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壮大で身近なゴミ問題に触れてみる

今、地球レベルでの課題といえば、疫病と環境問題かもしれません。

疫病はこの数年のパンデミックですが、環境問題は以前からじわじわとその課題が重くのしかかっています。

1つのマクロデータとして、毎年行われているダボス会議を取り上げます。

政治・経済の国際的リーダーが集って地球レベルの課題を議論する場です。
その参加者に、「グローバルリスクリポート」というアンケートが10年以上前から行われています。

こちらから日本語版がダウンロードでき、そのランキングだけ抜粋します。

出所:上記レポート

一目で環境問題が最も重要視されているのが分かります。

ただ、アンケートだけだと危機感は伝わりにくいので、身近に親しみやすいゴミ問題に絞ってみます。

その代表格の1つ、プラスチックゴミに関して1つサイトを紹介します。

半世紀でプラスチック生産量が20倍に膨らみ、全人類の体重に匹敵(!)も驚きですが・・・もっと意外だったのが・・・
日本は1人当たりのパッケージ用プラスチックごみの発生量が、アメリカに次いで世界で2番目に多い国」
であることです。

結構エコな国というイメージがありましたが、見事に裏切られました。

確かに、町によってはまだポイ捨てされたごみを見かけます。(あくまで地域によります)

これは地域によっては罰則が付きますが、そこまで浸透していないのも実態かなと思います。

一番厳しい有名なケースはシンガポール。下記サイトによると最大10万円が課されるそうです。

法律でガチガチで日常を監視するのも手ですが、ちょっとギスギスした地域社会で幸福度がそがれそうです。。。

ただ、ごみを捨てるのを辞めましょう、という啓蒙活動はそれこそ昔からやっているわけで、効力があるかといえばちょっと疑問符です。(一過性で終わりそう)

ということで現実的な案は、
個々人がゴミを見つけたら拾ってあげる優しい社会の形成
かなと思います。

それも難しい、と思うかもしれませんが、科学技術を使って面白い取り組みを行っている団体がいます。

SNS型のごみ拾い促進プラットフォーム「ピリカ」です。

ぜひ上記サイトを覗いてほしいですが、ようはごみ拾いをした人をFacebookの「いいね」のようにカジュアルに感謝しあう仕組みです。

こういった小さな感謝を集めて大きな成果を残す巧妙な仕組みは、初めて聞いたとき衝撃を受けました。

今度、このサービス責任者に直接話を伺えるイベントを企画しました。
既にピリカは日本発世界で使われるサービスとなっており、そういったストーリーにも関心があります。

ぜひごみ問題やグローバルに使われるアプリ開発、などに関心がある方は、気軽に遊びに来てください。

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