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11/17 進路選択で持ちうる選択肢は、大体の国では同じなのかもしれない。

ただベトナムの事例を聞いただけなので、ベトナムと日本の事例しかわからないが、多くの大学生が悩む進路選択は、世界共通だったというお話。

この日は、ベトナムの友人と会って、案内してもらいながら就活事情について情報共有をしあった。ベトナムの5年制大学を卒業した彼は今、日系のベンチャー企業でインターンをしつつ、イギリス留学の準備をしていた。
5年制大学を卒業し、日本を始めとした海外で働くべく、数十社の面接を受けたのだそうだ。内定をもらった会社も数社あったようだが、結局彼は企業の中で自分のやりたいことが実現できないと感じ、留学に踏み切ったらしい。この話を聞きながら、私はデジャヴを感じていたというのが正直なところだった。日本の学生もこういうことをしている。就活して自分のやりたいことを見つめ直した結果、留学だと梶を切ったり、そのまま就職してやりたいことを探し続けると決めた人を何人か知っている。

もちろん就活や進路選択なんて、人それぞれだし国もそれぞれだと思う。彼は大学時代に長期で日本でインターンをした経験があり、日本語も英語もプログラミングもできる誠に稀有な存在なので、面接しに海外に行ったりなんだりはしたようだ。職種も、選べるフィールドも、本当に人それぞれだが、しかし本質は変わらない。

自分のやりたいことはなんなのかまたは、それをどこで見つけていきたいかを選択するという作業だ。

国によって、人によって、それぞれ課題は異なる。

偶然か必然か、私は日本で産まれて日本で育った。日本でままならないことも多くあるが、海外に逃亡してまた人生を始める!と意気込んでも、やってくる選択は同じなのだと感じた。たとえどこであれ、自分のなかでいまの自分を確かめ続け、いまの自分を考えることから、逃げることはできないのだと思う。

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yukisai
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