コミュニケーションのとれない大人
本日、大雨。
小田急線の車内。
私は終電の駅まで2時間弱の実家帰省。
雨により頭痛が始まる。
駅に着き、無事車内の席に座る事ができた。
車内は満席になる。
代々木上原で傘を杖代わりにした腰の曲がり始めたご婦人が目の前に立つ。ご婦人という年齢で60歳過ぎぐらいか。
傘を杖に、揺れに耐え、停車駅案内の画面を見ている。
終点までで偏頭痛といえども、大変そうだと思い、席を譲る。
車内アナウンスが流れる。
「外は大雨なので、窓が空いている場合は窓を閉めていただくようにご協力をお願いします。」
すると目の前に座ったご婦人と、右隣の端に座ってずっと寝たふりをしていた50代くらいのサラリーマンがソワソワし始める。左隣の大学生は寝たふりのまま。
ご婦人が窓を閉めるが、固いのか最後まで閉まらず、ひとまずそれで終了。
しかし、ご婦人とサラリーマンは向き的に濡れるのか、ずっと水滴を気にしていた。
ご婦人が2度目のチャレンジ。やはり最後まで閉まらず。立っていた私が閉めていいか聞き、やってみるが閉まらない。
と、ここで一駅前から乗ってきた作業服姿のおじさんが、いったん開けて力強く最後まで閉めてくれた。
おじさんは席が空いても座らず、私は気を使わせたくないので、少し遠い席が空いたので、そこに座った。
サラリーマンよ、ダサいよ。ずーっと気にして窓を見上げるぐらいなら、動けよ。
大学生も目の前に困ってる人がいるなら、偏頭痛でも二日酔いでも何でも譲れよ。お前の方が絶対に体力があるだろ。
起立性低血圧の私でも、そこは理解が出来るから譲るんだよ。どうしたんだよ、コミュ障かよ、コイツら。
この気まずさを胸に、次回は動いてくれよな。
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