書き散らし、ツイートの下書き
肚の底がぐつぐつ煮えたぎる。心拍数が上がる。胸を掻きむしりたくなるほど苦しい。自分のなかに、こんなに激しい感情が残っていたことに驚く。熱情第三楽章で嗚咽。
情念てやつは本当に扱いが難しい。自分の幼稚なところが浮き彫りになる。こんな歳をしてみっともない。情けない。しにたい。
アランは『幸福論』の中で情念を理性で片付けられないものとし、不幸の根本的な原因と言っている。情念の制御こそが自己の成長であり、幸せにつながる。それには意志と努力と行動が必要であり、修練を重ねて習得し、習慣にすべきであると。修練の修練の修練の修練の死ぬまで続く修練の。
向かいの人が炭酸水のペットボトルを開ける音。毎朝同じ人。同じ時間。ぷしゅ。
小難しい哲学とか思想の本とか読んでちょっとわかった気になってるのって「村上春樹読んでる俺」みたいで恥ずかしい。
上書きなんかできるわけない。
記憶からすっぽり消えて仕舞えばいい。
わたしという人間に興味がない人は、
わたしも興味がない
つまり、わたしのことが好きな人が好き
「お?なかなかセンスいいじゃん!」
って思ってる。言わないけど。
たぶんわたしずっと自分にしか興味がない。
利他のふりをしてるだけ。究極の自己中。
うまくいかない理由を、掘って掘って掘りまくっていくと、本当に救いようのない馬鹿ということになる。ばか。
たぶん一生、恋愛は知らない。
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