秋刀魚のコンフィ、まるまる一匹スパゲットーニ
指の怪我が徐々に回復しているので、やっと料理を出来るようになりました。
完全に動くようになるにはリハビリを続けなければなりませんが、包丁を持てるようになったのは本当に嬉しい。
鯖や丸鶏をさばけるようになったので、料理に影響ないレベルまで回復したと言って良いでしょう(笑)
さて、そんなこんなで記事を書くのが遅れてしまいましたが、今回ご紹介するのは、秋刀魚の旬が終わる前に試して欲しいレシピです。
とは言え、今年は秋刀魚が美味しくなるのが遅かったので、まだ間に合いますね!
最近では結構良い形の秋刀魚が、やっと手が届く価格に落ち着いています。
ご紹介するレシピは【秋刀魚のコンフィ】です。
低温調理のレシピとしては非常にポピュラーなものだと思います。
僕は【秋刀魚のコンフィ】自体を作りたいと言うよりも、【秋刀魚のコンフィ】を使ったパスタを無性に作りたくなり、試した次第です。
秋刀魚は塩焼きを筆頭に、和食で大活躍してくれる魚ですが、食べ続けていると飽きてしまいますよね。
そういう時は西洋料理の出番!
中でも「コンフィ」は簡単で、明らかに和食とは異なる秋刀魚の引き立て方なので、オススメです。
鍋で作ると非常に大変ですが、低温調理器だと圧倒的に楽に作れますので。
秋刀魚のタンパク質組成と適切な設定温度について
今回は低温調理ありきではなく、「コンフィ」を作る事が目的なので、タンパク質組成は考慮しないこととします。
そこで、参考にした温度・時間はBONIQ公式です。
「80℃ 絶品!さんまと長芋のコンフィ」と言うレシピが「80℃60分」でしたので、試してみました。
【秋刀魚のコンフィ、まるまる一匹スパゲットーニ】についての詳細
【低温調理機の設定と使用する調味料】
設定温度:80℃
設定時間:60分
調味料:EXVオリーブオイル(パックの秋刀魚が浸かる量)、塩適量、ニンニク適量、フレッシュローズマリー適量
【調理の手順】
秋刀魚はワタを抜き、3等分に切ります
パックに1と調味料全てを入れて真空パックにします
3. 低温調理を開始し、時間が来たら半分完成
4. 粗熱を取り、冷蔵庫で1~2日寝かせる
【注記】
1.
※見ばえ重視のため頭も使用しましたが、淡々と食べるだけならば首なしでも構いません(笑)
※肝が好きな方はワタを取り置き、ソースに混ぜても可(ニンニクを炒める時に入れて風味を加えます)。
4.
※味を馴染ませます。通常、低温調理においては「すぐ食べる」事が鉄則です(菌が繁殖しやすいため)。しかし、今回は高温なので冷蔵庫で寝かせても問題ありません。
圧倒的に楽です。料理の手順は下記の写真の通り!
念のため、パスタ部分についても記載します。
使用するパスタは、是非とも太麺(スパゲットーニ)を使用してください。
味の満足度が明らかに変わりますので!
材料(2人分):ホールトマト3個、EXVオリーブオイル、塩、ニンニク1かけ
1. パスタを茹でる
2. 茹で上がる前にソースを作る。潰したニンニクをEXVオリーブオイルで炒め、香りが立ってきたらホールトマトを入れる
3.トマトを潰しながら、水分が軽く飛ぶまで炒める
4. 茹で上がったパスタと合わせ、茹で汁50mlとEXVオリーブオイル適量を入れて、手早く乳化させる
5. 【秋刀魚のコンフィ】を盛り付けて完成
実食!【秋刀魚のコンフィ、まるまる一匹スパゲットーニ】
食べる時は、秋刀魚を骨から外し、パスタに混ぜて頂くと美味しいです。
いやあ、コンフィにすると秋刀魚の香りを一層強く感じます。
そして、身にオイルが入っているので、パスタとの一体感が抜群!
塩焼きやソテーを乗せるのとは異なる美味しさを楽しめます。
繰り返しになりますが、低温調理器を持っている方は秋刀魚が旬なうちに是非!
極太のロングパスタでオススメのマンチーニ
お値段は張りますが、リーズナブルなスパゲティとの圧倒的な差を体感させてくれるグルメパスタです!
【ご参考記事】
低温調理に関心のある方は、【低温調理器についてのブログ記事】をご参照ください。