夫が泣いてくれた
ネアちゃんがお空に行ったよ
そう夫に伝えたら愕然としていた。
本当に?もう戻ってこないの?
催眠セッションはとても不思議な時間だった。
催眠セッションについては前回の記事を見てね。
私の中のネアちゃんは9歳で、抱きしめられる事が
大好きな女の子だった。
先生に、
私は本当は○○ちゃん(私の本名)なの。
だけど今はネアなの。
そう言ってた。
小さい時の私なんだなって思った。
ネアちゃんは私の辛い思いや気持ちを
代わりに受け止めてくれる優しい子だった。
それに気がつく前は怒りを抑えられない彼女を
受け止めたくなくて、もう何年も頭の中で聞こえる声を
無視してきた。
治療をはじめて受け止める事ができた時、
ネアちゃんという名前をつけた時、
私たちは和解して仲良しになった。
チョコチップクッキーが好きで
夫にいつも強請ってた。
たまに外に出てきて、夫にぎゅってして、と
求めてハグをしてもらって
満足したらまた部屋に戻ってた。
夫は泣きながら、もう少しネアちゃんと
話をしたかったと言った。
最近こそあまり出てこなかったネアちゃんが
スッと上に昇っていった事を話したら
寂しいと言ってくれたことにわたしも嬉しかった。
赤ちゃんになったネアちゃんを抱いた時、
もう行くんだねと涙が止まらなくて。
その気持ちを夫も共感してもらえた事が嬉しかった。
この気持ちを忘れたくない。
大好きだよって気持ちと、私も生きていくからって
決意を込めてここに日記を書いておく。
頑張ろう。
ありがとう夫よ。愛してるよ。
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