2021.06ランク戦~リゾネーター~
こんにちは、すしです。
今月も報告させていただきます。6月もデュエルキング達成です。
これで昨年の12月から7ヵ月連続のデュエルキング達成となりました。
毎回の報告でも書いているのですが、僕のような初代遊戯王しか知らなかった決闘者がデュエルキングになり続けていることには、僕が一番驚きを感じています。
デュエルキングになる前、僕はデュエルキングというのはとてもすごいもので、そこはある種の頂なのだと思っていました。しかし、実際にそこに到達してみると、僕の思惑は外れていました。
そこはスタート地点に過ぎなかったのです。僕が頂だと思っていた高い場所は、さらに高い場所を見ることが出来る場所にすぎませんでした。具体的に言うと、KCやKCGTでよい成績を収めている人たちの後ろ姿がかすかに見えるようになる場所です。
僕はデュエルキングになるまで、その人たちのことを認識していませんでした。知ってはいたのですが、その人たちのことをちゃんとわかってはいなかったのです。それは、小学生がプロスポーツをみて、そのプレーがすごいのかどうかをわからないことに近かったと思います。
しかし、去年12月にデュエルキングになり、そこから半年以上達成できるようになって、少しだけ、ほんの少しだけその人たちに近づくことが出来ているような気がします。ちょっとずつその人たちの偉大さを認識できるようになってきているのです。
それは、僕が決闘者として成長することが出来ているからなのかなと思います。
さて、今回僕が使ったのは、リゾネーターデッキ。強力な手札入れ替えスキルや爆発的な展開力を持った非常に強力なデッキです。
このデッキの肝は二つあります。それがスキル「デモンズ・レゾナンス」によってもたらされる高い安定性と「風来王 ワイルド・ワインド」による展開のブーストです。
スキル「デモンズ・レゾナンス」は手札のリゾネーターモンスターを相手に見せることで、1枚の手札をデッキに戻し、下級悪魔族モンスターを手札に持ってくることが出来る、いわゆる手札入替スキルです。2度使用が可能なこのスキルによって、リゾネーターデッキは運ではなく、恣意的に手札を用意することが出来ます。
遊戯王というカードゲームにおいて、手札を操作することは、それだけでとても大きなアドバンテージになります。なぜなら、手札は本来運に左右されるものだからです。
しかしリゾネーターデッキは、スキル「デモンズ・レゾナンス」によって手札を操作することが出来るので、運に左右されずに、自分の思い通りに決闘を進めることが出来ます。
そして、もう一つの肝、それが「風来王 ワイルド・ワインド(通称ワイワイ)」だと思っています。
このモンスターは、自分の場に悪魔族チューナーが存在する場合に特殊召喚が可能です。「クリムゾン・リゾネーター」と組み合わせることで、召喚権を使わずに3体展開をすることが可能(さらにライフポイントも6,100に)なので、このデッキのブースターの枠割を担っています。もちろん悪魔族なのでスキル「デモンズ・レゾナンス」で手札に持ってくることも可能です。
これだけでも十分ブースターの役割を果たしているのですが、このモンスターには2つ目の効果もあります。それが、墓地のこのカードを除外することで、デッキからリゾネーターを手札に加えることが出来る効果です。この効果がとにかく強い。
最初の自分のターンでワイワイを使った展開をしている場合、ワイワイは自分の墓地にいます。そのワイワイを墓地から除外することで、デッキからリゾネーターモンスターを手札に加えることができます。つまり、通常のドローと合わせて2枚手札が増えるわけです。しかも、その手札の内1枚は確定でリゾネーターモンスターなので、入替えが可能。2度に渡って展開やアドバンテージをブーストすることが出来るのがこのモンスターです。
手札アドバンテージを稼ぎつつ、そのアドバンテージも操作することが出来る。これがリゾネーターデッキが強いテーマになっている要素だと、僕は思っています。
ほかにも「クリムゾン・リゾネーター」の他リゾネーターを呼ぶ効果や「レッド・リゾネーター」によるライフの回復効果、シンクロモンスター「ダークエンド・ドラゴン」や「インフェルニティ・デス・ドラゴン」による相手モンスター除去効果なども、非常に強力です。
また、「天岩戸」や「死霊騎士 デスカリバーナイト」によるモンスター効果妨害、回復したライフで相手を妨害する「神の忠告」や「コズミック・サイクロン」、そしてなにより「オベリスクの巨神兵」の圧倒的制圧力も侮れません。神かっこい。
僕はオベリスクが好きなので、「オベリスクの巨神兵」を入れた型を使っていましたが、ほかにもヒーロー型や厚型などなど色々な型が開発されています。つまり、リゾネーターデッキはまだまだ発展途上なのです。
近頃発表されるであろうリミットでもまだまだ生き残ることが予想されます。きっと環境トップクラスの強さを維持するでしょう。
リゾネーターデッキのコアカード自体は2つほどのボックスで組むことが出来ると思うので、手を出しやすいテーマでもあるのかなと個人的には思います。
僕もまだ開発を続けたいと思います。
それではまた!
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