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子ども食堂で思うこと。

私の行っている教会では、月に2回、子ども食堂を開催しています。といっても名前は、子ひつじ食堂。というのも、基本は、子ども食堂で、若いお母さん達の経済的助けとか、孤立しないようにママ同士での出会いの場所ということなのですが、大人の方が一人で来てもOKのように、あえて、子ひつじというネーミングにしています。
もちろん、子連れの若いお母さん達が多いのですが、だんだん一人暮らしの高齢者の方、男性も増え、楽しくやっています。高齢者の方は、揚げ物など一人では揚げないし、またお惣菜で購入するのもという方が多く、アジフライやサバの竜田揚げなどを料理した日は、大変喜ばれました。
そもそも、世の中に一人暮らしの人達が増えてきている、そんな気がしてきました。事情は人それぞれだと思いますが、ともかく毎日一人で食べるごはんが美味しいわけがない!ごちそうでなくても、ただのにんじんのしりしりでも、ああでもない、こうでもない、そういえば今日はこんなことがあったとたわいのないおしゃべりをしながら食べるごはんの美味しいことといったら!
家族は、どこへ行ったのだろう。そんなことを思います。かくゆう自分も悲しいおひとり様。若い頃に結婚して、子どもでもと今さら思いますが、果たして、そんな理想的な家族に到達できていたのか、神のみぞ知るところです。
子ども食堂が、年々増えるのはとてもいいことだと思いますが、高齢者の方達でも集えるような場所が、そう、月に2~3回あれば、素敵だなと思います。
いつか自分が田舎に暮らしたら、そんな小さなカフェみたいな場所をつくれたらいいなと思います。そういえば、渡る世間は鬼でも長女のなんとかさんが自宅を改造して、そんな場所をつくっていたような。
孤独は、よくない。
人はいくつになっても、他の人とつながって生きていかなくてはいけない生き物なのです。

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