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JTOエアドの権利確認と配布について(23年12月5日)

本記事はJitoのブログ記事 JTO Airdrop Eligibility And Allocation Specifications(2023年12月5日)の日本語訳になります。
本記事は情報提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。暗号資産への投資は価格変動のリスクなど多大なリスクを伴います。投資の最終決定はご自身の判断で行ってください。


Jito財団は先週、JitoガバナンストークンであるJTOのローンチを発表しました。初期配分のうち、10% (100,000,000 JTO) がネットワークのブートストラップへの貢献に対する感謝と、強固なガバナンス参加を促進するために、Jitoコミュニティメンバーに遡及エアドロップとして配布される予定です。

このブログ投稿では、割り当てを受けるための資格基準の概要と詳細な内訳、およびクレームプロセスの説明を提供します。

注意: 資格チェッカーは稼働していますが、クレームはまだできません。Jito財団は、エアドロップが引き換え可能になった時点で、公式チャネルを通じてお知らせします。非公式なソースからリンクをクリックしないでください。

エアドロの概要

トークンミント

JTOトークンのミントアドレスは jtojtomepa8beP8AuQc6eXt5FriJwfFMwQx2v2f9mCL です。

資格

以下のユーザーが JTO エアドロップの対象です:

SolanaウォレットアドレスがJTOエアドロの対象かどうかは、jito.network/airdrop で確認できます。

対象外アドレス

過去のおよび現在のJitoコアコントリビューターは、JTOエアドロの対象外です。

これには、JitoSOLを保有するコアコントリビューターウォレット、コアコントリビューターが運営するバリデーター、コアコントリビューターが運営するcanaryサーチャー (コアコントリビューターはMEVに参加しません) が含まれます。

エアドロのクレーム方法

エアドロが開始されると、対象者は https://jito.network/airdrop でJTOトークンのクレームを開始できます。クレームページは、当分の間、Jito財団のウェブサイトに掲載されます。

Jito-SolanaバリデーターとJito MEVサーチャーなど、コマンドラインでのクレームを希望する方は、https://github.com/jito-foundation/distributor にある CLIツールを利用できます。この CLI は、トークンがクレーム可能になる前にオープンソース化され、今後のアナウンスで参照されます。

クレーム可能なすべてのJTOトークンは、トークン生成日から18ヶ月間、利用できます。18ヶ月経過後、クレームされていないトークンは、DAOトレージャリーのRealmsウォレットに自動的に送金されます。

JitoSOL ユーザー (80,000,000 JTO)

Jito財団は、Jitoネットワークの初期段階の発展に不可欠な貢献をした JitoSOLポイント保有者 (100 ポイント以上) に、JTOエアドロの80%を割り当てることを決定しました。

これらのユーザーの資格は、Jito ポイントプログラムのランキングによって決まります。スナップショットは 2023年1月1日から2023年11月25日まで実施されました。これにより、初期参加者はJitoSOLの保有、DeFi活動への参加、および他者への紹介を通じてポイントを獲得することができました。より公平な配布を確保するため、Jito財団はJTOトークン向けの階層型割り当て制度を導入しました。このアプローチは、線形モデルとは異なり、保有量が少額なユーザーが、保有量に比例してより大きな報酬を受け取れるように設計されており、Jitoエコシステムのガバナンスへの幅広い参加を可能にします。

2023年11月25日までに少なくとも100のJitoポイントを保有していたウォレットはJTOエアドロの対象となり、9,852件のユニークアドレスが恩恵を受けました。

シビル攻撃防止対策を実施し、過去のおよび現在のすべてのJitoコアコントリビューターを除外した後、以下の表のように10のティアにわたって配布が最終決定されました。

Jito-Solana バリデーター (15,000,000 JTO)

トークンの割り当ては、Jito-Solanaクライアントのネットワーク効果の立ち上げに不可欠な役割を果たしたバリデーターを称賛するものです。現在、Jito-Solanaクライアントは、ネットワークステークの41%ものシェアを占めています。彼らは初期導入に伴うリスク (新しいプロダクトには付き物) を受け入れることで、クライアントの技術向上とJitoネットワークの強化に貢献してきました。JTOトークンを保有することで、これらのバリデーターは、JitoのリキッドステーキングプロトコルとMEV関連エコシステムのガバナンスに参加することができ、Jitoの継続的な改善と将来の開発に重要な役割を果たします。

合計15,000,000JTO が、(a) エポック366から536までJito-Solanaクライアントを運用しており、(b) エポック527から536までの少なくとも 1 つのエポックでクライアントを運用していたバリデーターに割り当てられました。割り当ては、エポック366以降の各エポックを均等に重み付けして計算された、各バリデーターのJito-Solana合計ステークシェアに基づいています。

このアプローチは、Jito-Solana クライアントの立ち上げに貢献した初期の活動的なバリデーターに、より多くのトークンを付与するものです。バリデーターは、以下の表のように 4 つのティアに分類されます。

トークン配布の合計額のうち、50%はトークン生成日にクレームできます。残り50%は、トークン生成日から12ヶ月かけて線形にロック解除されます (12ヶ月間かけて少しずつ利用可能になります)。

注意: コアコントリビューターが運営するバリデーターは、エアドロップの対象外です。

Jito-Solanaバリデーターは、安全な鍵管理を維持するため、オープンソースの CLI ツールを使用する必要があります。このツールは、https://github.com/jito-foundation/distributor にあります。上記のリンクから CLI ツールをダウンロード、本人確認キーペアでトランザクションに署名、クレームが完了するとJTO トークンは各バリデーターの本人確認キーペアに紐づく関連トークンアカウントに入金、spl-token プログラムを使用してトークンを別のウォレットに転送し、ガバナンスに利用できます。

Jito MEVサーチャー(5,000,000 JTO)

JTO エアドロの対象となる最後のユーザーグループは、Jitoネットワークの MEVプログラムスイートを使用したサーチャーです。彼らは、MEVシステムの洗練に不可欠な時間と貴重なフィードバックを提供してくれた功績として、合計5,000,000JTOトークンが割り当てられました。これらのシステムを使用するサーチャーが存在することで、より効率的なSolana運営とJitoネットワーク全体の強化につながる好循環が生まれます。Jitoのガバナンスに参加することで、彼らの継続的な貢献は、よりまとまりがあり堅牢なJitoエコシステムを形成していきます。

エアドロの対象となるには、エポック366から536 までに累計で1SOL以上をチップする必要がありました。

Jito-Solanaバリデーターの割り当て内訳と同様のアプローチで、資格のあるサーチャーアドレスは5つの異なるティアにグループ分けされ、よりアクティブなサーチャーがこの割り当てセグメントのより大きなシェアを受け取るようにしました。

トークン配布の50%は生成開始時にクレームでき、残りの50%はトークン生成日から12ヶ月かけて線形にロック解除されます。コアコントリビューターが運営するバリデーターは、エアドロップの対象外です。

免責事項

コミュニティメンバーの皆様には、注意喚起と詐欺への警戒を強くお願いいたします。必ず正しいミントアドレス (jtojtomepa8beP8AuQc6eXt5FriJwfFMwQx2v2f9mCL) を確認してください。Jitoネットワークに関連するWebページにアクセスする際は、必ずドメインが jito.network であることを確認してください。Jitoネットワークのコミュニティモデレーターは、最初にメッセージを送ったり個人情報を要求することはありません。

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