
2024.12.1 来年はいつも以上にお金と向き合う事になりそう
この日、今年一年のお金の使い方を振り返り、来年のお金の使い道を考えてみた。
年収は上がったはず。だけど、それに合わせてお金を気分良く使ってしまっていた現実に直面した。
何で計画性の無い…と反省しつつ、子どもが産まれてから、我慢、我慢の連続でぐっといろんなものを耐えていた反動だったのかも。
振り返ると、自分が子どもの頃に想像していたよりも、社会人になってから、定期的にお金に困る場面ばかりだった。
大学を卒業して、なんとか入社出来たのはブラック過ぎる学習塾だった。毎年のようにベテランが辞めていき、私は3年働くのがやっとだった。
その後、IT業界に転職するけど、メンタルをやられてた私は契約社員扱いから、正社員になれず。
正社員でも無いから、お金も碌に持っていないのに、ブラックな環境から脱した反動で、あれこれ好きな事にお金を使った。将来のための貯金、なんて言うものは自分の頭の中には無かった。
その頃、今の奥さんと会って、お付き合いするようになると、急に自分の収入の少なさが目の前に立ちはだかった気がした。
結婚したいのなら、もっと収入上げねばと。そこから、安易に収入を上げるために転職を繰り返した。幸いにも正社員になれたものの、結婚した時には全然蓄えが無かった…のに、結婚する時に母親からまとまったお金を渡してもらえたのは、心の底から感謝した事は忘れられない。
そのお金のおかげで、奥さんとの生活が始められ、結婚式や披露宴を開けた。それまでは大学生になってから、自堕落に過ごしていた自分の事なんて両親は何とも思っていないんだ、と勝手に考えていたけれど、決してそんな事は無かった。
精神的に私が成熟していなくて、不安定な生活をしていたのをしっかり観ていて、何が将来必要そうか、至らない私の代わりにしっかり考えておいてくれたのだ。
そういった家族の支えもあって、子どものことを考える頃には多少のお金の余裕があったはず…だった。
けれど、安定していたのは奥さんがしっかり働いていた頃まで。妊娠した後はいろんな都合で奥さんが仕事を辞めてから、一気に家計が苦しくなった。これから子どもが産まれてくるっていうのに。
だけど、苦しいのは一過性のもので、奥さんがまた働けるようになれば、家計は楽になる、そう期待していた。
奥さんが働き出すのを見越して、職場探しを手伝い、都心から少し遠くても奥さんの職場に近いところに住んだ。
しかし、引越しして半年ぐらいで奥さんがバセドウ病である事がわかり、想定していたようには働けず、私の収入をさらに上げられる環境に移る必要が出てきた。
幸い、ここまで何とか私一人の稼ぎで家計を支え、奥さんは体への負担が少ない仕事をして、自分に必要な分の収入を得てもらっている。
そして来年。
現職での評価は高く無さそうだし、収入は維持。今年は多少の臨時収入があったけど、来年は期待薄。
と考えて予算を立てたら、生活していくだけで精一杯。貯金は本当に少しだけ出来るかどうか。旅行なんて無理っぽい。
こういう予測を良い意味で裏切れるように、あれこれ工夫をする一年にしたい。
旅行にだって行きたいし、家のものだっていくつか買い替えを検討したいものもある。
脳みそは生きているうちにしっかり使って、良い一年だったなと思えるようにしなきゃ。