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今日、3年ぶりに日本に帰る。

この3年間は短くも、長く、そして濃い3年間だった。


出発した時はまさかこんなにも長くオーストラリアで生活することになるなんて思わなかった。

セカンドビザをとるかどうかも決めておらず、

「とりあえず行ってみて決めよう」とあんまり細かな計画も立てずに飛び立った。

ワーホリ生活がスタートして半年で、コロナが世界に広がった。
わたしが住むオーストラリアも大きな影響を受け、国境を閉じ、州境そして州の中でも行き来することが難しかった。

ここら辺の状況はこちらのnoteを見たらより具体的にわかると思う↓


コロナ前に自由にできていた海外への行き来ができなくなり、わたしに残されたのは今後の不確かな未来と残されたビザの期限との闘いだけだった。


帰ろうと思えば、帰れた。

ただ、そうするとオーストラリアに戻って来られるのが次はいつになるかわからない。

国境が閉ざされていたこの2年間はそんな状況だった。


帰国しなかったのには理由がある。

1つ目はオーストラリア人のパートナーがいたので、彼と終わりのない遠距離をする自信がなかったから。

2つ目は、ワーホリでやりたかったことがコロナのせいでできなくなり、このまま未練を残して帰国すると、死ぬ時に後悔すると思ったから。

そんなこんなでこの3年間オーストラリアにいることを決めた。


決断に全く後悔はないのだけど、この2年半は精神的にしんどかった。


「いつでも帰りたい時に帰れる」

のと

「次はいつ帰れるかわからない」

というのは大きな違いだ。


今ワーホリにきているみなさんは、極端な話、明日日本に帰ろうと思えばチケットさえ取れば帰れる。

しかも、またこっちに戻って来たいと思えば、ビザの期限さえあれば戻ってこられる。

わたしはそれができなくて、そのことにすごくストレスを抱えていたし、この状況がいつまで続くのかわからない、ということもすごくもどかしかった。

わたしの中で「選択の自由がある」ということはものすごーく重要なことなのだ。


コロナを何度恨んだかわからない。

ただ、このコロナ禍でひとつ気づいたことがある。

それは、「自分がコントロールできないことに対して悩むのはナンセンス」ということだ。

一昔前に流行ったサーズやコロナなどの感染病や地震や洪水などの自然災害は、私たちがどれだけがんばっても予期できるものでも、完璧に対処できるものでもない。

「じゃあフツーにそのことで悩んだりイライラしたりする労力も時間も無もったいなくない?」

って思ってしまった。

みんなも一度や二度は経験したことがあると思う。

「あーもう!電車遅い!早く!間に合わない!」

「せっかく旅行に行くのに雨だ・・・最悪!」

とか、そうゆうの。

イライラしてしまうのはわかる。わたしもそうだったし、今でもたまにそう。

でもそうゆう自分がコントロールできないことに、いちいち振り回されるのってしんどくない?

わたしはしんどい。

だから辞めたい、辞められるよう意識を変えていきたい。

これができるようになると、人生だいぶイージーモードだと思うし、割とご機嫌で毎日過ごせるようになると思う。


だからみんなも今日からやってみてほしい。

もし何かにイラッとしたり怒りたくなったら

「これってわたしがコントロールできることなのだろうか?」

もしそうではないのであれば、let it be and move on.



すっしー

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