EDHオタクカードウォッチング #5
こんにちは、助六寿司です。
こちらの記事は、晴れる屋チャンネルさんの名企画「EDHオタクカード紹介」に倣い、
筆者がEDHのデッキを考える過程で見つけた面白そうなカードやワンチャンありそうなカードを備忘録がてらまとめたものです。
少しでも皆さんのEDHライフに役立ってくれたら幸いです。
本家「EDHオタクカード紹介」はこちらから
《電池持ち/Battery Bearer》
自軍クリーチャーをパワーストーン化させる能力と、コスト6以上アーティファクトのキャストに反応してドローする能力を持つ。色やマナコストも相まってどことなく《インガとエシカ》を彷彿とさせる。
これ自体が多色4マナと重いのがネックなものの、トークンも含め自軍全体がマナクリになるのは一見の価値があるだろう。
例によって呪文のキャスト以外に使う場合には制限が無いため、コストの重い起動能力を有するジェネラルの補助となりうる。《眷者の神童、キナン》とは、生成したマナをあちらの起動能力に充てられる点、生成マナを倍加できる(しかも追加で生成したマナには制約がかからない)点で噛み合っているが、人間なのであちらから踏み倒せないのはやや惜しいところ。そのほか、ギルド印鑑やフィルターランドを併用すればマナロンダリングして制約をすり抜けることもできる。
勿論アーティファクト主体のデッキに採用するのもよく、その場合は後半の効果を活かしやすい。
非伝説ながらアンコモンであるため、パウパーEDHでは統率者に指定可能。近年の伝説クリーチャーのような能力傾向のため、面白いデッキが組めるかもしれない。
《城塞の大広間/Great Hall of the Citadel》
伝説呪文限定のマナフィルターを行う事ができる土地。使い道自由の無色マナを生み出すこともできるため、どちらかというとハイブリッドランドの亜種というべきか。
《統べるもの、ジョダー》のようなデッキの伝説比率が高いデッキで輝くカードではあるが、ご存知のとおり、統率者戦では基本的に最低1枚は伝説のカードを採用することになるので、伝説に寄せたデッキでなくとも色拘束の強いジェネラルや、多色のジェネラルを安定して早期に出したい場合には採用を検討できる。
フィルターランド故の小回りのきかなさもあり、同じく伝説にフィーチャーした土地である《英雄の公有地》と比べると流石に見劣りする点が多いものの、そちらと比べて圧倒的に安価でありお財布に優しいのが売り。
またパウパーEDHでは貴重なアンタップインの(用途はかなり限定されるが)多色土地となる。
《トンネルスネーク、ブッチ・デロリア/Butch DeLoria, Tunnel Snake》
Falloutコラボで久々?に登場したならず者(と蛇)の部族カード。
安直ながらならず者の部族ロードである《遺跡の盗人、アノワン》との相性が良く、あちらのロード能力と合わせて攻撃時には最低でも4/4まで成長し、パワー上昇によって切削枚数を稼ぐことができる。
後半のならず者化能力も、切削した相手のクリーチャーを釣り上げるようなカードを採用しているなら使い処があるだろう。
蛇に目を向けるのであれば、《苦悶の神、ファリカ》や《毒物の侍臣、ハパチラ》は蛇トークンを並べることができるのでアタッカーとして起用ができるか。
《血誓いの使用人/Bloodsworn Steward》
《拠点の守備兵》をよりアグレッシブにした趣の統率者バッファー。
例によってタップ起動能力や攻撃時誘発能力を持つジェネラルとの相性が良い。特にマナ総量5以上であればマナカーブ的にも美味しい。
パワー上昇の方も、統率者ダメージを狙うデッキや、《結ばれた者、ハラナとアレイナ》のような自身のパワーを参照するジェネラルの補助となる。
4マナと4/4飛行デメリットなしと本人もなかなかの優良スペック。
ジェネラルも自分も積極的に殴っていきたい前のめりなデッキで採用したい。
《不自然な修復/Unnatural Restoration》
増殖のおまけがついたパーマネント回収カード。
まずパッと思いつくのが英雄譚との組み合わせ。放っておけば勝手に墓地に落ちていくパーマネントカードであるため対象には困らないし、増殖により既に場に出ている英雄譚の章能力を早送りすることができる。
またFalloutコラボで登場した《賢きモスマン》などの、自身への切削とカウンターの両方を活用するジェネラルとの相性も良好である。
このカードに限った話ではないが、増殖というメカニズムは新たなカウンターギミックが出るたびに活用の幅が広がっていくので今後とも注目していきたいところ。
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