ニックネームの自動登録はデメリットが多かったので廃止しました -Sushi Work開発
オンライン・コワーキングスペース - Sushi Workを開発・運営していくにあたり、日々の試行錯誤をnoteに書いていきたいと思います。
今回はニックネームの自動登録を廃止した話です。
自分が新しくサービス登録した時にニックネームを決めるのは面倒に思うことが多く、サービスの性質上、匿名で使用してもらうことが多いという想定だったので、会員登録後、自動でユーザのニックネームを割り振るという仕様にしていました。最初は自動で割り振られたニックネームで、後から自由にニックネームは変更できるという仕組みです。
自動で割り振るニックネームは、寿司のネタの名前にしようと思いましたが、ややこしくなるので、Blue、Aquamarineなどの色の名前のリストを作成し、そのリストからランダムに割り当てるということをやっていました。
しばらくその仕様で運営していましたが、色々とデメリットが見つかりました。
一つはユーザさんからのフィードバックでした。
自動で名前が割り振られると、その名前が自分に割り振られた名前であることに気付くのに数秒かかる
というもので、これはですよね〜という納得のいくご意見でした。気付くのに数秒かかるくらいの小さなペインですが、そういうちょっとした違和感でも無いに越したことはありません。
以下は自分が感じたデメリットです。
・少し使ってみて良さそうだなと思ってくれたら、ニックネームを変更してもらえると思っていたが、思ったより変更してもらえなかった
・今はユーザ数が少ないので問題ないが、ユーザー数が増えてくると、同じ名前のユーザが増えてしまう
・デフォルトのニックネームだと、やや無機質な感じがする(これはデフォルトのニックネームリストのせいもある)
・デフォルトのニックネームだとアカウントに愛着を持ってもらいづらい(と思われる)
ニックネームを考える手間が省けるというメリット以上のデメリットがあったので、ニックネームの自動登録を廃止することにしました。
その代わり、会員登録後、プロフィール登録画面を挟むように修正しました。
この仕様に変更したところ、早速新規登録ユーザの方に、自分で考えたニックネームとアイコンを登録していただくことができました!
目に見えて効果があると嬉しいですね。今後も少しづつ改善をしていく予定です。