クロード・モネ 《アイリス》 〜 アートの聖地巡礼(米国)

画像1 米国のアートの聖地のひとつ、シカゴ美術研究所で「もう一度みたい作品」を紹介している。今日は、クロード・モネの《アイリス》(1914-1917)。同研究所は、46点のモネの作品を所蔵しているが、全て常時展示されているわけでない。未だ調査中の所蔵作品もある。その1点がこの《アイリス》だ。睡蓮の連作が大評判となり、ヴェネチアへ旅をしたモネだが、その後、二度目の妻を亡くし、長男を亡くした。この頃のモネは、目を患い、以前のような色彩でモノを見えることが出来なくなっていた。そんなモネが魂で描いていたように思える一品。