【和山やま】頼む、都民は遠慮してくれないでしょうか【サイン会】 - 2024/09/25 日記#239

ふわふわのすし

・北海道民にとって、自分の好きな作家が地元でサイン会を開いてくれるというのは、一生に一度、夢に見る奇跡なんだ。1億円の宝くじが当たるのと、そう変わりはないんだ。


・地方に住んでる方なら、痛いほど気持ちがわかると思う。


・本当に本当に本当に、厚かましいのは重々承知のお願いではあるが、東京や大阪や名古屋へなら自宅から足を伸ばせる範囲の方は、今回の応募は遠慮して貰えないだろうか。これはきっと、韓国のファンや沖縄のファンも同じように思っていたとでしょう。（韓国サイン会が国外からの応募が出来たのかどうかは知らないけど）

・北海道民にとって、地方民にとって、好きな作家のサイン会というのは、憧れであり諦めである。

・まず、北海道でサイン会やって欲しいな～なんて思うことはない。絶対にありえないから。アーティストのライブやイベントならまだ、北海道での開催の可能性は残されている。でも、サイン会は違う。大体が東京都内、あって大阪。北海道でわざわざサイン会を開こうなんていう酔狂な作家はそういない。それこそコミックビームのイベントのようなものがない限り、北海道民にそのチャンスが巡ってくることはないのだ。

・本当に好きなら意地でも予定を空けて遠征しろ、その通りだと思う。でも、北海道に住むオタクは、何かに付けて遠征している。もうやってるんだよ。サイン会に限らず、北海道にはないお店、ライブ、イベント、普通の旅行、道外に出るにはすべて飛行機に乗って。人生で一度くらい、家から電車一本でイベントに行ける機会があってもいいじゃないか。これまでずっと、頑張ってきてるんだよ。

・私ももう既に、24年秋だけで好きな作家のサイン会を複数回スルーしている。即売会も。来月も再来月も別件のオタ活で東京へ行く機会が既にあり、予定が合わなかったから。

・もう一度書くけど、本当に好きなら2週連続でも遠征しろって思うかもしれない。でも、人間ってそう簡単じゃないのもわかるでしょ。今はインバウンドでめちゃくちゃホテルも高くて、仕事だってそう軽々しく休めない。10代の頃のような体力もない。

・そんなに都内のイベントに行きたいなら住めば良い、私は引っ越したよ、と思うかもしれない。私だって今すぐ何もかも捨てていけるのならそうしたい。でも、あなたには出来ても、他の人にはできない事情がたくさんある。仕事のこと、家族のこと、お金のこと、友人のこと、恋人のこと、環境のこと。

・そういうのも全部、言い訳するなって思うのかも知れない。けど、そんな言い訳ばっかりしてる地方の弱小オタクにも一世一代のチャンスがあるのが、地元開催でのイベントなんだよ。頼む。一生に一度の地元でのサイン会くらい、地元民に譲ってくれないだろうか。バス一本で会いに行けるなんて、本当に本当にありえない奇跡なんだよ。

・大昔に、おげれつたなかさんがエスケープジャーニーの新刊記念で北海道でサイン会やったことあったな。外れたけど。


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