死ぬまでにしたい10のこと
映画か本でこんなタイトルを目にしたことがある。
死ぬまでにしたい10のこと
もしも、死んでしまうとしたら、何に悔いを残すのかを炙り出す問いになる。
今、10挙げるとしたらなんだろ?
このような問いを過去に真剣に考えたことがある。
僕の場合は死ではなくて、東京から島根にUターンすることを決めた時。
10年住んだ街を去ると決めたとき。
そのときに手書きでノートにいくつか書き出したことを覚えている。
そのほとんどか誰かと会って話す、飲むとか、思い出の場所に行くだった。
なんだ、結局、もう会えないかも知れない人に会いたいだけなんだと思った。
そんなことなんだ。
もう会えないかもと思った途端、愛おしくなる存在。
だから、一度失うことを想像してみると、やりたいことがはっきり浮かび上がってくる。
それを大きな枠組みで考えるには、死ぬまでにしたい10のこと、という問いは有効だ。
でも、引越しとか退職、転職とかそういうタイミングでも同じことが出来る。
日常に変化が無くて、やりたいことがわからない場合はこういう設定に身を置くと良い。
きっと、眠っていたやる気が湧き出すから。
本当の自分が湧き出てくるから。