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ハイライトとは? - Sushi Workサポート

2021/11/13 追記
ハイライトを選択制に変更しました。

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この記事では、Sushi Workでコワーキングスペースに入室後に入力することになる「ハイライト」について解説します。

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ハイライトとは?

今日、一番スポットライトを当てたい活動です。細かなTODOと、長期的な目標の中間のちょうどよい目標として機能します。

今日のハイライトを誰かに尋ねられた時、何と答えられたら嬉しいでしょうか。「今日1日を振り返る時、満足感や喜びを得られる活動」、それがハイライトとなります。

ハイライトの概念は、「時間術大全」という本に詳細が書いてあります。気になった方は、いい本なので手にとってみてください。

「時間術大全」のまとめ動画を見よう

「時間術大全」のまとめ動画がYoutubeに上がっています。正直なところ、これ以降の僕の解説記事を読むより、このYoutubeを見た方が、ハイライトの決め方について、深く理解できます。

この記事は斜め読みでいいので、ぜひこのYoutubeを見てみてください!

なぜハイライトが必要なのか?

次から次へと舞い込む仕事に対して、自分の作業効率を上げて、どんどん打ち返しても、さらに多くの仕事が舞い込みます。それに対し、さらに効率を上げて打ち返します。

それを繰り返していった結果、はたと気付きます。仕事はやたらこなしてきたけど、今まで何をしてたんだっけ?と。仕事はたくさんこなしてきたはずなのに、なんら満足感を得られないと。

そうやって気付くのは、自分が他人(会社)から与えられた、自分にとって意味のない仕事を必死にこなしていたということです。

自分の作業効率を上げて、無駄のない仕事をするだけでは、充実感や満足感、喜びなどを感じることができないのです。

※読み返してみて少し大袈裟だったなと思うので補足すると、全く満足感を得られないということはなくて、満足感の度合いが小さいということですね。

主体性を取り戻そう

とはいえ、やるべき仕事は消えてくれません。きちんとそれらの仕事もこなす必要があります。

ただ、それらの仕事の中に、自分にとって意味のある仕事、満足感や喜びを感じる仕事はないでしょうか。それが、今日の仕事の内、もっともスポットライトを当てるべき仕事(ハイライト)です。

TODOリストをただ単にこなしていくのではなく、自分にとって意味のある活動にスポットライトを当てるのです。それらに注意を向けることによって、主体的に自分の時間をデザインしていくことができます。

もちろん、ハイライトは仕事以外のことでも構いません。「新しいプログラミング言語のチュートリアルを行う」などでも大丈夫です。

毎日のちょうど良い目標になる

ハイライトは、細かいタスクより大きく、長期的目標よりも身近な、ちょうど良い目標として機能します。

例えば、「小説家になる」という長期的な目標を立てたとしても、目標があまりに遠すぎて途方に暮れてしまいますよね。

「小説のプロットを考える」、「あらすじを決める」、「最初の5ページを書く」といったハイライトを毎日設定し、続けていくことで、長期的な目標に少しづつ近づいていくことができます。

もし、その日のハイライトを達成できなくても、全く問題ありません。翌日も同じハイライトを続ければいいだけです。

Sushi Workでは、こう考えることができます。

作業量の目標・・・注文貫数(作業時間)
作業の質の目標・・・ハイライト

前述したように、作業量の目標達成だけでは、充実した日々を送ることができません。作業の質の目標であるハイライトを組み合わせることによって、Sushi Workのテーマ「Happy Work From Home」に近づくことができると考えています。

ハイライトを選ぶ基準

「時間術大全」では、下記の3つがハイライトを選ぶ基準として挙げられています。これらを基本として自分なりの指針を追加してもいいと思います。

基準1: 緊急性

今日中にやらなければいけないことや、期限が差し迫っていることがあれば、それを優先してハイライトに設定しましょう。

例:
・顧客にリリース日を約束しているソフトウェアの機能改修をする
・WEBサービスに障害が発生しているので、障害の原因を特定し、修正する
・明日までに見積書を作成し、顧客に送付する
・申告期限までに確定申告書を提出する
・家族旅行で宿泊する旅館を予約する
・子供の夏休みの宿題を手伝う

最後の2つはSushi Workを使って行う必要はないかもしれないですが、本来的な意味合いでは、こういうハイライトもありなので含めてみました。

基準2: 満足感

何をハイライトに選べば、1日の終わりに最大限の満足感を得られるでしょうか。

基準1では、やるべきことでしたが、基準2と3はやりたいことを選びます。

自分がずっとやりたいと思っていたが、先延ばしになっていたことはないでしょうか。優先度は低いが、自分にとっての重要度は高いことです。それらをいつかやるのではなく、ハイライトの力を使って、今やってみましょう。

例:
・個人開発プロジェクトのサービス設計を考える
・自分が担当している仕事の改善案をまとめて、同僚にレビューしてもらう
・自分の好きなガジェットについてのレビュー動画をYoutubeにアップロードする

僕にとっては、Sushi Workの開発作業が、この満足感を得られるハイライトとなっています。

基準3: 喜び

何をハイライトに選べば、1日の終わりに喜びを感じることができるでしょうか。

ただ単に目の前にあるタスクをこなすだけではなく、自分にとって意味のあることを主体的にやってみましょう。喜びを与えてくれるハイライトは、他人から見れば意味のないように思えることかもしれません。でも、そういうことの積み重ねが人生のハイライトにもなるのかなと思います。

例:
・友人が主催する日本酒の飲み比べ会に参加する
・オープンソースソフトウェアに修正パッチを送る
・技術記事を書いて、ブログで公開する
・子供と公園に出かける
・家庭菜園の手入れをする
・DIYで机を作る

結局、どうハイライトを決めるのか

ハイライトを選ぶ基準3つを同時に満たすものがあれば、それをハイライトにすればいいだけですが、実際のところは、基準1: 緊急性の高い活動をハイライトにすることが多くなってしまうと思います。

そういう場合は、週の1日、2日は基準2、3の満足感、喜びのハイライトを入れられるように工夫すると良いと思います。僕は、緊急性の高いタスクをこなしながら、Sushi Workの開発も進められるように、なんとかやりくりしています。

また、1日の内、60分から90分だけを基準2、基準3のハイライトに当てることにするのも良いと思います。それらの活動をするときだけ、Sushi Workを使うといった利用法もいいですね。

3つの基準を同時に満たすようにしていく

もう一つの方向性として、自分のやらなければいけない仕事を、満足感、喜びを得られる仕事にしていくことです。

自分のやらなければいけない仕事を色々な角度から見て、満足感や喜びを感じられることはないか探してみるのはどうでしょうか。

もし見つけられなければ、少しづつ仕事内容を変えて、満足感や喜びを得られるようにしていくのも手です。

例えば、新しいプログラミング言語を覚えるのに喜びを感じるなら、覚えたい言語を採用している部署に異動するなどです。

僕の場合は、Sushi Workの開発は、今は基準2、基準3のハイライトですが、Sushi Workでお金を稼げるようになれば、Sushi Workの開発が基準1のやるべきタスクになり、同時に3つを満たす仕事になります。このように基準2、基準3から、3つ同時に満たしにいくのもありだと思います。

仕事は仕事、プライベートはプライベートとしっかり分けて、満足感や喜びを得られる活動はプライベートでやると、きっちり分けるのも、もちろんありです。

※「3つの基準を同時に満たすようにしていく」の項は、僕のオリジナルで、時間術大全には書いていません。

他のメンバーが何をやっているのか分かるように

設定したハイライトは、他のメンバーも参照できます。他のメンバーが何をやっているのかが分かると、より親しみを感じることができると思います。

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「ima@確定申告」のようにニックネームを変更してやっていることを書いていたユーザーさんをたまに見かけましたが、まさしくそういう用途で使うことができます。

注意点としては、他のメンバーも参照できるので、仕事の機密事項などはハイライトに記載しないでください。仕事の内容は適度にぼかして書くことをお勧めします。

終わりに

僕も1日の始めに、今日はこれをやると何となく決めてから仕事に取り掛かっていましたが、きちんと書き出していたわけではないです。さらに、今日のハイライトを何にすべきかなどを、毎日考えたことはないです。

ハイライトを毎日決める習慣ができると、どういう変化が起こるのか、ワクワクしています。

ハイライトを使って、どんな変化が起きたのか、ぜひフィードバックをいただけると嬉しいです。

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