アイドルの卒業は誰のためか
アイドルの卒業は本人のためにあるものだと思っていた。
2019.07.08
いつもと同じ 日付をタイトルにしたブログで、桜井玲香は卒業の理由を次のように記した。
"ここ数年、卒業していくメンバーが増え
色々なフィールドで奮闘する姿を見て、
自分もそろそろ乃木坂46のその先に続く
新たな道標をつくる立場にまわるべきだと思うようになりました。"
http://blog.nogizaka46.com/reika.sakurai/smph/2019/07/051562.php
桜井玲香の卒業はグループのためにあった。
もちろん自分のためでもあるだろう。しかし、そんななかでも真っ先に掲げた卒業の理由はグループのため。
どこまでも桜井玲香は乃木坂46のキャプテンなのだなと思う。
"新たな道標をつくる立場にまわる"と宣言したからには、卒業したあとでも乃木坂46の延長線上、残されたメンバーが歩む先を生きなければならない。
卒業したあとでも乃木坂46を常に意識する。それは今後の活動の枷になる可能性だって否定できない。
そもそも、このように宣言しなくたって残されたものたちは桜井玲香の歩みを見つめるのではないか。
それでも、それでも卒業の理由をグループのためと掲げたのは、キャプテンとして責任感と乃木坂46への愛 故だろう。
彼女は卒業してもなおグループを背負う覚悟を決めた。
どこまでも桜井玲香は乃木坂46のキャプテンだなと思う。
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