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明日からいよいよ、神在月!

今日は十月三十一日、明日から旧暦十月一日、出雲では神在月です。

旧暦は一日は必ず新月なわけだから、明日は新月。

いよいよ2024年の神在月が始まります。

今日はなんとなく、車を走らせていたら、神社、神社と方向が向かったので出雲の神社を幾つか参拝しました。

まず向かったのは日御碕神社

夏の大雨で一時期、道路が通行止めになっていましたが、迂回道路が作られて、今では通行可能となっています。

久々の日御碕神社。

日御碕神社は日沈みの宮とも言われ、夜の世界を守護すると言われています。出雲っぽい。


出雲では珍しい朱色の社です。


上の宮

スサノオを祀る上の宮。

ダイヤモンド上の宮


日沈みの宮

妻部分、中央に太陽、右に月、左に星の彫刻があり、これはアマテラス、ツクヨミ、スサノオを表しているといわれます。


次は、出雲大社・・・

平日だけど参拝客でいっぱい!


何度も行っている出雲大社。
改めて、宗像神社との関係を再認識。
多紀理比売(タギリヒメ)はスサノオとアマテラスの誓約で生まれた宗像三女神の長女。
多紀理比売命は大国主との間に味耜高彦根(アジスキタカヒコネ)と下照比売(シタテルヒメ)をお生みになられている。
この辺りは出雲口伝の中ではかなり重要な存在。
北九州そして、大和の國へと出雲族が広がっていくというストーリーが浮かび上がってくる。

次は長浜神社・・・

長浜神社は八束水臣津野命(ヤツカミズオミズヌノミコト)が主祭神。
国引き神話で有名な神様。
長浜神社は一転、誰もいない・・・貸切状態。

一人占めできたせいか、すごく、見守られている感じがした。

三ツ鳥居の右側はクナト大神が祀られている。
これもまた出雲口伝によると重要な神様。
出雲族の祖神にあたる・・・

長浜神社は妙見信仰。
日御碕神社の妻にも星が刻まれていた。(星はスサノオ)
星信仰は縄文まで遡る、とても古い信仰。

とても神聖な気持ちになれた、長浜神社でした。

神社巡りが終わり、帰り道・・・キララ多岐によって、安定のソフトクリーム。

さあ、明日から神在月。

今年の神在月はどんな出会いが待っているのか?

八百万の神様・・・よろしくお願い致します。