いまさら!サンリオVfes B4ステージれぽ
友「フレンドがサンリオVfesの布教をしたいからチケット奢ってくれるって。行く?」
🦦「マジぽん????」
マジぽんだった。
VRCを初めて数ヶ月のデスクトップ勢。こんな不思議な経緯でサンリオVfesのカジュアルチケットを頂くことになったわけである。
有料のVRCイベントはもちろん初。
「CAPSULEいるじゃん!!!!!」と叫んで垂直跳びを続けるまめひなたを前に、1人逡巡する。
本当に良いのか……?
デスクトップの私も楽しめるのかな……??
こちとらデスクトップ勢だ。
操作性の問題で初手のポップコーンもクソ硬いトウモロコシ粒を味わうという洗礼を受けているがいいのか?
一方、3つの無料パレードはどれも眼を見張るほどの出来栄えだった。
本当に無料でいいの? ってくらいのボリュームとクオリティ。
詳細な感想は筆者の余力と相談するものとさせていただくが、このスクリーンショットだけでも優れたビジュアルとパレードそれぞれの個性の強さがうかがえよう。
何よりこれらは多少の遅延こそあれ、虚弱なデスクトップ勢でも十分に見て楽しめるコンテンツとなっていた。
おすすめしてくださった方も私がデスクトップ勢であることはご存知である。
なれば、行ってみようじゃないか……
こうしてモチポリ(手足が短く丸い、可愛い生き物)を身に纏い、サンリオVフェスへと挑むこととなった。
本noteはこのチケットを頂いた御恩を筆者&フレンドたちなりに恩返しするべく、私なりに飛び交った感想などをまとめたものとなっている。
個人的な感想が含まれる点はもちろんのこと、どうしても時間が合わず見ることが叶わなかったライブがある点はご了承いただきたい。
追記(2024/9/25)
見れたステージが増えたという喜び。ありがとう、サンリオVfes2024Summer!
ぽこピー×豆狸建設
知らないアーティストばっかりだと申し上げたが、実はこのお二人だけはぼんやりと存じ上げていた。
というのも、私がちゃんと身もvisitorだったころ、ランク上げのためにフレンドになっていただいた方々がぽこピーさんたちをきっかけにVRCに参入されたという経緯を伺っていたためだ。
ぽこピーさんたちといえば、かの有名な「ぽこピーランド」である。
このワールド、出来栄えが尋常なものではない。オブジェクトもアトラクションもすべて完成度が高く、1つのワールドに入っている情報量がべらぼうに多い。
「めっちゃ楽しい」と「正気の沙汰ではない」と「あまりに出来栄えが良い」で脳内が大混乱していた記憶がある。
このワールドの制作陣のステージとくれば、期待は当然高まるというものだ。
背景は「ぽこピーランド」でも見かけたあのオブジェクトたちがずらり。
サンリオキャラたちがぽこピー流の仮装や被り物を載せられていてキュートだ。
二人のMCにある「サンリオを侵食しに来ましたからね」の言葉どおりの状態でくすっと笑ってしまった。
さてライブの内容はというと、ぽこピーの二人がステージの中央に登場した後、何やら悪巧み……。
あっという間にぽこピーランド仕様に乗っ取られてしまいました。
この衣装かわいいな~~。ぽこピーランド仕様だったはずですが、遊園地感が絶妙。
ちなみにこの2人、地味にお色直しが非常に多く、多種多様のアバターを持っているのはさすがのVTuberといったところ。
二人の軽快なMCと共に次々と曲が披露される。
ピーナッツくんの持ち曲である「TwinTurbo」が2曲目に登場。
ソロでピーナッツくんが4カメで映し出されたり、
画面がステージ後方で合体して尻の谷間が描写されていることを知ったりする。
これ、スクショだと全くわからないが4分割の画面がグリグリ動いて見てて全く飽きないし、曲もすごく良い。背景もただキラキラごちゃごちゃしている感じが全く無い。
派手そうな演出に対して見るべきところがちゃんと引き締まったデザインをしている気がする。こんな雑押しF12でも、見るべきところがちゃんと映えている。
ここ、手前に三輪車があるのがわかるだろうか。
MVでもピーナッツくんが乗り回してるアレが、ラップを燃料にステージ上を爆走。歌詞にしっかり合わせながらガッツリ演出を入れてきます。
ちなみに素でかっこいいMVはこれです。これ見たときちょっとびっくりした。カッケージャン……。
かと思えば小芝居の後にピーナッツくんが潰されて、「ガチ恋ちゃん」が登場。
「ぽこピーランド」の展示で確かぽんぽこさんとは別人格という話を見た気がする。ちょっとよくわからないけどロールパンナちゃんみたいなものなのかもしれない。
フォントがめちゃくちゃ凝っててかわいい!
曲もめっちゃ独特で、サビのリズムの良さも相まってしばらく頭を離れないのだが
滑舌が悪すぎて歌詞が全然聞き取れないんだよな。
そういう芸風なのでそれで良いのだろうけど、パーティクルが歌詞を出してくれるタイプだったのは配慮かな??
あと「ガチ恋ちゃん」のモデルの出来がマジで良くてちょっと笑けるレベル。
それにしてもこの3曲目「DON PA PPO」は極めて良かった。
この絶妙な舌っ足らずさと外し気味の音が却ってこの曲の「らしさ」を引き出すという奇妙さが癖になる。オリジナル楽曲ってより、一昔前で言うところのアニメのキャラソンの類が近い。
そしてキャラソンとしては100点満点の作品だと思う。
イラストをおぱんちゅうさぎの人が担当してるのも非常に”良い選択”である。
「グミちょーうめぇ」は聞き覚えがある!
と思ったらあっという間に場はグミに覆われてしまった。この部分は恐らくVRのほうがより臨場感があっただろうけど、デスクトップでもかなり驚いた!
こういうステージに干渉してくるタイプの仕掛けはまさにVRCならではという演出で個人的に大好きだ。
グミが曲に合わせてブルンブルン震えて色が七色に変わり、盛り上がりとともに巨大化するピーナッツくん。
流石というべきか、視覚的な盛り上がりをどう見せるかをよく熟知している……。
ピーナッツくんはいくつか曲を聞いても曲そのもののクオリティだけで十分勝負できてしまいそうなレベルだけど、映像や演出にも一切妥協が感じられない。
「ぽこピーランド」の完成度で感ぜられた”熱量”はライブでも一切衰えることなく、この短いタイムスケジュールの隅から隅までこれでもかと詰め込まれている。
いやほんと、狸豆建設さんたちほんとにすごすぎやろがい。
MCで終わりかしら?と思ったら、さらにもう1曲「PetbottleRocket」がスタート。
なんだよこれはもうめちゃくちゃだよ。
完全にやり過ぎです。最後の1曲だけで金とっても誰も文句言わないでしょこれ。
この短時間で5曲詰め込んでるってどういうことですか?
しかもどれも手抜きなしの大マジガチ、2人それぞれのソロ曲あり、バシバシのパーティクルとぐいんぐいん動く画面。とんでもなく濃厚な時間でした。
あと、ぽこピーさんたちのライブは人が多いインスタンスでも楽しんでみたのだが他のライブと比べてトラストランクのvisitor~New user率が有意に高かった。
(他の確認できたライブは、trsutedが半数、visitorはほぼいなかった)
当人たちの人気というか、「2人の作るライブならぜひみたい」という信頼が伺える。聞いてるだけだと全く実態のわからないVRCに飛び込むのってなかなか勇気いると思いますしね。
ぽこピーランドの建設をきっかけにVRCを始めたという人もかなり多いようだし、クリエイターとしての信用度はズバ抜けているなと改めて思った。
これは後日談だが、やんわりとだけ曲を知っていたという友ポリからはこれを機にピーナッツくんの曲を聞きまくった上セトリの購入したとの報を受けた。
曲としては「幽体離脱」と「スクールボーイ」がお気に入りとのこと。今聞いてきました。わかる。
私の方も逆にこれをきっかけにぽこピーさんの動画を何本か見てみたがぽんぽこさんが虫を食ったことと、ピーナッツくんが狂気ラブソングでマッスルドッキングするという情報を得た。
最初より却ってなにもわからなくなってしまった。どうして?
約束
約束さんのパーティクルライブ。
「約束さんは見たほうが良いよ!」と各方面から太鼓判を押されていたライブだ。
そんな事言われちゃうと極限まで期待値上げちゃいますけど大丈夫ですか~~!?
キャ~!!!! 約束さ~~~~ん!!!!!!!!!
普通にアイドルが出てきたので思わずオタクになってしまいました。
中央から現れる約束さんがまずは自己紹介をしてくれる。
「約束」さんのパーティクルライブで印象に残っていることのうちの一つは、実はホスピタリティ方面だ。
一番最初に名前と、何をする人なのか、パーティクルライブとはなにか、気をつけたほうが良いことはなにか……などなど。VRChatに来たばかりの人にもわかるくらい親切に説明してくれる。
加えて、B4ステージのライブはフライングカメラを使った撮影がNGとなっているため、地味に遠いところにあるものが見えづらい(=遠くて見えないものをフライングカメラで寄って確認することができない)という事情がある。
大勢いるインスタンスで見る場合は似たサイズのモチポリ(かわいい)がいっぱいいるので奥の方からだと物理的にも寄りづらい、寄ってもみえづらい。
(なお私はほとんどのライブを人がほとんどいないインスタンス+手元カメラのズームで解決させていた……)
これに対して上のモニターで顔がよく見えるようにしてくれているのが嬉しいね。
可愛いアバターがよく見える! ほんとにかわいい! 嬉しい!
早速ライブがはじまり……
かわいい~~~~~!!!!!!!!
歌詞の表示がめっっちゃかわいい~~~~!!!!!! え!? アイドルじゃんこれもう!!!
この表現めちゃくちゃいい!!
ガチのアイドル過ぎるショットが撮れてしまいましたので皆様にも共有しました。これでVRC世界の平和に少し貢献できたかと思います。かしこ。
歌詞の文字が出てくるのはこの他にもいくつもある表現だけど、約束さんは「吹き出し」にすることで漫画的な表現を目指してる感じがいい!
後ろも2次元イラストが貼ってある。かわいい。
3Dの光の表現と、イラストや文字の2Dの表現が違和感なく混じり合っている。
オタクがはしゃいでいるうちにデルミンちゃんが登場!
事前に「キセレゾ」で予習していたのでキャラが分かる、わかるぞ!
この約束さんとデルミンちゃんの会話も吹き出し。
(英語なのは私の設定の問題か、素なのかはちょっとわからない。勉強しろということかもしれない)
視覚優位の私には大変助かります。というか、セリフを文字で補足するってなにげに3次元でやろうとすると意外と厳しい演出な上、この吹き出しそのものも可愛らしさの演出として編み込まれていた大変センスが良い。
理解度を上げるためのものを演出に昇華できていて、レベルが高い~~~。
これとかも文字が演出にきっっちり落とし込まれていて感服するばかり。
デルミンちゃんについてはあまり詳しくはないのだが、マシュマイレッシュの中でピンで出てくるところを見るに営業担当あるいは斥候といったところだろうか。
いざとなればビームでの先制攻撃も可能。敵地にも果敢に飛び込んでくれる優秀な戦士といえる。
約束さんとは友好関係を強くアピール。現状では若干のぎこちなさを感じるものの、これはデルミンと約束さんの真面目さが反映されているともとれそうだ。
ほわんちゃんら他の面々との交流も期待したいところである。
ここで満を持してデルミンさんの持ち曲である「惑星のダンスフロア」の演奏が始まった。
デルミンさんは「#コンパス」というスマホゲーにも登場しているのだが、彼女がいるとこの曲が演奏されてビームでぶちのめされるらしく、友人はこの曲を割りと嫌がっている。
まあまあそんな事言わないでくださいよ。
「デ デ デー ♪」の小気味いい音ハメのところを見てくださいよ。
こればっかりは実際見ないと伝わらないんだけどこのあたり本当に耳と目が気持ちいい。
まるでMVの中に自分ごと取り込まれたかのような演出で全く目が離せない。
ていうか、モノによってはパーティクルライブは激烈遅延食らうのに約束さんのは重く見えてちゃんと音と合ってました。豪華な見た目に反して全然軽い。
ほんとかわいい~~。
このあたりは宇宙空間を猛スピードで飛ぶ演出と、2次元的な文字、ライブのようなステージと複数の異なる要素が同時に襲いかかってくる。
ああ~スクリーンショットが下手!
デルミンちゃんと宇宙を駆け抜けていく部分なのだが、本ライブでも指折りのお気に入りシーンだ。
手前のキラキラのパーティクルは光の粒を手書き風の形状で表現しており、ここにもこだわりが感じられる。2次元と3次元の融合、という部分にこだわっていらっしゃるのかもしれない。
スクショを見返すと本当に細部まで工夫が行き渡っていて驚くばかりだ。
さらに「アノカナタリウム」が続けてスタート。
この曲、物語の最終回のような勢いがあってすごく好きな曲だ。確か、無料パレードである「キセレゾ」でも最後に演奏されたはず。
わかりますかね、このあたりスクリーンショットでなんとなく撮ってもものすごくいい感じになるようにデザインされてるんですよね。
なんというか、「画で見せたいところ」がはっきりあるのも約束さんのライブの特徴に感じた。
こんなことされたら……キーボードのF12が壊れちゃうよォ……。
約束さんの方はちょっぴりコラージュ感もあって実在と非実在の狭間に立たされる。
最終的に私達は思うのである。
地球は青い……(悟り)
最後に宣伝。
これを見せつけられたあとだと「パーティクルライブ見れるのかな……」「ワールド気になるな……」に普通になってしまうね。
あとからも色々出てきますが、宣伝効果マジで半端なく受けたので皆さんどんどん宣伝したほうが良いと思います。
いやぁめちゃくちゃ良かった。
VRのライブにもある程度傾向はあると思うのだが、約束さんのライブはあらゆる表現を追求し、あらゆる表現を見せてくれるのでずっとワクワクすることができた。
最初に説明を行っていたのも、自分の表現したい「かわいい」を伝えるための手法としてのパーティクルの希求に大変な思い入れがあるからかもしれない。
その一端に触れられた気がして、終わったあともなんだか現実に戻った気がしなくてぼんやりとしてしまった。
戊屡神ゆゆ featuring シナモロール
シナモ~~~~~!!!!!!!!
featuringタイプのステージは、基本的にサンリオキャラがメインになるもののようだ。
アーティストステージは言うまでもなく素晴らしいが、サンリオを冠するフェスなら当然、キャラクターたちの活躍を楽しみたいというものだ。
そもそもサンリオキャラって線が単純なものが多く、3Dモデルと相性がいい。サンリオVfesのの存在を知ったとき「なるほどな~!」と膝を打ったほどだ。
かねてよりサンリオは営業かける先のセンスが良い、というか流行を掴み、いの一番にやってみようとするフットワークがすごいとは感じていたのだが、VRCですでに何度もイベントをこなしているのは流石と言える。
シナモロールといえばサンリオ屈指の人気キャラクター。
ステージ中央に現れるこのもちもちの生き物の生み出した経済効果は計り知れないのである。
故に、油断するな。出だしの挨拶の時点でシナモンの”かわいい”はすでに始まっている。
ちなみに、可愛らしい声だが設定上は男の子だ。
大変だ。こんなかわいい男の子はいけない。いけないよ。
このステージはQuestにも対応しているため、低スペックも安心してシナモンを楽しむことができる。じゃあ地味なのかと言うと……結論から言うとPC+VR勢が容赦なく繰り出してくる”やりたい放題”とまでいかないが、見ての通り前半の時点ですでに絵面が地味な感じはない。
後半は言うまでもないのだが後述。
そもそもさ。
シナモンがスターロッドみたいな杖をぶんぶか振り回しながら”おうた”を歌ってくれる。それでいいじゃないか。
何のアイテムなのか全然わからないけど、シナモンの体格との比率を考えるとかなり頑張って片手で振ってくれている。曲を歌いながら、美しい星のようなパーティクルの群行を眺める。
シナモンは星の魔法使いなのだ。
何だその顔。かわいいな。
ほら、近くで見てもこんなにかわいい。
かなりキラキラした演出が多いため、スクショだとものすごく白飛びしているのが無念だ。
あとシナモンの動きが終始モチモチモチモチしていて手足が短くて丸い生き物が大好きな私としては悶絶もののかわいさなのをお伝えできないのが悔やまれる。
マジでこの顔好き。
と、ここでシナモンから移動をしろという指示を出された。
己の可愛い姿をもっとみたいならインスタンスを超えてついてこいと仰せである。
写真は困惑し顔を見合わせる私の友ポリの姿である。そこで見てたんかい。
ここ、ワールドのポータル設置などVRC内で完結していただけると本当は助かるな~。結構焦った。
おそらくQuest単騎対応のための苦肉の策だったのだろう……でも、おかげさまで何の支障もなく楽しめているよ、シナモン……。
場所を移し、ライブ再開。
もちもちしててかわいいので移動が手間だったことはすべてここで許された。
さあ、お楽しみの始まりだ……。
ここからはシナモンによる一切妥協のない”パーティクルライブ”と”ファンサ”と”カワイイ”を浴びていただく。ついでに、不慣れ勢には3D酔いにもなっていただく。
まずは一番可愛く撮れた1枚をご覧あれ。
カワイイ。致死量のカワイイがある。このパーティクルはシナモン可愛さのあまり破壊されたモチポリである。
あと見ての通りギラギラピッカピカである。このなかで、比較的マットな質感のシナモンがバッチリ映えている。
シナモンがあまりにカワイイので街が生えてきた。
ウオオッ!足場が動くタイプのやつだ!
足場が……シナモンどこ!??!??!?!?!
どこ!??!?!
シナモーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!(ガチ絶叫)
※めちゃくちゃ焦って撮ってたと思しきスクショ
いた~~~~!!!!!!!!!
視線誘導してくれよ! 急にいなくなるなよ!
ずっと私のそばにいろ!!!!!
そんな馬鹿なことを言っていたらとんでもないことが起こりました。
一見、ズームして撮ったかわいいシナモンのように思えますね。
――違います。
このタイミング、シナモンが観客のマジの真後ろに現れます。
比較の友モチポリで見ての通りありえないくらい近いです。
B4ステージのライブは3/4くらいみているが、ここまで近づけるライブは他にあったのだろうか……?
VR空間でのパフォーマンスは、「VR空間で行うライブ」であることを意識してアーティストがステージに立ってパフォーマンスを披露するパターンが非常に多い。
これ自体は、大人数のいるインスタンスで皆で楽しむ場合はそのほうがアーティストがよく見えるメリットが非常に大きく、特に不満はなかった。
が、シナモンは違う。
「ファンサ」は何をしてくれたら皆喜ぶのかな?(CVシナモン)
「カワイイ」をいっぱい見せるにはどうしたらいいかな?(CVシナモン)
通常のライブでは一切叶わないであろう、「VR空間のライブだからこそできる」こと。
Quest単騎勢が「VRメガネをかけて見ているからこそ体感できる」こと。
それは……
ガチ恋距離でシナモンを吸う。
これ以外の答えなど、そこにはなかった。
大変だ、マシュマロの化身おる。
ということで終わってみたらとんでもない満足度でした。
なんか気持ち悪いこと言ってるけど、アーティストに極限まで近づけるのはVRのライブでしかできないことだな!?と普通に感心してしまった。こんなの嬉しすぎる。
恐らくQuest対応という大変厳しい制約の中制作されたと思うのだが、その中で出来うるで面白い体験をぐっと詰め込んだ名作だった。
来年もあるなら、こればっかりはなるべく人が少なめのインスタンスに潜り込んで少人数で見るほかない。
でも本当は、シナモンを、自分だけのものに、したい。
シナモロール。罪深きイヌの男の子よ。永遠なれ……。
memex
どうやらかなり昔からVRCで活躍するバンドさんだそうで、私は今回が完全な初見。
サンリオっぽさよりはバンドそのもののカラーを楽しめそうな予感だ。
このあたり、キャラが出ないやつはNGですとかなりそうなところだがサンリオVfesだいぶ懐が深いよなぁ。ぽこピーといい。
ということでスタート。
初っ端からモノクロの世界に飲み込まれた!
白黒になってもキティちゃんがキティちゃんとわかるのは本当にグッドデザインだよね。
繰り返される光と音の明滅と共に、徐々に世界観が飲み込まれていく。
カラフルなモチポリたちも、音楽の瞬きに合わせて一瞬白黒に変化させられる。
音に合わせてキューブが動き、否応なしに期待が高まる。
眼の前に2人のmemexのメンバーが現れ、挨拶もなくただ一言、「memex」と名乗りを上げた。
いやかっこよすぎ。
んで、曲よすぎ。
色々聞いたけど一番曲が好みなのはmemexだった。
ボーカルのアランさんの声はクールなのに柔らかく、甘いのにかっこいい。
あと私はピアノの入ってるかっこいい曲が好みなので大歓喜。
あとここ。パーティクルはキラキラしたタイプではないのだが、裏を返せばモノトーンでこの情報量はちょっとおかしいのではないか……?
オブジェクトはどれも音やリズムに合わせて反応し、舞台ごと音楽に飲み込まれたような強烈な世界観を楽しむことが出来た。
マジで良すぎて最新アルバム買っちゃった……。今回の感想はmemexを聞きながら書かれています。嬉しいね。
ライブパフォーマンスと同じように最初の挨拶も入っているので、あの素晴らしいライブをもう一度耳から思い出すことが可能だ。嬉しいね!
「handshake」の0:55からのイケメンピアノ、「connect」の初っ端の電子音からギターが展開されるのありえんかっこいい。
あと「co-ordinate」の0:58あたりからのピアノと一番最後の「歩みを止めないで」の部分も激烈に好き。ていうか後半があまりにアツすぎる。
わからないって!? 買いましょう。そしてどこなのか確認しましょう。
あとこれ完全に余談なんですけど、後ろの方で跳ねてるモチポリ(かわいい)いるな~と思ってたらどうやらギミックがあったらしい。
え~~! 知らなかったよ~~!! そんな~~~!!!
やればよかった~~~~~~!!!!!! 来年もやって下さい!!!!
p.s.単独ライブも見に行きました。ガチ良かった。
5月楽しみ~。単にハマっちゃった人に成り下がっている。
これオススメです。マジでただのファンになってる。
羽入ひかる featuring こぎみゅん
こちらはシナモロールの単独ライブと同じタイプのサンリオキャラメインのライブ。
歌うのは、小麦の妖精”コムギーナ”の「こぎみゅん」だ。
これがこぎみゅんです。ご存知ですかこの生き物。私は知らなかった。
まずコムギーナってなんだよ?
メルティーキッスもびっくりのホロどけ感をかもしだしていて旨そうだけど、コムギーナだからマジで小麦粉の味しかしない可能性が高いので気をつけましょう。
シナモロールのデビュー年が2002年に対して、こぎみゅんは2015年デビューなのでかなり新しい部類に入ると言えよう。
あやふやでもこもこな輪郭と”ゆめかわ”のエッセンスも感じられる色使いは新しい時代のキャラクターだなぁと思わせるものがある。なんというか、昔のサンリオキャラって全体的に輪郭線はハッキリしてるきがする。
すでにレトロ呼ばわりされている時代を生きたかつてのJSからするとかなり新鮮な感じがする。
というわけで無知なままこぎみゅんを見ることになったわけだが……。
このこぎみゅんという曖昧な生命体のステージ、信じられないくらい硬派である。
さっきからかわいいスクショを並べまくっているだけだと伝わらないのだが、先程のシナモンのステージとはわけが違う。
シナモンのステージは初手の「みんな~!」という挨拶からはじまり、VRならではの工夫や魅せ方、何よりシナモン自身の可愛さを熟知した”ファンを喜ばせるための工夫”が随所に感ぜられた。
これは言い方を極限まで悪くすると、かなり”媚びた”演出である。
当然ながら、これはシナモンの演出としては極めて正しい。だってみんなシナモンに”媚びてほしい”に決まっている。
演出と分かっていても「来てくれてありがとぉ~!(CVシナモン)」なんて言われたら「こっちこそありがとぉォオオ゛!!!!(野太い)」になってしまうというわけだ。
あくまでもファンに向けた、シナモンの大サービス満点の優れたパーティクルライブの形である。
こぎみゅんはこの立ち位置とは全く異なる。
まず、こぎみゅんは挨拶などしない。感謝も曲名も、説明もしない。何なら名乗りすら上げない。
時刻が来たら急に歌が始まるのである。
硬派さだけで言ったらmemexを超えちゃってる。
これには度肝を抜かれた。
『歌を聞きに来たのだろう?』
そう言われている気がした。とんでもない話だ。
己の可愛らしさを構成するすべてをアピールしたってよかったはずなのだ。声もビジュアルも今どきらしい魅力でいっぱいだ。にも関わらず、それらの一切はなく、ただ、曲とパフォーマンスだけを”見せに来た”。
これまでこぎみゅんを愛した人々への感謝、これからこぎみゅんを愛することになる人々へのメッセージ、それらは言葉になどする必要はない。
彼女は1人のアーティストであり、故に言葉と感情はすべて歌に乗せた。
事実、彼女が此度のライブで披露した「ハッピーガール」の歌詞を見れば、その意図は明白だろう。
youtubeにあったので聞いてみて下さい。
時間にして、5分もなかった。わずかでもジョインに遅刻したものを絶対に許さない、濃密な短時間。こぎみゅん……人生の労苦を一匙も知らないような顔をして、かつて無いほどハードなフラワーガールだ。
フウン……おもしれー女……、気に入ったぜ……みゅん!
カソウ舞踏団 with サンリオキャラクターズ
サンリオキャラクターとのコラボタイプですが、風合いとしては約束さんのライブに近い、カソウ舞踏団さんも登場するパフォーマンス。
カソウ舞踏団さんはダンスを含めて多岐にわたりVRでのいろいろなパフォーマンスをしているとのこと。
動きがメインになるのもVRの楽しみの一つだ。
シナモ~~~~~~~!!!!!!
頭が太陽の人がいるのが大変気になります。気軽に異型頭になれるのってVRの利点だとおもってるんですけどどうなんですかね。
シナモンのもちもちダンスに合わせて、カソウ舞踏団のお二人もダンス。
ダンスメインのパーティクルライブ、いいなぁ……。方向性としてめっちゃありだと思うんでもっとこれほしいですね。
割と歌関係のライブがどうしても多かった印象があるんですよね。
お二人のスタイルがいいので、手足の短いかわいいシナモンだと終始モチモチしているだけで何してるのかわからない振り付けがよくわかる。
パーティクルも盛り盛りで当然のように豪華です。
歌のお兄さんお姉さんとマスコットキャラみたいな取り合わせで非常に和む……。
今回のライブはサンリオキャラクターたちが代わる代わる登場するのがかなり嬉しい!
シナモンの次はポムポムプリンが登場。
ポムポムプリンも手足が短くて丸っこくてかわいい!
このポムポムプリンのステージがかなり良かった。
まず表情や仕草がかなり多種多様で、いろんなポムポムプリンを見ることができるのがとても良い。
ポムポムプリン自身も歌詞に合わせてあっちこっちに行くので見ていて楽しい。
ちなみにずっこけたり飛ばされるプリンには「ポムポムーーーーッ!!!」と悲鳴が上がった。
彼はシナモンよりはギャグ仕草を要求されている感がある気がする。
おとぼけ感ゆえにそうなってもかわいい気持ちが勝つのがいいね。かわいいね。
その後、ポムポムがお皿の上にオン。これこれこれこれ!
これがすごいかわいい……!!!!!
ちょっと詳しいライブ製作の仕組みが分かってないんだけど、人間のトラッキングとポムポムの3Dアニメーションを後から組み合わせている、という感じだよね!?
めちゃくちゃ可愛いし一緒にパフォーマンスをしている感じがすごく良い!
2Dの世界に人間が入り込むような、サンリオの住人たちの新しい世界への合流の仕方を垣間見た気がする。
あと「皿の上にプリンが乗っている」という発想も最高すぎる。
ポムポムプリンはやっぱり食べ物だったんだよ。カソウ舞踏団の方もそう言ってる。
大サービスでステージから降りて来ていただく!!!!
シナモンのステージでも書いたけどこれがめちゃくちゃ嬉しいよね。
普段ライブとか行く方は多分客席を通るようなパフォーマンスを想像するんだろうけど、私はプルシェンコのセックスアンドボムを思い出していた。つまらないことばかり思い出してしまう人生だけど私は元気です。
だが、そんなことよりも何よりも私達は……
ポムポムの”アスタリスク”が見られるのかどうかが気になり、必死に横へと回り込んだのであった……。
何がそこまで、人々を駆り立てるのか。そこまでしてアスタリスクが見たいのか。
移ろいゆく心は電子の狭間に、答えはわからないまま……。
ラストははぴだんぶいが登場!
昔懐かしの男の子なサンリオキャラクターのバンドだそう!
そういえばパレードの前の広告みたいなので「俺達のライブがあるんだ!」みたいなことを言ってた気がするんですが、多分これのことですね。
見た人にしかわからない話で申し訳ないけど、アレ正直広告でも十分すぎるくらいちゃんとライブしてなかった?? 本編? ってくらいのボリュームあったきがするけど……。
ちゃんとメンバー紹介もあります! バンドっぽい、かわいい~~~!!!
何が一番かわいいって手に持ってるものをまともに機能させられそうなのばつ丸とケロッピだけなのがすごくかわいい~~~!!!!!
タキシードサムとか全然手が届いてない~!!!! 大丈夫~~~!?
ちなみにこの紹介内容もちゃんとやっててかわいい。
じゃんけんで決まったリーダーのペックルとモテモテのポチャッコがすごいインパクトありました。
この感じでばつ丸がリーダーじゃないのがいいですね。
……その前にリーダーってなにするんだろうね……?
カソウ舞踏団の皆様も登場していよいよはぴだんぶいのテーマソング「ダイジョーブ」がスタート!
この曲なんですけど後から調べたらド・かっこいいMVありましたので貼っておきます。
さっきから回し者みたいなことばかりしている気がしてきた。
いい曲……最近ダメなんですよ、この歌詞見てるとちょっと涙が出てしまうよ。モルカーの10話と同じ味するよこれ。
あとメインの「ハッピー!ラッキー!」のとこがすっごい耳に残るので頭から離れなくなる人が続出した。
\はぴだんぶい!/の掛け声もかわいいのでお気に入り。
今回は友達とだけで見たけど、大人数いるところで掛け合いできたら楽しかろうな。
パーティクルもバッチリ! すばらしいコラボ!!
これでも欲を言うなら、カソウ舞踏団さんもっと前に出ていいんじゃない!??!って思うんですよね。
なんか調べてみたら剣舞とか……ダンス動画もみなさん沢山上げていらっしゃって(普通に見入って感想書くのが死ぬほど遅延したのは内緒)これもみたい!あれもみたい!になってしまった。
サンリオキャラとの取り合わせつつ、カソウ舞踏団さんの色ももっともっと押して良いんじゃないかな~~~来年も出てほしいな~~~という気持ちでいっぱいです。
かわいかった~~~~!!! ありがと~~~~~!!!!!!
TONEVOK
さあ毎度のことながら前情報が無いぞ。どれどれ……と思って紹介ページ見たら
「みなさんのGPUを燃やしていきたいと思います。」
ってあって爆笑してしまった。
やめてください! 私のPCは限界なんですよ!
こっから読めます。
さて、初手からもうバリかっこええねんけど。関西人じゃないのに関西弁になるわもう。
俺のGPUを燃やして~~~!!!!!!!
しかしGPUの前にハイパー立体音響でイヤホンが破裂するかと思ったよ。
しかしTONEVOKさんに関しては本当に、今も書きながらどうやったらこのときの感覚が伝わるか……と頭をひねっている。
己の語彙では伝わりきらないだろうことがこの見ていた段階からもう思っていてね。
スクショでもこの強烈な光の明滅の迫力とか、映像と音がマッチしながら1秒後には全く別物になっていく様とか、これまで見た中で一番”直接見ないとわからん作品”と思った。
あとVRとデスクトップで相当な差があるんじゃないかな~とか……いや他のやつでもかなり言われてたんだけど、TONEVOKさんが一番顕著じゃないかなあ。
スクショで惹かれるなら見ないとダメだと思うね。
ちなみにこの赤と青の光がくっつきそうでくっつかないみたいな様子をみんななぜか真剣に見守っていて、くっつきそうでくっつかない男女の漫画読んでる気分だった。
パーティクルのバリエーションもほんとにすごい。
この辺が一番VRのほうが良かったんだろうな~~~と思ってしまったシーン。
誰か私にまともな環境を下さい。嘘つきました。まともな環境を整えるだけの時間を下さい……。
どこで切っても音ゲーの一番かっこいい瞬間みたいになっちゃうよ。
TONEVOKさんといい、自らの世界に引きずり込んでくれるパフォーマーの方々いいっすね。
「サンリオ!? 関係ねぇぜ~~~!!!!」ってぶっ飛ばされてしまうの割りと気持ちいい。
いや、サンリオキャラも当然みたい派なんですけど、それはそれとして招待者におもねらずに己の表現したいものは貫き通していただけると心の底から応援できますね。
(でも今それ書きながらTONEVOKさんとサンリオをコラボさせたら何が出てくるんだ?っていうちょっとした見たさが微弱に湧いてきている……)
ちなみに、TONEVOKさんより前に前年度の無料パレードだった「ミュージカルトレジャーハント」を見ていたので、「ノイズミュージックってこんな感じかな~!?」みたいな話で盛り上がりました。
心で聞くとかじゃなくて当たり前にめちゃ良くないか!? キティちゃんよ!!
けいしー & くま & 空猫 featuring ほわん
ましゅまいれっしゅ!のメインボーカルであるほわんちゃんのワンマンライブ!
今更なんだけどほわんちゃんって名前、普通にしててなかなか思いつかない名前だよね。
さすがサンリオ。ネーミングセンスは何か独自のものがある。
最初に注意してくれます。なんて親切。
こちらのステージもほわんちゃんをメインに3名の素晴らしい制作陣によって生み出されたパーティクルライブが楽しめるとのこと。
すげーなほわんちゃん、スーパー制作陣3人体制のガチ豪華ライブ!?
ほわんちゃんの本職はバンドなのだろうが、単独でもイケてるとこみたい~~!!
そもそも本人がアイドル性高いよね!?
キャーー!!! ほわんちゃーーーん!!
いやすごいすごい、モデルに合わせたパーティクルがものすごい。
ここ、ほわんちゃんが手拍子をしているんですがそれに合わせて光のサークルが弾けるようにぱっと現れるんですよ。
これがめちゃくちゃ気持ちいい&かわいい!
えー、盛り上がりまでの加速度が半端ではありません。
気づいたらこの状態でした。早い、早すぎる。豪華過ぎる。
あとこれスクショで全部分かりづらいのしか残ってなかったんですが、ほわんちゃんの手の動きに合わせて光がついていくみたいなパーティクルが入っててオシャレで素敵でした。
ほわんちゃんの音楽に輝きが導かれてついていくような、ほわんちゃん自身の煌めきに惹かれるような、そんな演出で非常にお気に入り。
いや、ましゅまいれっしゅのにわかが何を言うかという感じなんですけど。
ほんとそんな感じ。
美少女じゃん…………………。
あの、無料のパレードである「キセレゾ」こと「キセキかもしれないレゾナンス」を見たときから思ってたんですが、ましゅまいれっしゅのモデルすっっっっごい出来が良くないですか??
あり得んかわいいんですけど。力いれるべきとこを本当に良くわかってる。
これVRCで使ったらやっぱvery poorなんですか?
豪華になるのがマジで早く、周囲がエラいことになってきたので慌ててとったスクショです。
最初は注意書きしてくれるなんて親切だな♡と思っていたのですが舐めてました。
パーティクルがガチすぎる。容赦がない。
これがビーム攻撃だったら500回くらい死んでるってくらいのオーバーキル光線を浴びました。
光の粒の一部は破壊された背景なのではないか?
すごすぎて割と高確率でほわんちゃんが見えない。
でもいいんだよ。
ほわんちゃんが輝いているんだから、それでいいんだよ。
なんかここまで来てやっと、「キセレゾ」の茶柱さんの気持ちがちょっとだけわかった気がする。
こんなモン見たら狂うわ。多分茶柱さんこれ見たんでしょ。
仕方ないよ。狂うよな。
パーティクルが過激すぎて世界が崩壊しました。
ここからはほわんちゃんがかわいいだけの世界が始まります。
いいんじゃないか?
ここに永住するってことで…………。
私事ですが、桜が大好きなのでこの辺から脳汁の出過ぎで記憶が曖昧になっております。
きれい……きれいすぎるよ……。
ほわんちゃんをより可愛く見せるためのパーティクルライブで最高だった。
あと体に取り込んではいけないレベルまでパーティクルを吸った。
不慣れな人は限界に達したかもしれないが、私は大満足だった。
CAPSULE
友ひなたが大好きなバンドだというCAPSULE!
すでに先述のほわんちゃんで学んだことだが、この注意をされるときは致死量のパーティクルを浴びせられてモチポリが破壊される危険性が高い。
気合を入れて置かねばなるまい。
さんざん言ってるけどこの背景が一気に持ってかれる演出全部好き。
意外にもローポリ風な見た目に!
カウントダウンがクッソ上がってしまったので全人類やって。
どうしてこんなにかっこいいのか?
ステージにはまず「中田ヤスタカ」氏が登場。
あのPerfumeのプロデュースも担った氏による音楽ライブ……えっ、そんなの普通に聞いちゃって良いのか……?
1曲目「FLASH BACK」は小気味いい電子のリズムを楽しむことができる。
初めて聞いたが序盤からぶち上げの音楽にどんどんステージが変化していく。
2曲目の「more more more」もライブにピッタリのノリノリな一品だ。
ところで今気になって調べたらかなり古い曲らしくて驚いた。
これ2008年リリースって書いてあるんですけど……10年以上前にこんな曲出してたの……?
普通に本ライブのための書き下ろし新曲だって言われても信じるレベルの真新しさなんですが。
というか、2008年にこの曲でチョベリバになっていたあの日の人々がこのライブをちゃんと目撃することが出来たかどうかが本当に心配。
私が当時のファンだったなら泣くよこんなの。友ひなた大丈夫? 生きてる?
曲が始まると猛スピードで舞台ごと発進!
曲の盛り上がりに合わせて謎のバックダンサーズも登場。一緒に場を盛り上げてくれる。
モチポリもいいけどこのときばかりはこれになりたいな(ほんと?)
CAPSULEのライブは「全身で世界観を楽しんでもらうぞ~!」という意気込みを感じた。
例えば、この床。まるで高速道路を走っているかのように、床のタイルが過ぎ去っていく。CAPSULEに合わせたポリゴン感の表現も可愛らしく、こだわりを感じられた。
わあいわあい、かっこいいわあい!
ライブステージ感と一種のゲームっぽさみたいなものをどちらも兼ね備えていて、そのどちらにもCAPSULEの楽曲が通ずるものがあるのがすごい。
CAPSULEさんの場合は恐らくパフォーマンスよりも先に曲があって、それに合わせて作られたこの世界観が今と昔、現実と非現実を名曲一つで繋ぎ合わせているようにさえ感じた。
流石過ぎる。かっこよすぎる。
3曲目の「Starry Sky」。
先ほどまでは前に進んでいたステージは次は上に参りまーす!
光の筋だけれど、シンプルな線ではなく雨粒のようにランダムな膨らみがあって光のシャワーを浴びているような気分だ。
ところでこの曲、サビを聞いた瞬間に私の青春時代のシナプスと繋がって電撃的に思い出した。
七色のニコニコ動画の3:06~だ……。
この部分のメロディからちょっと穏やかなパートに繋がっていくんだけど、きれいなメロディで非常に印象に残っていた。
まさかあれから10年以上経ってもう一度巡り会える時が来るなんて。
感無量とはこのことか。
メドレーアレンジ曲含め、別の動画で原曲も知らずにただなんとなく聞いていた曲って本当に多いと思う。今どきならtiktokで流行ってて聞いたけど原曲どんなものか知らない、とかね。
音楽って自覚してるよりもずっと身近に空気のように存在しているんだよなぁ。
同時に、何気なく感じていることと認知することには意外なくらい差がある。
形のないものはとても曖昧で、脳とかいう当てにならない記憶媒体に残しておくには勿体ないものが本当はもっとたくさんあるはずなのだ。
「Starry Sky」はずっとそのあやふやの中を漂っていた。ひょっとしたら二度と取り出さなかったかもしれない記憶だった。けど、また聞いた瞬間に一気にすべてが蘇った。
即座に「知ってる」と思ったのだ。
VRという真新しい世界で再会したのだ、あのときの曲に。
CAPSULEの作ったあの印象的な切ないメロディだったからこそ、ここに繋げられたのだろう。
ものすごく個人的な話になってしまったが、なかなか出来ない稀有な経験だった。
最後の最後、ドン!ドン!ドン!ドン!みたいなとこまでかっこいいまま、CAPSULEのステージは幕を閉じた。
素晴らしかったし、VRに来て懐かしさに浸れるとは思わなかった。
まずそもそも結成25周年という、長く音楽活動をしているユニットが今なお一番新しい表現を追求し続けているって生き様がかっこよすぎないか……?
古株のミュージシャンもVRのライブにどんどん参戦してほしいという気持ちでいっぱいだ。他にもいろんなバンドがこのVR空間には似合うはずだ。
CAPSULEさんは曲調がVRのパーティクルライブと抜群に相性がいいこともあって参戦されたとは思うのだが、これをきっかけにいろんな人に着目してもらったらより一層盛り上がりを見せてくれるのではないか、という期待を持つことが出来た。
あとセトリあるとこうやって感想が非常に書きやすくなるし、各アーティストさんが出しているMVやコンテンツにたどり着きやすいんでぜひ皆さんにお願いしたいです。
CAPSULEさん本当に助かりました。
以上で私が見たコンテンツは全て書き終えた。
どれも信じられないくらいクオリティが高く、忙しすぎて無料のステージが全然見れてない。
これもう一個のステージも見れるパスだったら一生VRCやることになるのではないか……??
でもちょっと気になるな……だって1000円でこれだもんな……。
というわけで、以上でこのやたらに長くて気持ち悪い備忘録も終わりである。
改めて、サンリオvfesを布教してくださった某フレンド様、演者の皆様、ありがとうございました。とんでもなく楽しい日々を過ごしました。
本稿は某フレンドさんに「楽しんだんですよ!」という感謝御礼の旨をお伝えするためのものではありますが、同時に何気なく読んだ人に、次の布教になったらいいなぁという思いも込めて公開させていただいております。
次の誰かに布教できるのが、布教していただいた最大のお礼になるはずなのでね。
まあ、本当にそう思ってるならシナモンで気持ち悪いことを書くのをやめたほうがよかったのではないかという説はある。
というわけで可愛いモチポリをエンドロールのように流してなんとなくこのnoteを終わりとします。
来年はVR環境用意してみるんだ……。