「感情に流される人間、肉体を全ブッパ」2022/6/15
私は今、駅前にいる!
かの早朝アルバイトに行きたくないと肉体を縛り付ける「感情」の野郎に反抗するべく、あらかじめ早朝アルバイトの近所に待機している。深夜1時にして。6時からのバイトに向けて。
改めて馬鹿すぎる。
僕は一体何をしているのだろうか。うちに来なよと言ってくれる友達の優しさに背を向けて、ベンチに座っている。今の僕は、完全に頭から足の先まで不審者だ。
このふざけた状況も、僕の感情が招いた不貞を正すためだ。
先日僕は、起床しているにも関わらずただ行きたくないという感情のもと、早朝アルバイトを休んでしまった。30分前にドタ休みの連絡を入れて。
同じ時間に働く人間に多大なる迷惑をかけている。
こんなにも終わっている人間に、同じ時間に働く人間は、とてもとても優しい言葉をかけてくれる。
僕はほんとうにだめだ。社会に適応できる気がしない。
徐々に感情を制御する器官が弱っている気がする。休みたい時に休んでしまうし、病みたい時に素直に病んでしまう。
自制を効かすことがだんだんできなくなってきている。
このままだとどうなってしまうのか。
どこかで拾った鉄仮面をつけて人間をやめてしまうかもしれない。
力を追い求めてバビディの洗脳にかかってしまうかもしれない。
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