【2分で謎解きレビュー】総武線、京葉線で巡るリアル宝探し「名もなき本の最後の旅路」
東京と千葉をつなぐJR線を舞台にしたリアル宝探し。総武線、京葉線エリアの開放的な景観の中で、プチ旅行気分を味わえる内容でした。
何気なく訪れた「鉄道忘れ物市」で見つけた一冊の文庫本。その内容がサスペンスに見せかけた「暗号文」であることに気付いた主人公が、暗号解読の旅にでるストーリー。
一般的な電車・鉄道系の周遊謎と比べて、降車駅も多く、街歩きをする機会も豊富でした。繁華街や商業施設、時には自然の感じられるスポットも巡ることになり、東京や千葉の今まで知らなかった意外な場所を多く知ることができました。
ミステリアスなタッチで描かれた幾つかの短編小説を読みながら謎解きをする構成が特徴的で、ちゃんと文庫本の装丁をした小説を片手に知らない街を歩いたり、海の眺望のある京葉線の車窓など、大人の旅情を感じながらプレイを楽しめました。
他には、用紙を折ったり組み合わせたりする作業系のアナログ問題も充実しており、人気の謎解きジャンルを満遍なく押さえている印象。
特に最後の問題は、謎解き力だけでなく、推理や分析力が問われる内容で、探偵になった気分で取り組めました。
ストーリーは、大人のプレイが想定されたヒューマンドラマで、先の読めないミステリアスな状況で好奇心を刺激されながら、最後には温かい気持ちになれました。恋人同士や夫婦のプレイに特におすすめできます。街歩きも要素多いので、ご家族のお出かけにもいいかもしれませんね。
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※JR東日本のお得なキップ(一日乗車券)を利用した交通費の考察など、より詳しい内容は、次のリンク先のレビュー記事もご活用ください
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