「INTP」「ISTP」が人間関係を円満にする方法、感情や空気が読めない理由【劣等機能/外向的感情(Fe)の鍛え方】
「https://survive.news/」の管理人をしているシン(INTJ♂)と申します。
この記事はより少数に向けたユング心理学をベースにした認知機能の鍛え方を有料NOTE形式で紹介しています。
劣等機能が未熟で認知機能に偏りが見られると、世間と自分との間に「ズレ」が生じ、それが生きづらさの原因となったり、人間関係の悪化の原因となることも多いです。
欠けていた劣等機能を成長させることで、生きづらさを改善したり、視野狭窄によりこれまで見えていなかった部分が見えるようになるため、傍から見ると人格者のような人物にさえなることもできます。
自分の劣等機能を鍛えることは必ず自分にとってプラスになるでしょう。
基本的なユング心理学、MBTIの解説は僕が開設している下記より無料で読めます。
1.内向的思考(Ti)型「INTP」「ISTP」が相手の感情やその場の空気を読めない、または読みにくい理由【外向的感情(Fe)の鍛え方】
内向的思考(Ti)型「INTP」「ISTP」の認知機能は下記の通りです
それぞれの認知機能の解説は下記当サイトで読むことができます。リンクを張ってますので気になる認知機能をクリックすれば無料で読めます。
INTP
Ti-Ne-Si-Fe
第一機能 内向的思考(Ti)
補助機能 外向的直感(Ne)
代替機能 内向的感覚(Si)
劣等機能 外向的感情(Fe)
ISTP
Ti-Se-Ni-Fe
第一機能 内向的思考(Ti)
補助機能 外向的感覚(Se)
代替機能 内向的直感(Ni)
劣等機能 外向的感情(Fe)
内向的思考(Ti)を持つタイプは、「この世のすべての事柄には意味がある」と考えます。
モノゴトの原理原則を思考のなかで追及し続けるのです。
「なぜ人間には意識が存在するのか?」
「宇宙が始まる前はどんな世界だったのか?」
「戦争は本当に悪なのか?」
「人はなぜ生きるのか?」
このように、時に全く答えが出ないような事柄に関しても、答えを突き止めようと思考の旅へと冒険します。
内向的思考を持たない人からすると常軌を逸した行為ですし、他のタイプがマネをしても思考力はそう長く続かないでしょう。
しかし、Tiをメインに持つタイプはこの思考の世界に身を放っている時こそが有意義な時間に感じられます。
またその思考はほとんどが自己完結するため、他者がその複雑な思考の世界のほんの欠片でも知るチャンスはほとんど訪れません。
なので、他者からTiの人がどのように見えるのかというと
「無口だけどたまに訳の分からないことを言う変な奴」
程度にしか見えてない訳です。
このように自分の中で始まり自分の中で終わりを遂げるため、Tiがメインであると他人と情報を共有することに価値を見出さなくなります。
そのため外向的感情(Fe)が劣等機能となります。
そしてこの外向的感情(Fe)が劣等のままだとコミュニケーションに多大な悪影響を及ぼします。
・他人の気持ちに無関心になりコミュニケーションに悪影響を及ぼす
外向的感情(Fe)が劣等になると、感情というモノをないものとして扱う傾向になります。
他人とのコミュニケーションをとるよりも、思考の世界に旅立つ方が自分にとって意義があると感じるからです。
確かに自分の思考の世界に身を投じるのは楽しいですよね、
しかしそうやって、思考と感情の配分を100:0の割合で振り分け続けると、他人と感情を共有する必要性を感じなくなるため、Feの発達余地がなくなりコミュニケーションに致命的な欠陥が生じます。
Feが未発達であると、他人の気持ちに無関心であるため、相手の感情をこちらの世界に引き込むスキルが発達しないため、そもそも相手に話が伝わらない問題が生じます。
Feが未発達な人あるあるですが、「最後まで全部詳細を含めて説明する」というスタンスで話すため、要約したり、感情を交えてテンポよく、時に楽しませて、相手に伝わりやすく話そうとする気持ちが皆無であるため、
話が最後の結論に行きつくまでに確実に相手は飽きてます。
相手はお金を払ったカウンセラーでない限り、楽しくない人の話なんてただの「雑音」に等しいからです。
Feが未発達な「INTP」「ISTP」は論理性を最重要視した言語コミュニケーションに頼りすぎる傾向にあります。
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