光舞う町コンサート2022 177/365
今日は僕の母校である地元の小学校に招かれコンサート出演をしてきました。
このコンサートは毎年ホタルの季節が終わった頃に開催されます。
その名も、光舞う町コンサートです。
『光舞う町』とは僕が作ったオリジナル曲。
地元のホタルのテーマソングとして書きました。
この曲を地元の小学校の6月の歌として採用していただいて、毎日朝、全校児童さんが歌ってくれています。
そして、6月の終わりに毎年、その小学校でコンサートを開催してくださるのです。
コロナ禍になってからは児童さんの人数制限などもしながら、何とか開催しようと、学校側も最大限の努力をしてくださっています。
これまで毎年、体育館で開催をしていましたが、今年は特に状況が厳しく、一度に多くの人数が同じ場所に会することは避けることとなりました。
その結果、僕らは音楽室、児童さんは各教室で分かれてオンラインのコンサートとなりました。
学校側も初めての試み、僕らも初めてのオンラインコンサート。
直前まで職員の方々が配信の調整などで各教室をかけづり回ってくださいました。
そのおかげで全教室とオンラインでつながり、それぞれの教室の様子もみながらのコンサートができました。
光舞う町はもともと、雲南せいねんだんというグループでバンド形式で活動を始めました。そしてこの歌には手話をベースにした振り付けがついています。
なので、いつもダンサーと一緒にステージをするのです。
何とか、オンラインでのコンサートが終わりホッとしていると、今回、学校側でコーディーネーターをしてくれてた先生が無事終えられた安堵感からか、涙を流しておられました。
直前でコロナの影響があった為、学校現場も相当大変だったようです。
今年も何とかコンサートが開催できて良かったと、大変喜んでくださいました。
今は学校では、感染症対策や禁止事項の徹底などがどうしても中心になってしまい、子供さん達に楽しい時間を提供することが難しい状況のようです。
そんな中で今日のコンサートはみんなが本当に楽しんでいた!と先生がすごく喜んでくださいました。
それを聞いていた僕らも思わずもらい泣き・・・
一生懸命やってきたことが、届いているんだなと思い、嬉しくなりました。
一曲の歌がこうして地元で歌い継がれていくようになり、たくさんの人たちに支えられて、僕はこの歌を歌い続けることができています。
毎年、ホタルの季節には『光舞う町』が我が町で流れます。
本当に少しずつ、少しずつですが、広がりを見せています。
この歌を愛してくださる方々が周りにいて、歌ったり、応援してくださることは、今でも奇跡のようだと感じています。
これから、また一年、来年のホタルの季節に向けて、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。
来年はどんな光景が見られるのやら・・・楽しみです。