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#20 今日の献立。
急だが、今日は「ふと思いついたワード」を元に記事を書いていく。
※前に自分が気になったワードを使ってnote記事を書いていた人がいた。それに倣って自分も作ってみる。
それがこの「今日の献立」というワードだ。
「今日の献立」という言葉を聞いて、とても温かい気持ちになるような気がするのは僕だけだろうか。
今日のメニューでなく、今日の「献立」だ。
家庭だと、お母さんが学校帰りに夕ご飯の支度をしている姿。田舎に帰省した時におばあちゃんが煮物と味噌汁を作って待ってくれている姿。別の場面で言うと学校給食で毎月配られる給食メニュープリントの題名。美味しいおかずを待ちわびているわんぱくな小学生たち。
すごくありきたりだけど今じゃなかなか見られない光景を想像してしまう。
ただ料理のメニューを決めるだけでなく、大切な誰かのために用意してあげている暖かさと愛情、そんなものをこのワードから感じる。
献立という言葉について意味を検索してみたところ、
献立(読み)コンダテ
1 食卓に供する料理の種類や順序。メニュー。また、その予定を立てること。
2 ある事をするための計画・準備・手配。
このように、ただ料理の名前やメニューという意味だけではない。
「ある事をするための計画・準備・手配。」とまである。
そのご飯を作ってくれるお母さんやおばあちゃん、パートナーや奥さんがどんな思いでそのご飯を作っているか。食卓を囲んでどんな時間にしたいか。
そんなご飯の時間を作るために料理を作り、大切な人を待っている。
そんな思いやりというか、その人のために尽くす何かを感じてしまう。
自分自身今は結婚もしておらず、子供もいるわけでなく、独身で生活している。シェアハウス生活なので同居人もたくさんいるものの、人生を共にしている相手はいなく、基本的に一人だ。
だが、子供にしてもパートナーにしても、大事な誰かを待って支えて生活する、そんなささやかな人生を送りたい。そしてそんな生活を作るための献立(料理を作っている時の時間、一緒に食べている人との時間)を楽しみたい。
仕事や起業などチャレンジしたいことはたくさんあるが、ベースとなるのは大切な誰かとの幸せで暖かな生活だと思う。
それを形作っている最たるものが日々のご飯だったり一家団欒だったりパートナーとの食事だったり。
「今日の献立」という言葉は、正にそんな温かい幸せを支える原動力にもなっていると思う。
自分が結婚して子供ができたら、毎日のご飯が楽しくなるような献立を考えてご飯を作りたい。それこそ子供が食べ物の好き嫌いなどすぐに克服してしまうような(個人差こそあるけれど)、ワクワクする献立を作りたい。
そしてその献立を作っている時間こそささやかな生活の醍醐味。
大切な人に向けてご飯を作り待ちわびている時間を愛しく、貴重なものとして味わっていきたい。