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息子が歌い始めた
大ヒットアニメ「鬼滅の刃」このテーマ曲「紅蓮華」。LiSAさんがかっこよく歌い上げるこの曲、アニメのシーンと合い重なり聞いててとても興奮する。
息子(7歳)もこのアニメに嵌り、毎回楽しみにテレビ放映を見ている。
♪強く~なれる~理由を知った~♪
このフレーズで始まり徐々に激しくテンションが上がっていく。
気が付くと息子も上手に口ずさんでいた。
この曲、途中で早いリズムになるところがあったり、抑揚が激しかったし、結構歌うのは大変。
息子の歌声を聞くと、かなりその辺も上手に歌い上げている。
それまで、アンパンマンや仮面ライダー、みんなのうた、などから流れてくる歌をなんとなくは歌っていた。でもそれは、なぞる様な感じ。
鬼滅の刃で初めて、自分の声で自分の歌を歌い始めた。
幼児だった声も徐々に太くなって男の子っぽい声になったこともある。
きっと、歌う楽しさに気づいたのだと思う。
また、物語の主人公になりきって歌っているのかもしれない。
どちらにしろ、自分の感情と声を意図的にリンクさせれるようになった。
これが、自己表現の始まりかもしれない。
泣きたい時に泣き声になるのは当たり前。
でも、意図的に泣き声のような声を作るのは表現。
強さや勇気を表現したい時は、そういう声を出す。
そういう、ことの重ね合わせで、歌や舞台は成り立つ。
だれが教えた訳でもないけど、自然とそういう表現が出来始めたことに、父として嬉しく思った。
鬼滅の刃のテーマ曲は『紅蓮華』は息子にとって初めて歌う楽しさを知った曲になるかも知れない。
そして、二歳下の娘。
最近、テーレテッテ テッテレー
とよく口ずさんでいる。
もしかしてそれ「髭dan」?ってきくと、保育園で友達が歌っているらしい。
YouTubeで髭danの「I Love...」のイントロを聞かせたら
「それそれ!」
既に、5歳児が髭danを聞いてるのか~!
あのリズム、曲の構成やアレンジ、そしてメロディ。
小さい頃に繰り返し聞けば、自然と身についてしまうものだろう。
もう、教えるとかではなくて、自然に肌から覚えていく今の子たち。
こんな環境で育った子たちは、将来どんな歌を歌うのか?表現をするのか?
それを楽しみに、子供たちが自由に自己表現をできる場所を環境を用意しておこう。