ゴミ拾い楽しすぎてトングをオーダーメイドした
トングってのは相棒なんすよ。
ゴミを拾うギャング「サスティナブルギャング」のみどりです。
今回はタイトルの通り、トングをオーダーメイドした話をします。
ゴミ拾い用トングをオーダーメイドする人なんて、たぶん僕が世界初なんじゃないか?って思ったりしています。もしいたら教えてください。
なぜトングをオーダーメイドしようと思ったのか?
トングをオーダーメイドしようと思った理由は他でもなく、
「僕が欲しかったから」という単純なものです。
僕はゴミ拾いをストリートカルチャーの文脈、街にスケボーをしに行く感覚でやっています。
なので、服装も含めて「いかに格好良く、楽しくやるか」ということを念頭に置いているのですが、ある時「トングも格好良くできるのでは?」と気づきました。
スケーターは好きなデザインやブランドのデッキ(板)を選んだり、裏面にシールを貼ったりと、滑り易さ(使い易さ)だけでなく、見た目も大きくこだわっています。
「僕も格好良いトングが欲しい!」
と居ても立っても居られなくなったのですが、センスがない自分で作るのはデザインも含めて難しいことにすぐ気づきました。
そこで、どうせならアーティストに頼んでみようと思い、オーダーメイドという形を選んだと言うわけです。
ゴミで作るアート作品を手がける若手アーティストに依頼
誰に頼むかを考える時に真っ先に思い浮かんだのが、以前TikTokでゴミで作るアートを投稿していたMYUさんという方です。
・20代前半で同年代
・大阪を拠点に活動している
・ゴミを使ったアート
とサスでクールな活動をしている大阪の同年代ということで勝手に親近感を覚えてしまい、制作を依頼。デザインなど殆ど丸投げにしてしまったのですが、快く引き受けてくれました。
正直、「ゴミを拾うギャング」というまだまだ怪しさが残る僕たちなので、トングの制作を引き受けてくださったMYUさんには心から感謝です。
トングの完成、そしてゴミ拾い
そして完成したトングがこちらです。
「かっけぇ……」
と受け取った瞬間に声に出ました。
早速このトングでゴミ拾いをしたのですが、これまで以上にテンション&モチベーション高くゴミ拾いをすることができました。
他メンバーからも「それええな!」と羨ましがられ、ゴミ拾いを行う上で、デザインにこだわったトングを持つことはもしかすると非常に重要なことなのかもしれません。
ゴミ拾いをカルチャーに
スケボーを持った人を見かけると「スケーターだ」と思いますよね。
ギターケースを背負った人を見ると「バンドマンだ」と思いますよね。
スケボーを持ち歩いている人もギターケースを背負っている人も、多少の矜持があると思います。
自分がスケーターであることやバンドマンであることに誇りを持っている人も多いんじゃないでしょうか。
僕はゴミ拾いもそんな風に「俺(私)はゴミ拾ってるんすよ」と誇れる、クールなカルチャーにしたいんです。
そのためにはトング自体を持ち歩きたい、人に見せたいような格好良いデザインにする必要があるのかなとも思います。
クールな人たちががこぞってゴミ拾いをして、自分のトングを自慢げに持ち歩く世の中になる日を夢見て、ギャングの活動をこれからも続けていきます。
明日10/31はハロウィンということで、大阪道頓堀周辺を深夜~始発の時間帯に向けてゴミ拾いをする予定です。
もちろんNo Costumeで行うので、また活動報告します。
11/1 追記
ハロウィンの活動報告はこちら