Paul Cochrane - Timmy Overdrive
YouTubeとnoteの連動企画
音楽機材のレビューとサウンドサンプル
今回はエフェクター
Paul Cochrane - Timmy Overdriveです。
2004年に発売されたPaulの代表作であり、
その当時は概念そのものがなかった
トランスペアレント系ドライブの概念を作ったエフェクターです。
私が所有しているのはV2で
初代のV1では内部ディップスイッチとなっていたクリッピングモードの切り替えが筐体表面にトグルスイッチとして配置されています。
私の所有しているTimmyはホワイトなのですが、その当時V2としてはカラーバリエーションが沢山あり特に回路的には変わりはないようです。
Timmyの特徴としては多くのドライブペダルに見られる中音域の膨らみがあまりなく、BassとTrebleつまみの調整で幅広い音色を作ることができるところにあります。
今となってはトランスペアレント系と一言で片付けられてしまいますが、Paulとしてはギターやアンプのサウンドを最大限活かしたまま歪ませることのできるペダルを自身のために作った結果Timmyに帰結したということだと思います。
それではつまみの説明です。
BASS…低音域 GAIN…歪み量
VOLUME…音量 TREBLE…高音域
トグルスイッチは
上…非対称クリッピング
中…低コンプレッション
下…高コンプレッション
スイッチはTRUE BYPASS
V2は9v駆動です。
Timmyの最大の特徴としては
BASS、TREBLEが通常
時計回りに回すとブースト
反時計回りに回すとカット
となることがほとんどですが
Timmyに関しては0の時にフラットで
時計回りに回すたびにカットされていくというつまみの利き方です。
それでは音を出してみます。
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?