親の介護奮闘記 ー遺品整理のリアル
割引あり
父が亡くなり、葬儀が終わった直後、世界中でコロナウイルスが猛威を振るい始めた。街に出ることさえ制限されたあの時期、仕事もままならず、父の初七日や四十九日などの法要も全て吹き飛んでしまった。父に対して申し訳ない気持ちになり、コロナが多少収まったお盆に親戚が集まり、四十九日の代わりの法要を行った。参加者全員が黒の礼服にマスクを着け、猛暑の中、お寺に足を運んだ。お経をあげてもらい、会食を済ませ、全員でお墓参りをした。父は交友関係がほとんどなかったため、集まった人数は家族、親戚、自分を含めてわずか9名だった。
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