VTuberはメンヘラ集金モデルを臆することなくやるべきだと思う【結論】
最近、とあるVTuberの死ぬ死ぬ詐欺等様々な自体に出くわし、大変、心を痛めておりました。
上記記事の発端になったVTuberを限らず、私も数多くの「私は弱い人間だからお前は私を助けるべき!」などワケのわからない主張に振り回されたり、恣意的な法的解釈を交渉材料として「私の思い通りに動かないと訴えるぞ!」と脅迫まがいの行為にも出くわしてきました。
その要求に真面目に応えた結果、私の元に残ったのは「徒労感」「消失感」「虚無感」「孤独感」という、どうしようもない感情だけでした。
過去、私は「メンヘラムーブを無視するだけで人生は上手くいく」という旨の記事を投稿しました。
この記事に書かれている通り、VTuberやライバーなど、SNS上では「私はこんなに可哀相だから支援して!」「自分はこのままだと消えるから助けて!」という、他人の「誰かを助けたい」「誰かを心配したい」という欲求を満たして自身の有利な状況を確保するため、戦略的に弱者であることをアピールして他人から施しを受けようとする輩が存在します。
(このことの是非については今回は問いません)
また、実際に自他共に、そのような事態に巻き込まれた人を目撃したり、時には相談に乗ったりもしてきました。
このふざけたセカイを終わらすため、私が考えに考え抜いて辿りついた結論が「自分もこの手法を実践すればいい」という、シンプルな結論でした。
つまり、積極的にお気持ち表明を行い、自身の弱みをさらけだし、他人の同情や共感を得ることを恐れずに行えばいいわけです。
先日、多くの方から「幼女戦記」というアニメをオススメされたので、現在主張ですが、主人公のターニャ・フォン・デグレチャフ(CV:悠木碧)は、それはそれはひたすら合理性を突き詰め、人間性や共感性を一切感じさせないキャラとして描かれております。
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私も、この主人公の行動や言動には全面的に同意・共感しているのですが、世間一般の感覚とはだいぶズレているみたいです。
※ちなみに、私はターニャほど他人に厳しくありませんし、個別対応の要がある際は丁重に接しておりますので、誤解なく。
そうして見えてきたのが、私には「人間的な弱さ=共感性」が足りないという、結論でした。
そこで思いついたのが「お気持ち表明の文脈を駆使して、巧妙に営業窓口に誘導すればいい」という結論でした。
というのも、残念ながら、SNS上では「自分の交渉能力のなさや契約意識を棚に上げて、ビジネス上のクローズドなやり取りを晒した挙げ句、相手の責任にするみっともない絵師」だとか「それに共感して同調し、己のネゴシエーション能力の欠如を自覚しないTwitter利用者」が散見されます。
もちろん、私にも人の心がありますから、「あいつが悪い!」「ひどいことされたね、ヨシヨシ」と慰めあっている連中に「てめえらの能力のなさと浅はかさ棚に上げて他人のせいにしてんじゃねーぞ?クソヤロー」と核弾頭を落とす気は毛頭ございません。
ただ、だからと言って、「それは絵師側が交渉能力を培ったり、契約意識を育くめば未然に防げたトラブルなのでは…?」と指摘する人間がいないツイッタランド動物園のままでは、混沌に秩序は生まれません。
加えて言えば、そのような事態を放置し続けていては、間違った法知識をひけらかす輩や、仕事用のアカウントだと言っておきながら交渉能力のなさや契約意識のない自分の無能さに無自覚なまま「あいつが悪い!」と駄々こねてお気持ち表明でDM晒して、挙げ句、機会損失していることにも気づかない輩をのさばらせる結果にしかなりません。
このような事情を鑑みた結果、自分もお気持ち表明文を巧妙に活用した上で、自分が可哀相な弱者であることを強調し、営業窓口へ案内するという方法を用いるという解決策が、すべての人間を幸せにすると確信しました。
悲劇のヒロインはお前だけじゃない、私もだ【me too】
「自分は被害者だ!」と、勇気を持って声を大にし、共感してくれる味方を大量に作り出す「me too」というムーブが、過去SNSを発端に起こりました。
本質としては「私は被害者だ!我々のお気持ちを理解しろ!そして社会的に優遇しろ!」と、共感と要求を求める、ハード型交渉戦略の一つだと言えます。
また、この手法は「悲劇のヒロインムーブ」とも言え、自分が世界で一番可哀相な人間であることをアピールし、他人の同情心を利用して相手を動かす手法としても有名です。
そこで思いついたのが「自分も悲劇のヒロインになって、me tooしてもらえばいいんじゃね?」ということでした。
実際問題、配信企画を組んでおきながら、スケジューリングから広報、果ては各者への根回しまで他人に任せる輩や、友達に頼むような軽いノリで、マーケティング・コンサルティング・マネジメント・ディレクション・ネゴシエーション業務相当を頼んでくる輩には、ほとほと、嫌気が差しておりました。
(これは安易に「やりましょうか?」「やりましょう!」と口に出した私も悪い)
また、「起業したい!」「フリーランスとして自由に生きたい!」という輩に、toBを意識したマーケティング手法やキャリア構成、ポートフォリオ構成の話をしたら、なぜか最終的に私が悪いという、因果関係も相関関係も不明なことを言われる事態にも遭遇しました。
(これはタスクレベルのマネジメントに落とし込む気もないのに、安易にアドバイスしてしまった自分が悪い)
このような事態に遭遇しながらも、基本的には「私に能力がなかったから…」「人を見極める能力がなかったから…」「相手に与える情報を選別しなかったから…」など、反省するべき要素は非常に多く、それをわざわざお気持ち表明するなどという行為は、みっともない上に己の無能さを棚に上げる行為なので、恥ずべき行為だと思っておりました。
ですが、冒頭に書きました通り、昨今のSNSでは「自分のお気持ちを積極的に表明し、悪いことは他人のせいにして、同情を得て支援者を増やすマーケティング手法」が非常に効果的なのは、みなさん、何度も炎上バズを目の当たりにして、お気づきかと思います。
そこで皆さんにご提案です。
皆様もお気持ち表明を積極的かつ戦略的に行い、心にもない言葉を紡ぎまくって、巧妙に自分の営業窓口に利益誘導しませんか?
※1.ここでいう「利益」とは必ずしも金銭的対価だけではなく、承認欲求であったり、自分を全肯定してくれる信者も該当します。
※2.「心にもない言葉」という命題は、書いてる時点で「自分の中にはある感情」なので、それが本音か建前かはどうでもよい。
たとえば、私が今作成しているスシテンコ名義での仕事用の営業資料には、以下のようなお気持ち表明文を記載する予定です。
これは、マーケティング的に言えばD2Cでも紹介されている「ストーリー(世界観)を作り出す」という観点で言えば、非常に有効な手法の一つだと言えます。
優れたブランドは、他社と差別化できる世界観を築いている。そして、対外的に発するイメージ(画像などの視覚情報を通じて発せられる印象)と、コミュニケーションの方法(語り口、キャラクター設定)を緻密にコントロールしながら、様々な方法で世界観を提示している。
出典:D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略 2-2「プロダクトをあえて売らない」より
具体的に言えば、「まったく無名のスシテンコというVTuberが思いがけずnote記事でバズってしまい、ワケのわからない期待を背負わされ、人間の愚かさと浅はかさに苛まされ、この世すべて悪を背負った結果、契約とシステムしか信じなくなった世界線」というストーリーを展開することができるのです。
また、VTuberとしてロールプレイングしきれないで、自分の素の性格やプライベートを混ぜるモデルが主流となっている今、自身のリアルのパーソナリティをあえてVとしてのキャラ付けに活用するという戦略は、落とし所としては完璧なのではないでしょうか?
いいですか、みなさん?
お気持ち表明やメンヘラムーブは戦略的に活用するのです!
感情のままにDM晒して自爆する輩や、死ぬ死ぬ詐欺で無法に他人の想いもお金も搾取していく輩をこの世から駆逐するのであれば、自分も同じ手法をよりスマートかつエレガントに、なおかつ誰もが幸せになるようなモデルでやってしまえばいいわけなのです。
なお、私は当該資料が完成したら、ぜひVTuberやクリエイターの皆様方にもノウハウや資料テンプレートをご提供して、もう誰も傷つかない、安易なメンヘラムーブに振り回されない…そんな世界の実現を目指したいと考えております。
お気持ち表明にはお気持ち表明を。
メンヘラムーブにはメンヘラムーブを。
混沌に呻きまわるセカイには、愛ある秩序を。
やるならやるで、相手の何手も上回るような「したたかさ」「緻密さ」「計画性」「芸術性」「話題性」「戦略性」「合理性」「打算」「利益誘導」、ありとあらゆる自身が持ち出せるスキルありったけを詰め込んで、SNSで感情的に喚いてる輩に「格の差」っていうヤツを思い知らせてやりたくはありませんか?
ぜひ、この記事をお読みいただいた皆さんも、臆することなく「お気持ち表明」や「メンヘラムーブ(かまってちゃん、察してちゃん)」を駆使して、戦略的にフォロワーを獲得したり、営業窓口に誘導してみてください!
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