「#アート 記事まとめ」 編集後記 1
今回「#アート記事まとめ」に取り上げさせていただいた記事の著者の方々と記事の題名(順不同)。
shuzo_kumagai氏 東京のY字路はなぜ
tamamiazuma氏 美醜のポステリオリ
関口 あさみ氏 たのしく作り続けるために
Hiroki Tanahashi氏 ルネサンス宮廷大全/セルジョ・ベルテッリ編著
shin ikegami氏 作品 更新 - 2020/08/02 1/2
kaoru氏 夕闇に沈むモレの橋
浅井由剛氏 アートなのかデザインなのか:アート思考への期待と不安
名古屋クラシック音楽堂氏。 名古屋クラシック音楽堂のロゴを現代彫刻家の涼平さんにアート作品に仕上げていただきました!「表現力を売る、という実験。」がかなり新鮮だった話
この場を借りて御礼申し上げます。
以下、簡単な編集後記(はじめての編集後記なので、若干長いけれども)。
noteの「#アート」って何?
この疑問から、noteで「#アート」の記事をまとめたマガジンをつくることにした。
英語の「art」の意味は、いろいろある。言語の世界では、主な意味が「芸術」であることに間違いない。
早速、「#アート」の記事を読んでみようと思ってnoteの検索欄で「#アート」で検索してみた。その記事の数に驚いた。その内容もまあ多種多様で、なおさら「#アート」の意味がわからなくなってきた。
「#アート」の記事は、どうも私が知っているアートの定義と異なる。日本語のカタカナの「アート」は、「art」と違うのか。なかなか「美術」の記事が出てこない。そもそも美術は、造形芸術じゃないのかな。そういえば、ネイル・アートもアートだ。困った。
そこで「#アート記事まとめ」をはじめる際に、自分で考える「アート」の定義と、マガジンに入れさせていただく条件を再確認した。
本マガジンでは、artの原義「つなぎ合わせる→技術」を基本に、技能[技巧」を必要する芸術(美術、詩歌、劇、舞踊など)及び芸術文化(映画、演劇などを含む)をアートとします。また芸術の中に含まれる美術は、絵画・彫刻・ファインアート・工芸など と考えます。
以上を考慮し、#アート/アート系の投稿記事(プロモーションがメインの記事を除く)の中から、まとめさせていただきます。
なお、他人の文章及び画像(写真、動画等)を引用されている場合、出典元が未記載及び不明瞭の場合は、著作権保護のため基本的にNGとさせていただきます。
現代アート系の記事は、トルテ氏が下記のマガジンで先行してセレクトなさっているから、そちらとは重複しないようにする。
少しクリアになってきた。
ひとまず、ハッシュタグのアートを気にせず、美術(絵画・彫刻・ファインアート・工芸など)の記事に注目した。そして、記事に存在する「アート」に関する以下の3つの視点(あるいは立場)を重視した。
1.アートを創造する。
2.アートを観る。
3.アートを扱う。
1の「アートを創造する」立場の方々、つまり「アーティスト」方々が本音を語る記事を、noteで「エッセイ」に一括りにしてしまうのは、もったいない気がした。また、「ハッシュタグ・写真」は、本来は「アート」の中に含まれるのかなという気もした。
2と3に関しては、様々な視点のアート系記事に注目した。書籍、作品、思考、日常、現場を通して「アート」が存在することを教えていただいた。
今回、マガジンに紹介させていただいた各記事には、何らかの「アート=美術」が存在している。もし、ご興味があれば、選ばせていただいた理由を記事の中から見つけていただきたい(2020/09/26)。
(追記:2020年9月26日、一部修正しました)
(追記:2020年10月02日、一部改訂しました)
(見出し画像は、著者が撮影した米国、ニューヨーク、メトロポリタン美術館の屋上にあるThe Met Roof Garden Barからの眺め)