第18回日本横断「川の道」フットレース完走記(その1)スタートから両神荘(152.9km)
ことしのGWは、「川の道」フットレースの日本横断ステージ(513km)にでてきました。昨年同じステージに出たときには、飯山駅をすぎて動けなくなって、何を思ったか温泉を検索してしまって、360kmくらいにある「いいやま湯滝温泉」に入ってリタイヤしてしまいました。今年は絶対完走を誓っての出走です。
日本横断ステージに出るためには、まず、千曲川-信濃川ステージ(251km)を完走しなければなりません。このステージにでるためには、抽選に受かる必要があります。川の道フットレースは18年間の歴史がある大会ですが、わたしは、2008年以降、萩往還の方に出て、140kmを1回、250kmを7回完走しています(途中、2010と2011は、さくら道遠足250kmを2回完走)。2018年に萩往還が終了してから、川の道を目指しましたが、2019年は抽選漏れでした。2020年は抽選に受かりましたが、コロナで1年延期になり、ようやく、2021年に251kmを完走して、2022年にフル失敗という経過です。
昨年、フルに失敗しましたが、ハーフのスタート地点の小諸(261km)に関門時間内に通過すれば、フルに再チャレンジすることができます(いちおう抽選ですが、今回は、応募者すべて走れました)。今年のフル参加者は、163名で、うち112名は過去に完走を経験した人です。一度完走すれば黄色い永久ゼッケンをもらえます。まだ完走していない人は緑のゼッケンです。10回完走者は、日本海の夕日のオレンジ色のゼッケンです。
今回、完走に向けて、減量しました。昨年秋頃の一番増量していた頃からは7kgくらい減らしています。4月に入ってからは、平日の夜もほぼ10ケロ走って、脚づくりをしました。8日に彩湖ウルトラ、16日にチャレンジ富士五湖100km、23日に長野マラソンフルと、週末にはロングを行いました。チャレンジ富士五湖も完走でき、なんとか行けそうな気がしていました。
513kmのコースは、両神荘(153km)、小諸キャッスルホテル(262km)、旧三箇小(394km)の三箇所で、各2時間以上滞在することが義務づけられています。今回、とりあえず、両神荘までできれば26時間くらい、小諸までできれば2日半くらいで到達することを目指して走りました。
実は、今回、GoProを持って走りました。ただ、残念ながら、SDカードが適合していなかったようで、一部しか撮れていませんでした。GoProで撮影していたので、写真もあまり撮っていません。また、走り直さないと行けないと思ってます。
前日に日本橋綿商会館で行われた説明会を聴きに行ったあと、一旦、千葉に戻って、当日朝に京葉線で新木場に向かいます。新木場スタートは9:00です。新木場から、一旦太平洋を望んだ後(ここで、わー日本海!って叫んだねーさんがいて和みました。)、荒川河口橋を渡って、荒川左岸に渡り、清澄大橋で右岸に戻ります。その後は、右岸を30kmくらい遡上します。おおむね平均キロ7分ちょっとで走れています。今年から私設エイドが解禁されたので、途中、浜ちゃん-ふーみんエイドをはじめ、私設エイドをたくさん出していただいています。
笹目橋で左岸に渡って、また、私設エイド。ハーフから走る人もエイドに加わっていただいています。感謝。40kmの彩湖畔で最初の公式エイド、14:30通過。川越線を越えて、上江橋東側で二つ目の公式エイド。51.9km、16:11通過。国道橋として最長(1610m)の上江橋で、疲労骨折しているはずの女将ちゃんを追い越しました。自分も頑張って走ってきたのに、おかしいな。
桜堤入口のエイド(68.6km)は18:45到着。けがのためにサポートに回っているゆうゆに早いと驚かれる。77.9kmの大芦橋南西側は、20:00到着。久しぶりのコンビニのイートインで夕ご飯を食べて、国道17号に出ます。熊谷市の警察署前交差点(90.3km)は23:00通過。112.1kmの波久礼駅丁字路に2:48到着。ここで、24時間走の日本代表のOさんがいて驚く。Oさんの調子が悪かったようですが、自分がいて良い位置ではないのではと思いながら進む。
途中、道の駅みなのなどで仮眠しながら、134.0kmの秩父市上野町交差点には7:25に到着。最初のフルの際には長く感じたそこから両神荘までの道もあまり苦にならずに、両神荘(152.9km)には10:56に到着しました。昨年は、秩父で左足のすねを痛めて、薬局に入って治療したりして、両神荘には15時到着でした。今年は、脚が痛むことなく、ほぼ予定通りに行きました。
両神荘では、11時から風呂に入れます。まず、風呂に入って、カレーを食べ、3時間弱寝て、14:30にリスタートしました。(続きます)