不幸自慢したくなった時の対処法
しんどいことをアピールしたい。不幸自慢。承認欲求には、いろいろな形があるが、この大変な状況を認めてもらいたい欲求はやっかいだ。人生ハードモードを進んでいると、呑気に生きている奴(見える)が、うざくなる。
自分が見えていないだけで、見えていないところで、それぞれ大変なことがある。たとえば、家庭の問題とか。その意見は、その通りだし、苦しさを比べるのはナンセンスだ。でも、なんで自分だけこんなに大変なの、と思うことは、誰にでもあるだろう。そんな時、どのようにしてこの気持ちに対処することができるか。
この記事をずっと下書きに入れていたが、全く思いつかない。
ノートに書くとか、信頼している友達に言うとか、もっと大変な人がいて、健康に生きているとか、小さな事に満足するとか、ありきたりなことしか浮かばない。
だから、もうこうなったら、自分がその時にしている独自の対処法を書いてしまおう。それは、「フィッシュマンズ」を聴くという対処法である。
フィッシュマンズは、苦しみを苦しみのまま昇華させている唯一無二のバンドである。
苦しみが快楽となる。
ぎゅーっと苦しい感情が、グルーブになって宙に溶けていく感じがする。下手に、酒、タバコ、セックスに頼るより、フィッシュマンズで代用できると思っている。