恨みへつらみ今を苦しむ君へ
はじめに
他人を恨んでいる人
親を恨んでいる人
社会を恨んでいる人
社会的立場にあった人を恨んでいる人
苦しみはどうであれきっと恨みへつらみをためて何とか生きている君へ
毒親という言葉があります。
まあ悪い親と言い換えればいいでしょうか、褒められた親ではない振る舞いを我が子にしてしまいわが子の人生に多大な影響を与えてしまうあれです。
親ガチャという言葉があります。
遺伝子、環境、その他を少なくともそのコミュニティにおいて優越した立場を我が子に与えることに失敗してしまったことを揶揄する言葉と認識してます。
善意の第三者がいます。
「毒親のせいにしても仕方ない」
「親離れできてない」
「環境のせいにしてる。言い訳」
反発する当事者がいます。
「とてもじゃないが影響が大きすぎる」
「人生を台無しにされた」
解決できない憤りがありますね。
こういうものを人知れず抱えている方はたくさんいると思います。
ハチャメチャスーさん流解決メゾットを書き記したいと思います。
前提条件として毒親の元に育ち、まともな環境で過ごせず良い経験と成長を体験できず、社会からあぶれてしまった、と感じている個人を対象に書き記していきます。
１．相手はボケて死ぬ、あなたもボケて死ぬ。
今回の仮想の恨み相手は両親またはいずれかにしましょう。
さて、基本的に相手は健康でもいつかボケて死にます。ボケて死ぬと基本的には何も残りません。社会は面白くて「これがのどぼとけです」といって神妙にあなたに渡してくるという滑稽な仕組みを採用してますけど「あ、どうも」と受け取らないといけないのですがまあ相手はボケて死ぬとそれぐらいしか残りません。ちなみに当然ですがあなたも今は健康でもいずれボケて死にます。この当たり前を受け入れてください。
何が言いたいか、というと相手は消えてあなたも消えます。いずれ。
その前に相手もボケるしあなたもボケます。
落ち着いてください。
消えるものに対して情熱を燃やしても基本的に無意味です。
仮に相手が誠心誠意過去のことについて謝ってきたとしてもケツふく紙一枚にもならないはずです。あなたは謝罪されれば気持ちいいかもしれませんがで、あなたは幼少期の悪い経験と悪い成長が糞親の謝罪一つですべて良い経験を行えた個体とトントンになる、とでもお考えでしょうか？
ダム！ありえませんわ。一瞬の快楽を求める下劣め。
あなたは劣った体験と劣った成長をしていると認識しているのならばあなたのリソースは一般より劣るはずです。ならばそのリソースを有効に使う必要があります。
相手はボケて死にます。
意識を向けるのはあなたの限られたリソースを向けるには無駄な存在です。
あなたもボケます。
あなたは今若く、元気いっぱいですがあなたもボケていずれ死にます。
ボケる、ということは忘れる、忘れっぽくなる、ということです。
つまり今あるその激烈な恨みも相手が神妙なのどぼとけ（笑）になったころには「顔も声も覚えてない、なんか取りに行かないと警察に怒られるよくわからん存在」に成り果ててます。しばらくは手続きで忙しいですが２週間もすればどんな書類をどこに提出したかさえも覚えていないでしょう。なぜか？あなたはボケるからです。で、あなたは死に神妙なのどぼとけになったころにはきれいさっぱり忘れているはずです。死後のことはわかりませんが。
この話は
１.人はあなたはいずれにしても忘れるし、消える存在だ。
２.あなたはリソースが限られている。
ということを示唆しており結論としては
あなたは忘れることしかできない、ということです。
なのであきらめて忘れましょう。距離をとって連絡を取るのをやめて意識が彼らに向きそうになったら「あ、無駄だった」と思ってやめましょう。
さっさとボケてしまおう、ということです。
2.ちゃんとしっかり諦めよう。
何か一つちゃんとしっかりあきらめてみてください。例えば僕は結婚とかちゃんとした人間生活みたいなものをあきらめています。ちゃんとあきらめることができれば他人も当然あきらめる生き物だということがわかります。
そんな他人もあきらめてください。まず自分から自分をあきらめて、当然の摂理として他人をあきらめるのです。
すると他人への関心がすうぅぅぅっと消えていきます。意識を向けなくなります。するとあら不思議、あなたのボケは進行してまたリソースが余ります。
【許し】は人類愛や慈悲の心が源流ではない。圧倒的無関心のそれである。
マザー・スーサン（３５）
とにかくリソースを余らせてください。あなたにはそれが必要です。
あきらめるのは未来だけにとどまりません。今あなたが持っていないものもあきらめて現実を受け入れてください。
人並みの生活、健康的な価値観、成熟した性格、両行円滑なコミュニケーション。
あきらめてください。ありません。今のあなたには。仕方ありません。だってないんですから。今手元にないものは膨大なコストを払わないと手に入りません。一発逆転も人生楽々コミュニケーション本もありません。
他人と同様の娯楽を求めないでください。特に他人と競争し勝者がドーパミンを得るような競争型の娯楽をあきらめてください。
あなたは他人と同一スペックであれば人生における環境により敗北します。
そして他人とは同一スペックではありません。認識されていますね。
つまり、わざわざ勝てない勝負に行き敗北しストレスとなります。
やめてください。リソースをいたずらに消耗しないでください。
この項は
①「あー、私は結婚をあきらめたが両親はまともな親であることをあきらめたのか。まま、しゃあないね五十歩百歩やね。それがタイミングやね」
という自分への許し＝無関心、他人への許し＝無関心の推奨。
②現実は過酷であるという諦めと受け入れ。それらと戦うためのリソースの確保の重要性。
を説いています。
3.目の前の現実に集中しろ。自立しろ。
過去を恨んでもリソースの無駄で問題は解消されません。あなたはボケて死にます。それまでをまともにしたいなら選択肢は限られます。基本的に目の前に集中してください。
未来を悲観も楽観も無駄です。未来のことはわかりません。これこそ現実です。
他人や社会に寄りかからないでください。自分のことを親に寄りかかっている過去とやっていることが変わりません。その二本足で立て。
他人を寄りかからせないでください。杉の大木が鳥が枝にとまったとして傾くでしょうか？強くあれ。その二本足で立て。
感情を大事にするのはいいが感情的になるな。その余裕はないぞ。集中しろ。
その二本足で自立しろ。
あとがき
🍜
世界。人の世はあなたを気持ちよくするために存在しているわけではありません。悲しくありません。現実です。
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幸か不幸かはわかりません。人生万事塞翁馬人間至所青山在。あなたは劣っていたとしても間抜けではありません。
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それでも生きて行かざるを得ない。