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2025.01.25 2006年何してた?
毎週の楽しみCalcio2020。
この日は2006年ワールドカップを戦ったイタリア代表メンバーの振り返りでした。
私は当時、何してただろう。
当時は大学生。
期せずして望外なレベルの大学に「入学出来て」しまった事で、表面上は馴染めていたけど、いろんな場面で置いていかれてしまっていた。
そんな中、周囲に置いていかれないような繋がりをつくってくれた一つの要素がサッカーだった。
日本戦をサッカーが好きな友人の家に泊まって見た翌日、みんなで大学に行ったり出来た事は、当時の自分が大学に居場所を確認出来た貴重な機会だったりした。
そんな状況だったから、サッカーの内容を全然覚えていない。
記憶にあるのは中田英寿さんがピッチから起き上がれ無い姿と、ジダンの頭突きによる退場くらいだ。
ネスタは好きな選手だったはずだけど、イタリアを中心に観戦したりしていなかったのは、新しい環境に慣れるので精一杯だったんだろうなぁと振り返る。
だから、サッカーメディアに関わられていた伊東さんと細江さんからダイジェスト的に語られた当時の話はとてもありがたかった。
そんな中、気になったのはワールドカップで優勝するためにイタリアの現状を語られていたけれど、と現地は何か具体的な動きがあるの?という事だ。
確かにワールドカップの優勝はサッカーをプレーする人たちの最も大きな目標の一つであると言える。
しかし、母国開催で優勝できたのは1998年のフランスが最後。記憶が確かなら、フランスはジダンを筆頭とした両親は他国だけれど、子どもがフランス国籍といった移民選手をチームにうまく取り込めたタイミングだったと記憶する。
それ以外は産油国のカタールはアジアでは勝てるチームには仕上がったけれど、ワールドカップでの躍進には繋がらず、グループリーグに全敗している。
それくらい強化が難しいのが、現代サッカーなんだという認識だった。
例えば日本のように自国よりもレベルの高いリーグが他国にあれば、そこに選手を送り込めばいい。
昨今言われるような監督の経験値の問題はあれど、今の日本代表の強さは世界のトップレベルで戦える選手が増えた事で得られたものだと認識する。
じゃあ、ワールドカップで優勝を経験しているイタリアは?というと、きっと状況が異なる。
細江さんが話されていたのはスペイン、イングランド、フランス、ブラジルやアルゼンチンといった国との比較から来ている話だと認識したけれど、現代サッカーの土俵でどこまで戦える選手が育っているか、という点で課題があるのは明らかなんだろう。
ヤマル、ベリンガムを筆頭としたトップオブトップの若い選手を輩出出来ているそれらの国は世界レベルでも安定した強さを発揮している。
イタリアはドンナルンマを輩出したけれど、その後が続かない。
若くして代表の中心になるような選手が出てきて欲しいというのは頷ける。
個人的には現時点で25歳前後のレテギ、バストーニ、カンビアーゾといった選手たちが、ヨーロッパのコンペティションでイタリア各国の躍進を牽引するような活躍を魅せてくれる事を期待する。
イタリアはトップレベルの選手は揃っていると思うけれど、一時のバッジョ、カンナバーロといった世界のトップオブトップの選手は?と言われると、ドンナルンマ…なのかなぁ?という印象。
世界最高峰のワールドカップで勝ち抜くには、チームに一人、二人はバロンドールに近い選手が必要なのかなぁと想像するし、そのレベルがチームにいる事の良い影響が出ているのが、アルゼンチン、フランスやクロアチアなんじゃないだろうか。
いよいよ来年に迫ったワールドカップ。
私はイタリア代表ユニフォームを買おうと画策しているけれど、今のところは現代版マルディーニになってくれる事を期待してカラフィオーリかなぁ。
アーセナルの選手は冨安くんしかり、怪我がちなのが懸念点だけれど、怪我無くワールドカップに望んで欲しい選手。
…なんて書いているけれど、まずは本大会へのキップを獲得してもらわねばならぬのを忘れていた。
予選の段階からしっかり応援せねば!