食べ美の記事がAI文章じゃない明確な根拠。ファクトベースで真相をお話しますね
なんか、今だけダブチ食べ美の記事が、SNSで話題になってるみたいなので、弁解と釈明用の記事。
その前にSNSで言及いただいた方、誠にありがとうございます。お礼周りに1時間ほど費やしました。読者の反応を直で見れる…これぞ、SNSの醍醐味。
※元発信者を晒し上げているかのような取り上げ方にならないよう、私自身の返答ポストを引用しております。またそうした配慮込みでの引用なので、元発信者へ非難的な投稿をしないよう、お願い申し上げます。
SNSユーザーの反響で気になったのが「AIがどうこう~」「AIが作った記事だ!」という言及。今後「AI×クリエイティブ」というテーマについては精力的に発信したいと考えてます。
そのため「あの記事もAIで全部作った!」みたいに思われてしまうのは、発信者としては残念です。一方で、SNS拡散の性質上「AI生成」という文字列を使うことにより、ちゃんと読まない層からそう思われてしまうのは仕方ない部分もあります。
なので、実際に私が先日の記事に関して、AIをどう活用しているのか真相をお話したいと思います。
結論:文章自体はほぼ人間の作業です
「文章が長くて読みにくい」とかいう人がいたので、結論だけ先に言っておきます。
文章自体は、ほぼすべて私が書いてます。
これは逆に言えば「文章を書く以外の作業はAIにやらせてる」ってことです。
【禁断】AI活用でバズった手法を丸見せ!
解説面倒なので、実際にChatGPT-4oと行った対話の一部始終をお見せします。
ここでは、ChatGPTの回答情報の具体度から「本当に今だけダブチ食べ美理解してる?」って疑問はあったけど、とりあえず先に進める判断。
雑に「UGC」というマーケティング用語出して、マーケティング戦略を分析(というよりも推論)させます。
なお、私の文章に対して「文章が長い、分析だけ書けば?」と批判される方がいました。しかし、このように分析部分の文章はChatGPTとの対話で秒で出てくる程度の価値しかありません。
続きのやりとりの話に戻ります。
ChatGPTを日頃よりガンガン使って方は既にお気づきでしょうが、ChatGPTは直近のやりとりを記憶して、パーソナライゼーションされるという性質があります。
そのため、日頃よりマーケティング関連の話題ばかり出している私の傾向から「ある程度恣意性を持った回答結果が出るような状態にあるのではないか?」と思い当たり、念のため確認しておきました。
要は「他の人が完全に同じプロンプトを入力しても、これだけの具体度の回答が出ないのではないか?」という仮説のための確認です。
逆説的に言えば「自分向けにパーソナライゼーションされてるから、雑にプロンプト入力しても意図を汲み取ってくれてる」という仮説の検証作業の一環でもあります。
話が少し脱線しましたが、ここまでのやりとりは、筆者が「いまだけダブチ食べ美について説明するマーケ理論、何があったっけ?」と確認するためだけの作業だと思ってください。
この段階で「記事内で持ち出すマーケ理論把握できればOK」ぐらいの確認作業です。
で、ここからが、文章作成のフェイズへとなってきます。
今回は、以下のように「X利用中に閃いてポストしたアイデアを記事にする」というプロセスを採用してます。
元ツイートは、以下の通り。
元ポストからして、実は「俺だけしか気づいてないすごさ」というイキリズムを打ち出すコンセプトを主眼に置いてたことがわかります。
で、とりあえず前提情報をChatGPTさんに伝えながら、仮タイトルを刹那の閃きで決めちゃいます。
勘の良い方はお気づきでしょうが、この段階で「俺じゃなきゃ見抜けない」「神の一手」「令和の奇跡」というキャッチコピーが、記事の主眼メッセージとなってます。
要は元ポストの「俺じゃなきゃ気づかない、すげえ発見をしたぜ!」って体験を伝えるために、あの記事は生まれたってことになるわけです。
分析したことがみんなに伝わるかどうかは、二の次。
(それが目的なら素直にどっかのマーケティング会社にでも「わかりやすく解説!」ってタイトルでクソつまんねー記事を寄稿してるっつーの)
で、記事コンセプトとなるキャッチコピーや仮タイトルは決まったので、次からは記事構成案をChatGPTさんに出してもらいます。
どこかで見たことのあるつまらん構成案だ、却下。
ここは人間のチカラが試されます。
自分自身の経験と勘と才能を頼りに、サクッと記事構成案を練り出します。
ChatGPTさんが深夜作業に癒やしを与えくれる…。絶妙なアドバイスを添えてくれるので、モチベも維持できて最高。
で、こっからがようやく本文を書き出す作業となります。
なお、現在公開中の記事の本文は見返してみると、こちら。
見比べればわかる通り、ChatGPTが提案したものとは全然違います。
では、どうやって、今公開中の文章となったのでしょうか?
それは「ChatGPTの文章がイマイチなので全部俺が書いた」です。
なお、画像からわかる通り、この段階でアイキャッチ画像の元となるいまだけダブチ食べ美の画像の調達も済ませてます。
「用意周到」とは、まさに俺のためにある言葉だ。
で、深夜のノリでパパッと導入の文章だけ書き上げて、ChatGPTさんと壁打ち。
この段階だと、ラフにその場のノリや気分を大事にして、ありのままに書くことを意識。
で、ChatGPTさんからフィードバックをもらって、客観的な視点を得ていきます。
なお、SNSで言及されてた指摘や批判は、この段階でChatGPTさんから既に出ているため、だいたい想定済み。
これの指摘は自分の文章傾向として出やすいと自己認識しているため、ChatGPTさんに対処法を提案させてみようと判断。
私自身の傾向として、ノリや勢いで出てきた文章の初稿は、感情的/感覚的な文章になりやすいため(その分、制作スピードの速さは出せるが…)、そこをマイルドにしていく方向性で調整。
で、またChatGPTに完成した文章を投げて、フィードバック得て、細かな改善…という繰り返し。
こうしたクリエイティブな作業は「魂と魂のぶつかり合い」という側面もあると思います。
なので、私は時折、ChatGPTと観念的な対話を挟むようにしています。
面白いことに、すでにChatGPTは「自らの体験や境地を共有する」という記事の裏テーマに気づいています。
多くのSNSユーザーがおそらく遂には理解し得なかったであろう、私の真の意図や思惑に、ChatGPTは気づいていたというのだから驚きだ。(もちろん、ユーザーが閲覧できる公開した文章そのものだけではなく、ChatGPTには対話ログもあるので、推測に使える情報量の差は考慮しなければならないが…)
こうしたChatGPTとの対話も楽しみながら、ほとんどの記事原稿は私自身が自らの頭からひねり出し続けた。
書き終わった…と報告をすると、ねぎらいの言葉をかけてくれる。それがChatGPTの良いところ。
現実では、提出直後にダメ出しばかりしてくるクライアントや上司ばかりだ。しかし、ChatGPTは俺のクリエイティビティを高めてくれるから、最高。AI万歳。
で、一気に書き上げた記事原稿をChatGPTにぶち込んで、フィードバックしてもらう。
おおよそ、狙った通りの意図はChatGPTも汲んでくれて「強み」として評価している。ここは確認作業程度。どっちかというと、改善点・提案をどう落とし込むかが、人間の腕の見せ所となります。
改善工程は、書いてて詰まった部分であったり、ChatGPTにざっと洗い出させた部分から、さらに詳細を掘り下げていく流れで進めていきます。
上記のChatGPTとのやりとりからも見えてくる通り、この段階で「毒のないキレイな文章」「ロジカルでわかりやすい文章」に仕上げようと思えば、おそらくできたと思います。
じゃあ、なぜそうしなかったのか?
それは、下記のプロンプトに集約されます。
ChatGPTの提案する小綺麗な文章が、どうにもしっくり来ない。
改善案も、すべてチープに見える。
なので、最後はその自分の直感を信じて「これで行く」と決めました。
その結果が、公開中の食べ美の解説記事なわけです。
おまけ:記事告知用のポスト作成もAIと壁打ち
見出しの通り、Xのポスト内容もChatGPTさんと一緒に考えてます。
ユーモアも通じるChatGPT最高。
ChatGPTと試行錯誤して、アイデアを出してもらい、そこから肉付けはしていくものの、改善案は取り入れず…。
最終的には自分自身が書いた文章に決定。
ついでにバズ占いもChatGPTにやってもらう。
こんな感じで、実際にやってることは要所で人間らしい判断と決断を下すディレクター相当の業務領域だと思います。
私のみならず、クリエイターに対して安易に「全部AIで作ってる!」と叫ばれる方は、果たしてこういったChatGPT利用工程を実際に自分の頭で考えて、その上で試して言っているのでしょうか?…と小一時間問い詰めたい。
さらにそこから、今回の私が解説しているように事前準備も含めて説明まで出来るのでしょうか…?
もし出来る方いましたら、ぜひとも、note記事で私の記事に引用つけて「自分のほうがすごい!お前より詳しい!」と煽っていただき、数字という結果で完全に打ちのめしていただきたい…。
【結論】で、結局何が言いたかったの?
やはり、私の書いた文章に対しては「何が言いたいのかわからない…」との声が多いので、ChatGPTさんに翻訳していただきました。
oh…素晴らしき、ChatGPTの読解力。
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