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ぼーっと古代史【コラム】

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古代史の謎をぼーっと考えたエッセイマガジンです! 邪馬台国の方角と距離・百舌鳥古市古墳群・三種の神器の謎などなど。
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2020年10月の記事一覧

邪馬台国畿内説を考える

先日、佐賀県吉野ヶ里で「よみがえる邪馬台国」というフォーラムありました。 聴講してきて驚いたのは、登壇された先生3名のうち2名は、「邪馬台国は大和にあった」と考えておられる点。吉野ヶ里という九州の地のフォーラムにも関わらずです(笑)。 一般に歴史学・考古学の先生方は、どうも「邪馬台国近畿説」支持が圧倒的で、 もはや当然の事実のように扱われているようです。 一方、一般聴衆の90%は「邪馬台国九州説」を支持。YouTubeなども観ますと、半数以上がやはり九州説。 つまりおもし

金閣寺から邪馬台国を導く 〜金閣寺と巨大古墳ミステリー

今回はちょっと変わった視点から古代史ミステリーを語ってみたいと思います。 まだ誰も言ったことのない、バカ言ってると笑われるかもしれませんが、  ちょっと耳を傾けてください。 ひょっとしたら、この発想が邪馬台国の場所を特定するカギになるかもしれません。 ●金閣寺と大仙陵古墳は同じ意味で作られたーーー 日本が世界に誇る2つの建造物。 時代が違うこの2つですが、おそらく両方同じ意味で作られました。 「そりゃ両方とも、権力者が権威を示すために作ったんでしょう?」 確かにそう