶接よりも腐食には強いです☝️ pic.twitter.com/c4byywvIkm
大阪府の塗装専門会社さんです。お電話にてSNSの効果を伺うことができました!ありがとうございます!
アタック塗研さんは、約2年前にTwitterを開始されて、現在は全国から依頼のお問い合わせが月に3〜4件も来ているのだとか。
Twitter経由でYouTubeをご覧になってから連絡くださることが多いんだそうです。実際にアタック塗研さんの、アタックSPB工法を現場見学に来られる職人さんもいらっしゃったり、横の繋がりも増えたとのことでした〜!
主にTwitterとFacebookを運用されているとのことですが、趣味なので全然大変じゃないんだそうです。慣れてしまえば苦じゃないんですね!
上手に運用すれば、技術を発信できて受注獲得に繋がるというケースのご紹介でした(^_−)−☆
他にも、住宅メーカーさんはInstagramを活用して、インスタ映えする投稿をされていたりします!
こんなステキな家、住んでみたい(^_^;)w
さて、SNSは日本でどれくらい利用されているのかちょっと調べてみました〜!
平成24年〜平成29年にかけて利用率は毎年上昇していることがわかりますね。
さらに、以下の図の「ソーシャルメディアを見る・書く」に注目すると
全年代平均して30分も見られている!
そして10代〜20代は1日1時間近くSNSに時間を費やしていることがわかります。
総務省「平成29年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書概要」http://www.soumu.go.jp/main_content/000564529.pdf
そこで、ここ最近増えているのが「企業アカウント」
SUSTINAにも公式アカウントが存在していて、こんな感じです。
まだまだですね。(ボソッ)
ここから、SNSにおいてアカウントをつくる際に決めておかなくてはならないことをご紹介します!
大前提として、書籍によると「とりあえずなんとなくはじめてみた。」はNGだそうです。しっかり方向性を定めることが、SNSアカウントとしては重要になります。
方向性を定める4つの要素。これらが重要です。ご紹介しますd(^_^o)
① 目標(KGI・KPI)
② ペルソナ
③ 利用するSNS
④ 運用ポリシー・運用マニュアル
① 目標(KGI・KPI)を定める。
「KGI・KPI」聞き慣れない方も多いのではないでしょうか。
私ははじめて聞いた時、TKG(卵かけご飯)を連想して美味しそうだなんて思っていました。
KGIは、Key Goal Indicator
KPIは、Key Performance Indicator
の略です。
噛み砕いて説明すると、以下の通りです。
KGI=最終目標数値(ゴール)
KPI=KGIの達成にどれほど近づいているか、その過程を評価する指標
多くのアカウントが定めるKGIは、
「認知度の向上」
「ブランド好意度」
「購入意欲」
などが挙げられます。
ここで数値を設定することも重要です。例えば、アンケートをとって認知度が40%だったのであれば、50%を目指す。この「認知度50%」がKGIになるということです。
次に、KPIを設定します。KGIが「認知度向上」であれば、フォロワー数、リーチ数(見た人の人数)、インプレッション数(表示された回数)などの数値を設定する必要があります。
Twitterでは「Twitterアナリティクス」(無料)がインプレッション数などの管理に便利ですよ!
KGIが「ブランド好意度の向上」であれば、いいね数やコメント数、リツイートなどのエンゲージメント率(ユーザーの積極的な反応)がKPIになったりします。
建設会社におけるブランド好意度の向上は、「安心感がある」「信頼できる」「技術力がある」といった印象を持ってもらうことではないでしょうか。
要するに、KGIによってKPIが決まってくる。ということです。(その他のKGI、KPIの例は最初に紹介した書籍に記載されています。)
このKPIの数値は、競合他社の数値を参考にして目標設定し、スケジュールを立てるのがオススメです!
例えばこんな感じ(汚モザイクすみません)
② ペルソナを設定する
ペルソナってなぁに?ゲーム?美味しいの?
私がはじめて「ペルソナ」という言葉を聞いた時はこう思いました。笑
ちょっと説明が長くなりそうなので、以下の記事をご紹介します。
わかりやすく説明されています。
要するに、「誰に情報を伝えたいか」「情報を伝えたい相手はどんな人間なのか」詳しく定めたのがペルソナ。(ざっくりw)
設定するの、結構楽しいですよ!実際に受注したことあるお客様を思い浮かべると楽かなぁ、って思います。
これが決まれば、次は利用するSNSを選びます!
③ 利用するSNSを選択する。
今現在よく使われているSNSとしては、Twitter、Facebook、Instagramなどがありますが、各々特性があり、利用している層も異なります。
選んだSNSに情報を伝えたい相手がいなければ、意味がありませんね。
下の資料をご覧ください。
出典:「2019年8月更新! 11のソーシャルメディア最新動向データまとめ」https://gaiax-socialmedialab.jp/post-30833/
SNSによって、利用されている年齢層や性別が違ってくることがわかります。
私のイメージでは、
Facebook「30代〜50代男性が多い」
Twitter「幅広い年齢層、どちらかというと男性が多い」
Instagram「若い女性が多い」
と簡易化して頭に入れてます。
情報を届けたいターゲットがいるSNSを選びましょう〜!
④ 運用ポリシー・マニュアルを設定する
せっかくアカウント作って上手く運用できていても、担当者が辞めてしまったら?異動になってしまったら?怪我で入院してしまったら?
運用できなくなっちゃいますよね???
マニュアル設定はとても大事です。
例えば、日本コカ・コーラは「ソーシャルメディアの利用に関する行動指針」を定めています。
1:【本行動指針の基本理念】
先ず、インターネット上の活動であるか否かにかかわらず、持続可能な成長の実現に向けたビジョンとして、コカ・コーラビジネスに携わる従業者は、以下の価値観に準拠した行動をとることが求められています。
リーダーシップ:より良い未来を築くため、勇気を持って積極的に行動する
コラボレーション:一人一人の知恵と才能を結集し、最大限に活用する
誠実さ:常に正直である
アカウンタビリティ:自分の行動には必ず責任が生じることを認識する
情熱: 強い信念と責任を示す
多様性:当社のブランドと同様、多様性を尊重する
品質:自分たちのアクションについては、確実に良いものを生み出すことを保証する
本行動指針は、上記の価値観がソーシャルメディア領域においてどのように実行されるべきかを規定するとともに、従業者が個人の立場で、あるいはコカ・コーラを代表する立場でソーシャルメディアの活動に参加する際の指針として活用していくためのものです。ソーシャルメディアコミュニティにおいては、「自分たちが何者なのか(マーケティング企業)」、そして「自分たちの役割は何なのか(ブランドを構築すること)」を決して忘れてはなりません。ソーシャルメディアは、従来のメディアに比べて、よりスピーディーに、容易に、そしてそれほどの費用をかけずに開発・対応することが可能な部分もありますが、メッセージやコミュニケーションに関する基本的なルールや原則は、通常のメディアと同様のものが当てはまります。
コカ・コーラシステムでは、従業者が楽しみながらも堅実に、ソーシャルメディア上の対話に触れ、探求し、参加することを奨励しますが、参加するに当たっては、各従業者が、ザ コカ・コーラ カンパニーの定める価値観や事業運営規範(Code of Business Conduct)をはじめとする様々なルールを遵守し、自らの良識と常識に基づいて行動することを強く要請します。
行動指針のページを下の方までスクロールすると、めっちゃ沢山アカウントがあることがわかります。大企業もSNS、力入れてますね。
また、何時に何を投稿するかマニュアルを作成するとスムーズです。
例えば、「月曜日15時にブログを投稿する。」など。
運用マニュアルやポリシーは、「自分が突然いなくなっても滞りなく引き継げる状態にするのがベスト」と言われています。
個人的に聞いた話ですが、アメリカの会社では「明日から来ません。」が通用するので、マニュアル作成して共有する習慣があるようです。突然会社に来れなくなるなんて想像したくありませんがw、リスクを回避しておくのも大切ですね!
今日は、「企業アカウントを開始するにあたって最初に決めておきたいこと」をご紹介しました。
次回以降はSNSの投稿内容について、ご紹介しますd(^_^o)
最後にもう一度、今回参考にした文献をご紹介。
このnoteを読んで、参考になった!いいね!と思ったらハート♡をクリックしていただけると泣いて喜びます。
そして、その弐も公開しています!ぜひこちらも併せてお読みください(^o^)
あと、Twitterやってます!よかったらフォローしてね(^。^)♡
SUSTINA公式のTwitter・Facebookも随時情報更新してますので、よかったらフォローしてください🥺お願いします!
またね!