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イベントレポート|第1回 シンCSRの会『街のミドリを観察しよう』を開催しました!

2024年6月26日(水)、GREEN PROP SUSTAINA BUILDINGにて、第1回シンCSRの会を開催しました!


シンCSRの会とは
“意識高い系よりも視野広い系”をテーマに、ゲストをお迎えし、多様な視点や角度からサスティナビリティを考えていく集まりです。


サスティナビリティに関心の高い10名が集まった今回は、『街のミドリを観察しよう』をテーマに、路上園芸鑑賞家の村田あやこさんをお迎えして、都心の街中にある緑に目を向けていきました。

路上園芸鑑賞家 村田あやこさん

■村田あやこ さん
路上園芸鑑賞家/ライター。街の植物や園芸の魅力を書籍やウェブ等で発信。著書に『たのしい路上園芸観察』(グラフィック社)、『はみだす緑 黄昏の路上園芸』(雷鳥社)。寄稿書籍に『街角図鑑』『街角図鑑 街と境界編』(ともに三土たつお編著/実業之日本社)、『マニア流!まちを楽しむ「別視点」入門』(学芸出版社)。「散歩の達人」などで連載中。「ボタニカルを愛でたい」(フジテレビ)に出演中。2016年よりデザイナーの藤田泰実とともに路上観察ユニット「SABOTENS」としても活動。組み合わせると路上園芸の風景が作れる「家ンゲイはんこ」の制作や、国内外での作品展示・グッズ販売を行う。


まずは村田さんによるイントロダクション。
家やお店などの軒先に、狭い空間でも立体や平面に鉢を置いたりと、独創的で知恵の詰まった「庭」作りで見られる「路上で営まれる園芸」、人の都合に関係なく路上で育った「路上が育む園芸」の大きく2種を、『路上園芸』と定義されています。
路上でよく見られる草花の特徴や、背景を想像することにより垣間見える人間模様など、路上園芸観察を楽しむポイントを教えていただきました。

路上園芸は「路上で営まれる園芸」と「路上が育む園芸」の大きく2つがある


そして、いざ路上園芸観察!より楽しむためのアイテム『路上園芸ビンゴ』を手に、芝3丁目〜4丁目付近を散歩しながら路上園芸を探していきました。

路上園芸鑑賞をより楽しむための「路上園芸ビンゴ」


サスティナビルを出てすぐに見つけたのは、ポール脇にある緑の森


プランターの範疇を超えてスクスク育った植物


カップ麺の容器は植木鉢に転職


鉄骨に噛み付く妖怪クスノキ


普段は一景色として同化している路上園芸がバッチリ目に飛び込んできて、街の環境や地域の人の営みを感じることができました。
また、鑑賞散歩中には、老舗の旅館や味のあるフォントの看板、懐かしい下町の風景など、いつも歩いている街に潜んでいる新しい顔を発見することができました。

参加者の皆様からは、
「少し視点を変えるだけで新しい発見がたくさんあった」
「都会で育つ植物についてもっと学びたい」
「参加者それぞれの気になるポイントも個性的で、いろんな視点を楽しむことができた」
など、多様な角度からの感想をいただきました。

参加者の皆さんと集合写真。ありがとうございました!

シンCSRの会は、今後も定期的に開催し、さまざまな気づきを得る機会をつくっていきます。


GREEN PROP SUSTAINA BUILDING(通称:サスティナビル)は、「持続可能な未来のために」というGreen propと同じようなビジョンを持ち活動されている方に使っていただくことで、新たなきっかけやつながりを作っていたいく、ライフ&ワークスペースです。

(運営会社:株式会社Green prop https://greenprop.jp/


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